『音楽評論家 高橋健太郎さんの直言』 (旧タイトル:「僕はコメント欄にコメントすることも禁じられている」by 高橋健太郎さん 第2章)
あれ、これはソースなしに言ったの? RT @dre_swl: ここまでは誰も言ってないはず。一般人の早川先生にしか言ってのけられない芸当。やろうとしている最終目的は賛成するが医療で極端な物言いはトラブルの元と思うよ→https://t.co/FmnXZ03oYt
2013-03-14 05:38:11だとしたら、火山学者の先生は、小児医療についても、専門家として独自見解を述べるようになったということ? RT @dre_swl: 「子供の甲状腺癌は進行が遅いから・・・放っておいて良い」←これを言ったのは早川先生が始めて。ここが殺し文句という事に気が付かなかったようだ
2013-03-14 05:40:18子供の甲状腺がんは進行が遅い、とは玄妙さんも言っていないと思う。成人の甲状腺がんに比べて、進行が早いことを示唆する資料はありますが。RT @Todaidon: @kentarotakahash 玄さんが最初に言って、それを早川さんが受け売りしたのではなかったのかな?
2013-03-14 06:08:59@kentarotakahash ですね→山下俊一さん:『同時に、大人と異なり、小児甲状腺がんの約4割は、この段階(1センチ以下、数ミリの結節)でみつけてもすでに局所のリンパ節に転移があります。(日本臨床内科医会誌2009年3月)』現在は、非被爆群も同様の経過という報告もあります
2013-03-14 06:40:20↓ 拙速をよしとする、細部にこだわっていたら間に合わない、とする早川さんの限界性が、端的に現れた事象に思われる。一言でいえば、求められるスピードと正確性のバランスは、火山と医療では違うのだ。
2013-03-14 09:07:08火山噴火から人々を救うのは、まさに時間との勝負だろう。拙速を恐れるな。細部の議論よりも、いかに住民を導くかだ、が、早川さんの人生を賭した経験から得られた哲学だろう。
2013-03-14 09:10:37医療も同じように、時間との勝負だ。遅きに失しては、命に関わる。しかし、医療のプロセスは、火山噴火とは違う。火山噴火なら、逃げなさいと言って、火口の方向に逃げる人はいない。
2013-03-14 09:13:11だが、医療ではどうだろう? 誰もが「死」から遠ざかりたいのだが、火口のように、どちらの方向にそれが口を開けているのか、簡単には分からない。
2013-03-14 09:16:39癌が発見されて、治療の必要があると告げられる。しかし、そこからは方向の選択肢が出てくる。この医師と治療するのか、他にセカンドオピニオンを聞きに行くのか? 医師によって、オピニオンは異なる。どの治療法を選ぶのが、最も「死」を遠ざけることができるのか?
2013-03-14 09:20:03患者の側からでなく、次は医師の側から考えよう。医療も時間との勝負だ。医師は自分のオピニオンに沿った治療をすみやかに始めたい。しかし、拙速に陥り、スピードと正確性のバランスを失したら、ここでは物事は進まなくなる。
2013-03-14 09:24:29なぜなら、医師と患者の間には合意が必要だから。インフォームド・コンセントを得る場で、患者から細部の質問が出る。そこで医師は、重箱の隅をつつくな、と言うだろうか? そんな医師からは患者は逃げ出すだろう。別の医師を探し、また検査をしたりしているうちに、病状が進んでしまうかもしれない。
2013-03-14 09:30:40思えば、素人相手には丸めて話す、多少間違ってもいい、とし、細部の指摘に対し、そんなことにこだわるな、と耳を重なかった玄妙さんに、こんな医者にはかかりたくない、と言っていた人が何人もいた。インフォームド・コンセントの観点から批判した専門家もいた。
2013-03-14 09:35:12医療においては、素人相手にも一定の正確性が求められる。重箱の隅をつつくようなことにも、誠意をもって応える必要がある。そうでないと、スピードが得られない。結果、遅きに失して、患者の命に関わってくるのではないか。
2013-03-14 09:40:12火山と同じ早川哲学を医療に持ち込むのは危う過ぎる。早川さんに憧れるあまり、それをやってしまったのが玄妙さんだったとも言えるだろう。
2013-03-14 09:42:57現時点までの健太郎さんのツイートを追加しました。本まとめへの収録はこれで終了のつもりです。興味深い会話はまだまだ続いていますが、続きはどうぞライブでお楽しみください。 http://t.co/fhJxeXjD0N
2013-03-14 09:43:19ちなみに、「経過観察は治療の一環か」なんてのは、医療においても、暇な時に議論すればいい「重箱の隅」かもしれない。一刻は争わないだろう。ま、それでも僕はすぐさま確認するけどね。間違いを放置するのは嫌だから。
2013-03-14 09:54:35ん~…と。「経過観察は治療の一環か」は、早川&玄妙さんサイドにはかなり重要なポイントだと思うな。なぜなら、ガンが発見されたらすぐに「治療」が開始される、患者や保護者には(医師の誘導&家族の不安から)ほぼ選択の自由なく切られてしまう、それでは子どもがかわいそうだ、が骨子だから。
2013-03-14 10:00:36この論には幾つも前提が隠されている。「治療に経過観察は含まれない」はその一つ。他にも「医師はインフォームド・コンセントを重視せずパターナリスティックに振舞う」「患者や家族は不安に苛まれ冷静に考える力がない」など。健太郎さんはこうした前提の一つ一つに「本当?」と疑問を投げかけた。
2013-03-14 10:04:31そのように話者の駆使する暗黙の前提に、一々「それ本当?」と疑問を呈す力こそが批判力の原点でもあるのだけど、玄妙さん(やポチさん)からここまでこの話題をずっと追ってきた方々というのは(ツイッターだけで)相当鍛えられたのじゃないかなと思うな(私含め)。私は、とても面白かった。
2013-03-14 10:13:26進行が早いか遅いか、つまりガンの中でもタチの悪いものかそうでないか…も、発見して経過観察しないと「わからない」。成人病なんかでは、生活指導して様子を見るのは立派な治療だし、ガンに変異しそうな腫瘍を抱えてて定期検査してる人もいる。「知らぬが仏」はやっぱり「人生哲学」の域を出ない。
2013-03-14 10:22:11https://t.co/sF90jYg3Qc これ自体は正しいんだけど、それと住民の人生(の満足度)は無関係なんだよね。誰がどう予算を得ようと、住民が満足ならそれでOK、も成り立つ。住民は別に「原子力ムラ打倒」のために生きてるわけじゃないし、そこに残ったわけでもないんだよ。
2013-03-14 10:26:41(どうも早川さんには、(早川さんの警告を無視して)そこに残った県民・住人は幸福になれるはずがない…みたいな思考の縛りがあるような気がする。そんな狭量は宜しくないように思う。個々の住民も、己が人生を賭けている。他者の賭けはそれとして尊重し、結果を見守るのがよい)
2013-03-14 10:35:15