別マガ班長　『連載枠はどれぐらいあるか』

班ちょ @pakhancho

【連載枠】その漫画誌の定価、部数、実売部数、単行本の総売り上げから、各雑誌の適正なページ数が出ます。（本当はもっともっと複雑な計算ですが単純化すると、という話です） RT @hirakou31 @betsumaga 連載枠てどれぐらいあるんですか？別マガさんなんかは分厚いですけど

班ちょ @pakhancho

別マガの場合は、部数や実売部数は言えませんが、定価は５００円を今後もキープしたいというのは僕と副班長の思いです。単行本の総売り上げは、身もふたもないことを言うと、現状は超優良すぎるので参考になりません。際限なく分厚くできてしまいます。毎月リアカーで運ばなきゃいけなくなるくらい。

班ちょ @pakhancho

だから、指標のために売り上げ１位の作品を計算から除外します。今の別マガで言うと進撃の巨人です。この考えは雑誌の健全化には有効だと思っているので、いつの日か進撃の巨人やどうぶつの国が終了してもそのときの売り上げ１位の作品を除外して損益計算をすると思います。

班ちょ @pakhancho

その複雑な計算の結果。別マガの場合、利益の出る雑誌の厚さは７００Ｐ台くらいです（数字はちょっと曖昧にさせてください）。そのうちカラーページは８Ｐ～１６Ｐです。仮に７００Ｐジャストだとしましょう。７００Ｐに何本の漫画を収容できるか？

班ちょ @pakhancho

以前つぶやいたように単行本は、半年に１冊は出したいので、毎月３０Ｐが下限としたい。できれば５か月に１回で３５Ｐ。すると大雑把に言って２０本の連載枠があることになります。現状は、ショート連載や隔月連載もありますので、合わせて２５本くらいの連載陣。これがご質問の「連載枠」となります。

班ちょ @pakhancho

週刊少年マガジンでは、先述の計算後、だいたい総ページ数が４６０～４８０Ｐくらいとなるので、各作品２０Ｐとして連載枠は２４本くらいとなります。誤解のないよう補足しておくと、進撃の巨人やどうぶつの国に、現状で終了予定はありません。永遠にやってほしいと思っています。

班ちょ @pakhancho

連載枠の話ではこういうことも言えます。例えば、別マガでは、ほぼ全ての連載に「あらすじページ」を１Ｐつけています。２３本の漫画にあらすじをつけると２３Ｐです。乱暴に言って、そのページを失くすと、連載枠が０．７本分くらい出来ます。そうしたほうがいいのだろうか？などと悩んだりもします。

班ちょ @pakhancho

吐露すると、別マガは徐々に僕にとって理想に近づいてきています。今も、半年後、１年後も、かなり面白そうです。つまり、そろそろ長としての僕はお払い箱とすべきなんでしょう。改善案をびしびし提案できない長は必要ないかもしれません。常に前進し、運動を続けるのが雑誌なので。とくに別マガは。