【「麻生クーデター説」の焼き直しに注意!】アベch.ニュース2013/2/17
ヘッドライン
『そもそも、アベノミクスが「三本の矢」(金融政策、財政政策、産業政策)となっているのは言い得て妙である。金融政策を主張しているのが安倍首相、財政政策が麻生財務相、産業政策が甘利再生相で三本の矢というわけだ。
実際、麻生政権では財政政策だけを行い、金融政策カードは使わなかった。その結果、竹中政策の成果が出たころ日本経済は名目GDPが過去10年間で最高値を叩き出したが、麻生時代は、日本がリーマン・ショックの震源地でないにもかかわらず、世界最低のパフォーマンスだった。そして麻生氏は借金だけを残した。
アソウノミクスはアベノミクスの足を引っぱるだけだ。権力闘争としては当たり前なのだろうが、その結果、苦しい生活を強いられることになりかねない国民はたまったものでない。』
完全に「麻生クーデター説」の焼き直しですね。
第一次安倍内閣のときも麻生さんが安倍総理を引き摺り下ろしたという「デマ」が連日報道されました。
以前も書きましたがマスコミは「安倍VS麻生」を演出しようとしています。
今回対立を演出するために利用されているのが「金融政策VS財政政策」の議論です。
例えば金融政策担当の内閣官房参与である浜口教授は
「金融緩和を積極的に行い、財政政策は最小限に抑えるべき」
と言う趣旨の発言をしており、麻生副総理は
「財政出動を行わないと、金融緩和だけしても意味が無い」
と仰っています。
マスコミはここを突いて「安倍総理と麻生総理の意見が対立している」と言ってくる訳です。
しかし、本当にそうでしょうか。
麻生副総理は金融緩和だけでは意味が無いと言っています。
安倍総理は金融政策、財政政策、成長戦略の三本の矢を同時展開していくと言っています。
全く対立していないですよね。
確かに、安倍内閣の中には金融政策に軸足を置く人と財政政策に軸足を置く人がいます。それぞれ専門分野があるのですから当然ですよね。
しかし、安倍総理はその二つを同時にやると言っているわけですから対立する必要は全く無いのです。
マスコミの「演出」に踊らされないよう気をつけなければいけませんね。
ロシアのシルアノフ財務相『日本から、安倍政権の経済政策は最優先の課題であるデフレからの脱却を目標にしたものだという説明があり、G20は日本の立場を理解した』
IMFのラガルド専務理事『為替の動きを心配する声はもちろんあるが、『通貨戦争』と言われるような事態は、今回の会議の時点では起きていない』
日銀
雇用・所得
株価・為替
NY円、反落 1ドル=93円45~55銭、IMF専務理事の発言受け http://t.co/4gCXQcAm
2013-02-16 07:45:23G20
ギャングスタイルでモスクワで開かれたG20に向かった麻生財務相。WSJでも取り上げています(kg)「Japan’s Finance Minister Rocks Gangster-style for G-20 Trip」 - WSJ http://t.co/Ds7ACA8f
2013-02-17 12:13:28G20、為替政策の認識共有で前進―通貨安競争回避を確認 - http://t.co/RLq8vbu9 http://t.co/pAzVDk03
2013-02-17 09:58:16