センスでつかむしかなかった段落関係図を、論理で解く
- FukushimaKokugo
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そうこうするうちに発売日間近だな。最新刊 『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集【2】』福嶋隆史著(大和出版)(3/22発売) http://t.co/C5j7OCLnnJ
2013-03-21 00:19:19たどる力の〈目玉〉――「むすんでたどる力」92~95ページ 第一弾の問題集では、「ア、だからイ、だからウ」といった一直線の因果関係しか提示しませんでした。しかし今回は、もうワンランク上の考え方を提示しています。それが、「むすんでたどる力」です。
2013-03-21 00:21:08一つの結論に対し二つの根拠が必須となる場合、これを一直線の図式(および文)で整理しようとすると、ア・イ・ウの各パーツがやや複雑になる傾向がありました。これを、より単純化して提示したのが、今回の「むすんでたどる力」です。
2013-03-21 00:21:29総合問題の〈目玉〉――「段落関係図」104~107ページ 多くの子が苦手とする、段落関係図の問題。「関係の整理力」が論理的思考力である以上、これを乗り越えさせてあげるのも「ふくしま式」の役目です。
2013-03-21 00:22:22段落関係図の「謎」とも言える、線の意味(縦線がどんな関係を意味し、横線がどんな関係を意味するのか)を分類・整理し、明示しました。
2013-03-21 00:22:38これは、おそらくどんな問題集にも載っておらず、どんな塾でも教えていないのではないかと思います。まさに目玉、画期的な内容です。今すぐ、チェックしてみてください。
2013-03-21 00:22:47段落関係図というのは、 ① | ――― | | ② ③ ――― | ④ みたいな感じの、あれです。そう。あれです。 これ、縦線や横線がそれぞれどんな「関係」を意味しているのか、考えたこと、ありますか?
2013-03-21 00:25:29段落関係図を読み取れない子たちに対し、「なんでこれが分からないんだ」と責め寄るしかなかった先生方。これからは、笑顔で教えることができますよ。
2013-03-21 00:29:32関係図なわけですからね。なにしろ。大別して、同等関係、対比関係、因果関係、そして並列関係、補足関係。このどれかなんです。
2013-03-21 00:30:31これまでの段落関係図は、直感的な把握ばかりを要求してきた。要するに「センス」。それじゃいけない。国語は論理。真似できる技術でないといけない。その意味で、段落関係図の謎を解き明かした価値は大きい。
2013-03-21 00:32:05以下、2015/6/13~15に記載
◆読売新聞2015/6/13夕刊の記事の一部が、私の本の内容と酷似している。◆
読売新聞2015/6/13夕刊:読売新聞で学ぶ「中学受験国語」テーマ 問題文の読み方2(小泉浩明氏による)の記事の最上段より引用(以下――の間)
――それからもう一つ。文章の構造をはっきりつかむためには、文章内の段落の関係を図にしてとらえることも重要です。こうした図は「構造図」と呼ばれていますが、図にする場合はここでは、段落1と段落2が「同等関係」「因果関係」「補足関係」などの時は、図Aのように上下に結びます。また、段落1と段落2が「対比関係」「並列関係」の時は、図Bのように左右に結びます。――
(図A……下記自著の図Aとまったく同一)
(図B……下記自著の図Bとまったく同一)
複雑な段落関係図の基本パーツ(横線・縦線)を、関係性をもとにして明確に2つに分類するというのは、おそらく私の本が日本初。
2015-06-14 00:27:39クレームつけるほどのことでもないかとも思ったが、どうも釈然としないので、読売新聞のサイトから意見を送った。
著作権法では「方法そのもの」「考え方そのもの」は保護されない。同業者間で「方法そのもの」が似るのは、当たり前のこと。問題は、その方法を組み立てたり順序立てたりしたときの「表現」に創作性が認められるかどうか。今回の一件では、それはおそらく難しい。
2015-06-14 02:10:55まあ小泉さん、もし万一このツイートを見ていたら、安心してください。訴えるなどということはしませんから。私も、小泉さんの本で学んだこともありますから。
2015-06-14 02:14:37