右翼こそ反戦・反核・脱米を!~日本の伝統思想・大和思想による右翼の原点回帰を説く~

日本人の古来からの拠り所である神道・仏教の観点から右翼を考察しました。神道については今の神道がどういったものであるかというより、原理主義的言説になっている事をご了承下さい。
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ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

日本の思想の源流にこだわり、日本史だけでなく仏教・神道などの本に興味を示す僕は自分では極右だと思っている。で、僕に言わせれば右翼こそ反戦・反核・脱米を提唱し実践すべきだと気づいた。世間一般に言われている右翼は単なる対米追従の利権集団、売国奴と言わざるを得ない。

2013-03-03 14:09:24
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

右翼というとどうしても在特会などのイメージが付いてしまうので、僕の言う「(日本の)極右思想」を「大和思想」と言い換えて何故右翼こそ「反戦・反核・脱米」か説明しようと思う。なお最初に言っておくが、「大和思想」は伝統思想を僕なりの解釈で咀嚼したものなので、言ってみれば丸パクリである。

2013-03-03 17:06:30
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

日本の伝統というと剣道・柔道などの武道や茶道・書道・和歌・能などの伝統文化など色々あるが、その根底にあるのは仏教・神道・儒教の三つだと言えるだろう。その中でも日本の思想の中核と言えるのが神道。

2013-03-03 17:13:44
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

では神道とはどんなものか?もともと神道には教典と言えるものも、神話と言ったのもなかった。「神道の神話と言うと古事記・日本書紀がある」と反論する人がいるかもしれないが、神道の儀礼の痕跡の残っているのは記紀(古事記・日本書紀)の成立より四・五世紀遡る。

2013-03-03 18:09:49
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

神道は開祖もはっきりした教義も救済もある訳ではない。では神道のエッセンスとは何かというと自然崇拝と厄払い、和(分かち合い)と言える。それが権力者(後の天皇)の祖霊信仰と結びつき、神話(記紀)が作られ体系化されるようになる。

2013-03-03 18:48:14
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

やがて日本に朝鮮半島から仏教が伝えられる。元々ないない尽くしだった神道に対して、仏教は開祖も教義も救済もある宗教。この神道は「ない」宗教、一方仏教は「ある」宗教だからこそ融合・補完・共存し、神社と寺院の事を「寺社仏閣」と一つの様に言いながらも、別々の宗教でもありつづけた。

2013-03-03 19:05:02
@maomk68

@Pink_Pig_Gorira 平安時代ごろより明治時代初めまで神仏習合していたんで、神社とお寺が同じ敷地にあったとか、お寺に鳥居あるとか、そういうことがあるんですよ。明治時代に神仏分離令が出てから神社と仏閣はべつのものとなったので。

2013-03-03 19:11:07
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

仏教の開祖は仏陀、本名はゴータマ・シッダールタ(ゴータマが姓。尊い牛の意。シッダールタが名。目的を果たす者の意)。シャカ族の王子だったので釈迦とも。教義をまとめると「因果の道理(原因結果の法則)・諸行無常(全てのものは移り変わる)・慈悲(自他共楽の心)を離れ執着により苦が生じる」

2013-03-03 19:30:34
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

で、ここで強調したいのは慈悲。仏教では「輪廻転生(生まれ変わり)」と言う概念があるので、今世では人間に生まれても前世・来世では人間でないかもしれない。だから慈悲の心は動植物にも及ぶ。

2013-03-03 19:39:26
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

ここが慈悲と似たような概念・アガペーを説くキリスト教と決定的にちがうところ。キリスト教では世界も動植物も人間が統治するために神が創ったとされているからだ。

2013-03-03 19:42:10
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

つまり日本の思想、大和思想の根底にある神道は「自然崇拝」、仏教は「慈悲」どちらも大雑把に言えば「自然・動植物を大切にする」と言う点では「反核」だし、神道の「和の思想」・仏教の「慈悲の心」からすれば当然「反戦」なはずだ。だから「(日本の)保守」が「右翼」であるならば「反戦・反核」。

2013-03-03 19:52:52
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

では近代日本右翼の原点はと言えば、江戸時代に締結せざるを得なかった「日米通商修好条約・日米和親条約」から始まる米国の侵略に対する抵抗運動(尊皇攘夷)であろう。だから右翼は本来「脱米」を主張すべき。

2013-03-03 20:00:46
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

ただ、右翼は明治から敗戦にかけていくつかの間違いを犯した。一つが元々日本は様々な文化を中国・朝鮮から受け入れ融合してきたにもかかわらず、日本は「神国」だから中国・朝鮮は日本より劣っていると見下した事。

2013-03-03 20:13:20
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

もう一つは米国を反面教師として、武力によらず平和的協力による「大東亜共栄圏」を中国・朝鮮と作り欧米帝国主義と抵抗すると言う手も考えられたはずなのに、欧米帝国主義の真似事をして戦争に突き進んだ事。どちらもいざ対米戦争と言う時にかえって中国を敵に回し敗戦する原因になったと言える。

2013-03-03 20:20:19
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

そして、今再び未曾有の国難にある現在右翼の果たす役割と言うのはTPPに依って日本を米国に売り渡すのではなく、自らの過ちを反省・総括し、中国・朝鮮と平和的関係を築き、米国支配から脱却することであり、それが右翼の原点回帰なのではないだろうか。

2013-03-03 20:33:22
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

因みに「反戦・反核・脱米」は左翼も一緒だと言う人がいると思うが、結論は一緒でも思考プロセスが違う。左翼はまず「資本家」と言う敵がいて、それに対して労働者が協力して「革命」を起こし「利益(資本)」を分け合うというもの。

2013-03-03 20:40:55
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

しかし、僕の提唱する「大和思想」は「自他共楽」で本来敵は存在しない。資本主義の経済においても勝者はその利益を「慈悲」の心で社会に還元し、敗者もたとえお金というモノを得る事が出来なくても「布施行」によって社会に貢献出来るというもの(仏教の丸パクリ)。

2013-03-03 20:49:45
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

だから、「脱米」であっても決して「反米」ではなく、米国とも対等に本当の意味での日米平和条約を結ぶ事も「大和思想」の悲願である。

2013-03-03 20:53:07
ぴんくのぶたごりら:高塚あつし @Pink_Pig_Gorira

補足:無財の七施(誰でも出来る七つの布施)。眼施(優しい眼差しで周囲を和ませる)、和顔悦色施(笑顔で接する)、言辞施(優しい言葉をかける)、身施(無報酬の労働)、心施(心から感謝の言葉を述べる)、床座施(場所や席を譲り合う)、房舎施(訪ねて来る人、求めてくる人を一晩泊めてあげる)

2013-03-03 21:10:05