潜在癌(Latent cancer) について

まとめました。
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森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@kentarotakahash 潜在癌(Latent cancer )について、少し言及しますと、この言葉はもともと前立腺癌などを中心に高齢者など余命をあまり期待できない年齢層で画像診断や病理検査で癌が偶然見つかった場合を指しています。このため、@iPatrioticmom

2013-03-08 19:35:41
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前1)放射性ヨウ素の摂取で小児甲状腺癌が増えることが懸念しているから検査を行っている矢先に『潜在癌を検出してしまうリスク』を重んじるのは、小児の余命が十分あることを考えても理解できません@kentarotakahash @iPatrioticmom

2013-03-08 19:45:12
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前2)『潜在癌』という用語自体、事後報告的な用語であり、小児甲状腺癌の自然経過を経験しなければ、本当に放置してよいかどうかの固いエビデンスにはなりません。結論ありきではNGということです。@kentarotakahash @iPatrioticmom

2013-03-08 19:51:38
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前3)玄さんの場合、3月まで静観しましょうと言いながら、一方では前立腺癌など別の年齢層での『潜在癌』の危険性を強調されるのは矛盾しています。癌を本当に切らなくていいのか結論は出ていません。@kentarotakahash @iPatrioticmom

2013-03-08 19:54:33
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前4)期待される余命期間が限りなく長い小児の場合、高齢者で偶然見つかった前立腺癌のように、手術できる容態ではない場合を除いて、放射線の影響の有無に関わらずリンパ節や遠隔転移が高率に見つかる癌は@kentarotakahash @iPatrioticmom

2013-03-08 20:02:30
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@Todaidon (承前5)見つかった時点で標準的な治療(手術)を行う方が自然です。たいていの医師は判断に迷ったら、命に関わることを優先して対応するように行動しますし、そこに根拠の不確実な楽観が入る余地はありません@kentarotakahash @iPatrioticmom

2013-03-08 20:10:18
iPatrioticmom @iPatrioticmom

@Todaidon ご丁寧な解説ありがとうございます。そうですよね.... そもそも、子どもについてはわからない、という反論が多かったわけですよね。

2013-03-08 22:21:43

補遺 小児甲状腺癌検査について

森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon

@kentarotakahash 超音波検査は、CTやMRIなど客観的に画像が得られる検査と違って、検査者によっても随分かわってくる性質があるので、現状では『悪性腫瘍が検出された数 / 総受験者数」でシンプルに比較した方がわかりやすいと思います。@iPatrioticmom

2013-03-08 19:33:02
kentarotakahashi @kentarotakahash

はい、福島(0.5〜0.6%)三県(1%)の差異は年齢構成が違うことを差し引いても大きく、検査が同基準かに疑問が。 QT @Todaidon @kentarotakahash 超音波検査は、CTやMRIなど客観的に画像が得られる検査と違って、検査者によっても随分かわってくる〜

2013-03-08 20:51:36
まとめ みつけた甲状腺がんを取らずにガマンするのは、けっこうつらい。 ・甲状腺がん http://www.gsic.jp/cancer/cc_04/hc/index.html がんサポート情報センター(2005年3月) ・このまとめに出てくる玄妙さんとくろちゃんは、医者です。なとろむさんも。 13980 pv 140 5 users 7