こちら汎人類連邦環境調査庁調査部
- Dr_crowfake
- 2862
- 0
- 7
- 1
「帝国」との闘いに勝利し、平和の到来を喜ぶ汎人類連邦。しかしその内部では、知的種族の共存に向けた闘いが今なお繰り広げられていた……」という設定で汎人類連邦環境調査庁という組織が、領域内部での知的種族権利侵害に立ち向かうお話とか。
2013-03-07 23:04:33「俺等の生存権が犯されている!」と、トレント一族の保護地域で抗議が上がり、行ってみたら人間とエルフが勝手に森林開発してトレントの保護区域を侵犯しており「何やっとるんじゃゴルァ!」と突っ込んだら「人間が攻めてきたんで」「農地広げないと食えないんで」って言い訳するエルフと人間が。
2013-03-07 23:06:28「うう……エルフやトレントは自分たちの領域ってのをすごく大事にするって、人間にはわからないのかしら。もう付き合いだして数千年になるのに」「人間には縄張り概念はありませんからね。理屈では判っていても飲み込めないんでしょう」「この調停はややこしいわよ。もう領域侵犯が入り組みすぎてる」
2013-03-07 23:10:14@syogyomujo_fool 「人魚がおらたちの漁船を暗礁に誘うだ!」「海は私たちのものよ。勝手に踏み込んできたのは貴方たちじゃない」「あの……その問題は第3次セイレーン=人類協定で解決されたはず……」「知ったこっちゃないわよ!」「えうっ」とかいう環境調査庁の新米調査官が。
2013-03-07 23:57:32@ninomae_fumi 新米調査官は弱気な人類で、そのフォローとして派遣されるのがミノタウロス初の法務官とかだとスピンオフが盛り上がりますね。こちらでは主に刑事事件ではなく民事事件を扱うとか。
2013-03-08 00:02:34@syogyomujo_fool 人類の法務官が弱気なのに対してミノタウロスの法務官は原則主義的な上で強気というコンビネーションで、事態がいよいよややこしくなるという。
2013-03-08 00:06:47@ninomae_fumi そうなると二人の上司がやり手じゃないと大変ですね。二人が窮地のときに、さっと庇えるような。新米調査官たちの教師のような立場で。
2013-03-08 00:12:20@syogyomujo_fool 公正信念に基づく行動原理ではなく、利害調整をいかにうまくやるか的なことに長けた政治家タイプの上司がいると、上にも下にも抑えが効くかもしれません。
2013-03-08 00:13:58@ninomae_fumi そのうち政界にうって出てきそうですね。法務官たちの後ろ盾になる感じで。
2013-03-08 00:18:33@syogyomujo_fool 「おい上司殿、次地方判事選に打って出るって聞いたぞ」「えっ聞いてませんよ……」「はしごを外されたな」「えうっ」「まあ気にすんな。上司殿も完全にはしごを外したわけじゃない。いま俺達が直面してる案件までは、自分の首がかかってるんだ、付き合ってくれる」
2013-03-08 00:24:01「おいおい、俺の地方判事選挙の前によくまあこんな問題背負い込んだなあ」「仕方がなかったんですよお! 紛争が激化してて」「ケツもってくれますよね?」「お前さんらの不始末だ、ふかんわけにはいかんさ。だが、貸しにしとくぞ」「ありがとうございます!」とか、上司と法務官コンビがやり取り。
2013-03-08 01:01:42上司の環境調査庁法務官は切れすぎて地元に左遷されたが切れすぎるのを隠して地方で再起しようとしてるおっさん(ヒューマン)、気弱だが真面目な新人調査官はハーフエルフの小娘で、強気な相方はミノタウロスの立場で猛勉強してキャリアを築いてきた猪突猛進派。この3人の間でいろいろ確執がある。
2013-03-08 01:11:16「原理原則的に考えて」「でもそれじゃひっこまないから」「なら引っ込ませるべきでしょう! 法の支配はどうなってるんですか!」「えうっ」「まあまあ、みんなで幸せになろうや」というやり取りが頻繁に。
2013-03-08 01:12:18