機関銃から始まった軍事雑談
かつて戦列歩兵は「白目が見えるほど」の距離での撃ち合い、となっておりました。一回撃つと、もう一回撃つまでに間隔があく上、命中率が悪くて効果が低かったわけです。銃の性能が上がるにつれて距離は伸び、幕末の幕府軍歩兵の訓練では400mで射撃開始となっておりました。
2013-03-16 01:36:08そして、撃ちながら少しずつ距離を詰め、270mの距離で「決戦射撃」を行って敵を打ち砕く、というのが幕府軍歩兵の訓練でした。が、実はこの頃には銃の性能が「訓練マニュアルができた頃より向上」してたので、距離を詰めて打ち合うと、あっというまにズタボロになることが明らかになります。
2013-03-16 01:37:52いつ明らかになったかというと、今回の八重の桜でも前半でけっこうでかいバトルになりそうな鳥羽伏見の戦いでして……おせえよっ! そこで負けたら手遅れだよ! であります。その後も日本は西南戦争などで戦列歩兵の撃ち合いが被害が出ることを確認し、日清戦争の頃には500mくらいで撃ち合います
2013-03-16 01:39:56今度は500mくらいで朝から晩まで打ち合っても、互いにあまり被害がでなかったりします。それはそれでいいのですが、ラチがあかない。そしてこの頃になると、歩兵の鉄砲以外の火器が進化をはじめて戦場を左右することに。その代表例が、機関銃でありましょう。弾をばらまく兵器です。
2013-03-16 01:43:33@ninomae_fumi 確かに!機関銃がクローズアップされることの多い第一次世界大戦でも「兵を一番たくさん殺した」のは大砲の弾だそうですからね。
2013-03-16 01:47:34@bakagane @ninomae_fumi 砲撃戦の舞台になって全域を一寸刻みに掘り返された村の空撮写真とかゾッとしますお。
2013-03-16 01:48:34西南戦争でも「赤いシャッポと大砲には、とうていかなわぬ」と薩摩軍をして云わしめた4斤山砲ですが、実のところ砲兵の弾数あたり殺傷率ってのはナポレオン戦争時代からグングン下がっていたり。対砲兵防御陣地の構築技術進歩や、散兵戦術、そして砲兵自体の機動力の低さという難点に直面するという。
2013-03-16 01:49:55@nomu_green @ninomae_fumi 田園風景の戦前の写真とクレーターだらけの戦時中の二枚の写真を並べると、「え? 同じ星?」とか思ってしまいます
2013-03-16 01:50:04機関銃を擁する重火点を潰すには軽量で機動性がありそこそこ威力のある火砲が必要で、それがないと分単位で数十名が死に、あるいは制圧されて攻勢が頓挫します。そこで殺伐とした戦場に鋼の救世主、戦車が!
2013-03-16 01:56:00飛行機と言う名のバランスブレイカーが颯爽登場(`・ω・´) RT @tsukasafumio ああ、続ける前にもう回答が! RT @ninomae_fumi そこで殺伐とした戦場に鋼の救世主、戦車が!
2013-03-16 02:08:44@kanou1 @sweets_street @tsukasafumio 天気予報を読み間違えるとあら不思議自軍の兵隊がry
2013-03-16 02:12:04@ninomae_fumi @sweets_street @tsukasafumio 毒ガスちゃんは風任せの愛され上手で一撃昇天だもん! そういえばヘリって今どういう役回りなんでしょう?
2013-03-16 02:21:39一応、直前まで制圧射を行ったあとに肉薄状態から重火点を迂回して後方浸透し重火点を孤立降伏に追い込むという浸透戦術などというものもありますが、これではあまり大規模な突破ができないんですよねえ……。
2013-03-16 02:00:33@ninomae_fumi という事はナポレオンが野戦砲の規格化・軽量化に熱心に取り組んでいたのはそういった事情があった訳という事ですね。
2013-03-16 02:02:33@Gripen 迫撃砲でもいいっちゃいいんですがあれは直射砲でない上射程も限られるので使い勝手が悪い部分はありますね。直接火力支援的には。ただ近年の改良によりいろいろな分野で置き換えられてます。
2013-03-16 02:08:41