- mizunotori
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7月新刊の共著です。ライトノベルについての研究論集。『らのすき』では物足りないという方はぜひ。 ライトノベル・スタディーズ | 青弓社 http://t.co/mN5HMHRVJc
2013-05-16 22:33:10久米依子先生の御高著。少女小説関連はこちらに。 「少女小説」の生成 | 青弓社 http://t.co/QggESFO9GQ
2013-05-16 22:34:29小野不由美『十二国記』や、当時のコバルト文庫作品をはじめ、80年代後半~90年代までの少女小説が、いかに歴史的にライトノベルではなかったかという。
2013-05-16 22:36:33少女小説をライトノベルに含めたがる人は、現代の読者としての視点しか持っていない気がするんだよね…たしかに外形やキャラクターの作り方は一見似ているように見えるけれど、歴史的な見方や、作り手が誰を対象に小説を書くか、想定読者が作品にどう影響するか…が完全に抜け落ちている気がする。
2013-05-16 22:38:39ちなみに、Amazonのタグで少女小説が「ライトノベル」になってる…って反論はなしの方向で。あれは、作者や版元がそういう意識を持っているわけではなく、売り手がレーベルを勝手に分けているだけなのでw
2013-05-16 22:40:07@oh_mitsukitei 大橋先生は「マリア様がみてる」はラノベだと思いますか? 私が調べたところではかなり賛否両論なようなのですが
2013-05-16 22:40:59@sisio01 だから、少女小説w読者がそれを読んでどう感じたのか…だけで、ジャンル分けはできないのですよ。
2013-05-16 22:43:45@kansenchan 当時のコバルト出身組は、「物語が語れる」人たちなんですよね…実は作家のなかでも、そういう書き手は意外に少ないんですが。
2013-05-16 22:46:28@oh_mitsukitei 自身への向き合い方が純文学なんかよりもがっちりしていたかもしれませんね。当時のやおい系の作家(マンガも含む)もそうだと思うのですが、社会への出口が少なく、先鋭的になっていたと思います。その分、テーマがエロかったw
2013-05-16 22:50:05@kansenchan 尖っている感じがよかったんですよね。90年代に枠組みがどんどんパターン化してから、牙がなくなったというか。エッジの効いた小説が出版できなくなるとジャンルが衰退するというのは、一時期のSFや、1950年代の少年小説と通じている気がします。
2013-05-16 22:53:51@sonicmasa80 でも、たとえばラノベ作家がコバルトに原稿出したら、ほぼ間違いなく企画すら通らないんですよ。書き手からすると文法が根本的に違うし、作者と読者との関係も違う。これは、読者として読んでいると分からないかもしれないです。昔は、多少の行き来もあったんですけどね。
2013-05-16 23:22:52そりゃラノベ史を語るなら少女小説とラノベを混同してはいけないという論は一理ありますがあーた、「えー、十二国記もビブリアもRDGもラノベだろwww」と思ってる現代の読者に「現代の読者としての視点しか持ってない!」と憤ったところでダメージゼロだよ!
2013-05-16 22:53:31http://t.co/CclwaBqxy4 逆に「ライトノベルを少女小説に含めたがらない人」の気持ちが気になります。>少女小説をライトノベルに含めたがる人は、現代の読者としての視点しか持っていない気がするんだよね
2013-05-16 23:22:58前田珠子を一二冊読んだぐらいだけど、80年代後半~90年代までのコバルトが全て(現代で言う)ラノベではなかった、と主張する方が逆に無理があるんじゃなかろうか。
2013-05-16 23:28:45http://t.co/LlIYy8OBp7 それ言うなら、当時のスニーカー(角川青帯)やソノラマだってラノベじゃなかったと思うんだよね。>小野不由美『十二国記』や、当時のコバルト文庫作品をはじめ、80年代後半~90年代までの少女小説が、いかに歴史的にライトノベルではなかったか
2013-05-16 23:35:56