救急医療における、いわゆる「たらい回し」についての議論
@natrom なとろむ先生、はじめまして。ポンスケと言います。御教示頂きたいことがあります。「受け入れ不能」と言い直して、「即効」で「医療崩壊」を周知させ、現状を止められる方法があれば、お教え願えれば幸いです。 現場での参考としますので、是非。お時間ある時でもちろん結構です。
2013-03-24 17:13:10@janeway_tlr2 こんにちは。『「受け入れ不能」と言い直して、「即効」で「医療崩壊」を周知させ、現状を止められる方法』は存在しないと、私は考えます。
2013-03-26 17:04:07@natrom 残り僅かな救急医療人生と僅かな気力を残した「ポンスケ」医に対して、御多忙の中、御返事頂け、誠に感謝申し上げます。>こんにちは。「受け入れ不能」と言い直して、「即効」で「医療崩壊」を周知させ、現状を止められる方法』は存在しないと、私は考えます。
2013-03-26 17:59:09注:禁煙ポンスケさんが私にリプライした理由は、おそらく、■受け入れ先を探すことに対して「たらい回し」という悪意ある言葉を使うのがそもそも問題 - Togetter( http://togetter.com/li/475839 )のコメント欄をご覧になってのことだと思います。
NHK NW9「訴訟のリスクを感じて受け入れを断る場合がある」 と言ったら「患者の命と自分の生活とどちらが大事ですか」とキャスターが聞いたらしい。 「今の日本では、助けようと頑張っても、失敗すれば、感謝されるどころか、非難される風潮がある」と言えばよかったとある医師が回答。
2013-03-29 23:14:23医師が自分を犠牲にしたら、自分が現在担当している患者と、未来に担当する患者に迷惑をかける。だからある程度自分の健康を守る必要がある。その基準をどこにおくか。目の前の患者を守るために、みていない患者をお願いする事も
2013-03-29 23:19:46@yukitsugu1963 感謝求めて医療するのですか?失敗ではなく、残念だけれど助からなかったこと、精一杯説明して、わたしこれまで訴えられたことありません。わたしの周りにいる何十、何百人と医者もね。もし、不理尽な事で訴えられたら、戦えばいい。そういう空気作ってね。政治家さん。
2013-03-29 23:20:56「精一杯説明して、わたしこれまで訴えられたことありません」ってのは、「ヨード系造影剤を使って、わたしこれまでアナフィラキシーショックを経験したことありません」ってのとどう違うのだろう。
2013-03-30 08:34:06「最悪の事態を想定する」という医師の習性というものがありまして、たとえば胃部不快を主訴に受診した人のたいていはただの胃炎とかですが、「もしかしたら胃がんかもしれない」とか思うんです。検査前確率が十分に低ければ必ずしも検査しませんが、胃がんの可能性については心に留めておきます。
2013-03-30 09:22:33ヨード系造影剤ならショックのリスク。薬だったらスティーブンス・ジョンソン症候群の可能性。最悪の事態を恐れていたら何もできませんが、念頭には置いておくんですな。稀な「最悪の事態」については、教科書や医学雑誌からも情報を収集します。自分や周囲の経験で「大丈夫」とは思いません。
2013-03-30 09:23:03そんで訴訟リスクなんですが、ちゃんと誠意を持って診療にあたり、十分な説明をすれば訴訟リスクはかなり低いのでしょう。でもゼロではない。平均的な医師は、自分や周囲の経験で「大丈夫」とは思わず、稀な「最悪の事態」についても想定します。
2013-03-30 09:23:19常識的な人になら、医師が手段を尽くしても不幸な結果になることもあるなんて容易にご理解いただけるのですが、もしかしたら、患者さん本人かご家族が「プロが失敗したら責任は存在する。車の修理を整備士が失敗しても感謝しろとでも言うのか?」と考えるような常識のない人かもしれないわけですから。
2013-03-30 09:23:48「救急搬送:埼玉県、新システム導入へ タブレット端末で受け入れ先検索」。他の対策も並行して行わないと「カバーできる所が存在しないことが瞬時に分かるようなシステム」にしかならないよ。 http://t.co/ZqqpoNkiZ1
2013-03-30 10:19:32全然ちゃうわ!何も策ないのに黙っとれや! じゃかましいわ! RT「精一杯説明して、わたしこれまで訴えられたことありません」ってのは、「ヨード系造影剤を使って、わたしこれまでアナフィラキシーショックを経験したことありません」ってのとどう違うのだろう。なとろむ @NATROM
2013-03-30 12:03:10.@janeway_tlr2 質問よろしいでしょうか。禁煙ポンスケ先生の経験としては、精一杯説明して訴えられたことはないのでしょう。それはそれとして、「精一杯説明しても訴えられることがある」ということには同意できますか?
2013-03-30 17:16:07@natrom もちろん、同意できます、わたしの病院でも、年間、数例は起きてます。こちらに落ち度がある事例もありますが、理不尽なことで訴えられています。>「精一杯説明しても訴えられることがある」ということには同意できますか?
2013-03-30 18:06:18@natrom 質問に答えての続く会話がないようなので、訴えられれば、直ぐに現場を把握していない院長がでてきて(特に、大病院で)、マスコミに対応し謝罪する(その科の先生に落ち度があるとはとても思えないのに。院内での派閥争いの中)、この密室性、この対応も非難してます。
2013-03-30 18:14:41@natrom だから、なぜ戦えないのか?とTW上で幾度か記載しましたがね。しかし、落ち度ある場合もありますよ。それは、内々で処理される場合あり、マスコミに出ない(派閥争い?)。この透明性なき、マスコミ利用を非難しています。
2013-03-30 18:17:44少しの一歩でもいちゃもんつける体質。>「救急搬送:埼玉県、新システム導入へ タブレット端末で受け入れ先検索」。他の対策も並行して行わないと「カバーできる所が存在しないことが瞬時に分かるようなシステム」にしかならないよ。by NATROM
2013-03-30 18:42:49@janeway_tlr2 「理不尽なことで訴えられることもある」という点について合意できそうで嬉しいです。それはそれとして、「わたしの病院でも、年間、数例は起きてます」と、「わたしの周りにいる何十、何百人と医者もね」とは矛盾するように思われますが、いかがでしょうか。
2013-03-31 08:59:16@janeway_tlr2 「院内での派閥争い」や「密室性」については、話には聞きますが、幸いながら私自身は経験したことがありません。そのような問題点を禁煙ポンスケ先生が指摘するぶんには反対しません。しかし、「理不尽訴訟」はまた別問題です。
2013-03-31 08:59:56@janeway_tlr2 「理不尽な事で訴えられたら、戦えばいい。そういう空気作ってね。政治家さん」という提言はとても良いと思います。ただ、そのような提言に加え、「理不尽なことで訴えられることが委縮医療を招いている」ことを周知することも、「小さな一歩」ではないのでしょうか。
2013-03-31 09:00:26@natrom 先生もお忙しいと思いますが、あと30分で病院へ、仕度中。すいませんが、一言ずつ。医療界の透明化の理念で共通していると考えます。患者の言い分が正当である訴訟も理不尽な訴訟も公開せず、すぐ示談しようとする体質。>「院内での派閥争い」・・理不尽訴訟」はまた別問題です。
2013-03-31 09:08:52@natrom 何百人はわたしが育てられた医局の先輩、後輩も合わせての同門会、年間数例は、わたしが今救急をやっている医療機関でのことです。>「わたしの病院でも、年間、数例は起きてます」と「わたしの周りにいる何十、何百人と医者もね」とは矛盾するように思われますが、いかがでしょうか。
2013-03-31 09:12:59なとろむ @NATROM 先生は、そのようなやり方が近道であるとお考えなら、そうすれば良いではないですか? わたしは反対の貴殿と反対の意見をもつ者。< @NATROM 「理不尽なことで訴えられることが委縮医療を招いている」ことを周知することも、「小さな一歩」ではないのでしょうか。
2013-03-31 12:34:37