豪州のCTを受診した子供68万人の癌リスクについて

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studying @kotoetomomioto

【メモ】Cancer risk in 680 000 people exposed to CT scans in childhood or adolescence: ~study of 11 million Australians http://t.co/YcEzVjPpRc

2013-06-03 17:18:56
studying @kotoetomomioto

【メモ】↓豪州のCTを受診した子供110万人の癌リスク。平均観察期間9.5年。平均ドーズ4.5mSv。白血病と骨髄異形症候群?について約4%/mGyの過剰発症。今回(のサンプルサイズでは)特に固形癌に対しても有意で全癌に対し3.5%/mSv。とのこと。

2013-06-03 17:45:43
studying @kotoetomomioto

【メモ】白血病については英国のkendallらhttps://t.co/btTtKiDOEMの「赤色骨髄に対し12%/mSv」とドーズや観察期間を考慮すると、あまり違わない感じ。いずれも100万人くらいのサンプルサイズだと「累積数mSv」でも有為差はちゃんと見える、と。

2013-06-03 17:54:07
studying @kotoetomomioto

【メモ】しかも、今回の調査では固形癌を含めた全癌についても(勿論、英国の自然放射線の研究でも傾向は見えていたけど)「有意」に差があった。かつ、リスクのオーダーから言っても「子供10mSvの過剰被曝」というのは受け入れ難いレベルの様に思われる。

2013-06-03 17:58:48
iPatrioticmom @iPatrioticmom

@study2007  解説ありがとうございます。68万人中 9.5年で3150人発症なら、1年あたり331.5人で、10万人あたり48人とかですが、豪州の罹患率って、ずいぶん高いですよね。日本は10人ちょっとくらいのようです http://t.co/Y8pUx4Ar65

2013-06-03 18:38:33
studying @kotoetomomioto

なるほど。まあ比較としては同じ豪州の子供って事になるんでしょうし被曝リスク水準としても最近の他研究とコンパラの様ですが、確かに100万人規模の同種の調査を日本でも(私が知らないだけかもですが)やって欲しいですよね。@iPatrioticmom

2013-06-03 18:50:36
iPatrioticmom @iPatrioticmom

@study2007  あ、すみません 勘違いでした。 19歳までに受けて、9.5年後ですから、29歳までの罹患率で比較しないとだめですね。忘れてください~^^;

2013-06-03 18:50:42
iPatrioticmom @iPatrioticmom

@study2007  日本でも、20歳代の子宮+子宮頸がんだけ妙に増えているみたいですね...  http://t.co/rAAQLri3wS このあたりが加わると、それほど変わらなくなるのかもしれません。

2013-06-03 18:57:11
studying @kotoetomomioto

あ、はい。まあ絶対値はともかく、最後のページのFig3は色々考えさせられます。パトリさんのtweetでこの論文に気付きました。いつもどうもです。@iPatrioticmom

2013-06-03 18:59:24
iPatrioticmom @iPatrioticmom

@study2007  1いえ、わたすはmoon先生におしえてもらいましたです^^

2013-06-03 19:01:30
studying @kotoetomomioto

あ、失礼しました。がん登録1090万人分のうちCT受診68万人、のサンプルサイズでしたorz。@jun_makino

2013-06-03 20:37:02
Jun Makino @jun_makino

まあこういう人もいる→ http://t.co/9Z5hwA6XBc LNTが低線量域まで科学で証明される日は未来永劫ありません。

2013-06-03 20:44:32
Jun Makino @jun_makino

まあ、科学は何かを証明するものじゃないから、↓は自明に正しいといえなくもない。もちろん、100mSv以上でも証明はされてない。確からしい、というだけ。で、数 mSv でも確からしくなりつつあると。

2013-06-03 20:47:24
studying @kotoetomomioto

【訂正・追加】あ、すいません、あと平均4.5mSvは1回のスキャン当たりで個人累積だと平均6mSvぐらいの様でした。「68万人×6mSv追加」で統計的には有意に見えてる、、つまり例えば20万人×15mSvぐらいでもあるいは?という感じかもしれません。@jun_makino

2013-06-03 21:33:43
Jun Makino @jun_makino

@study2007 あ、でも、スキャン1回だけのグループで十分有意ですね(図2)。10σくらいありますよこれ。

2013-06-03 21:47:30
studying @kotoetomomioto

ですね。そうするとTable2の回数内訳を見ると「1回だけ。平均4.5mSv。56万人」でも十分有意、、なんでしょうね、やっぱり。@jun_makino

2013-06-03 21:54:42
studying @kotoetomomioto

あ、でも、測定部位の内訳的に「1回目が脳」の可能性も高そうな感じなので「1回だけグループ」の平均を4.5mSvで考えて良いかどうかはちょっと慎重に見積もった方がいいかもしれません。私が読落してるだけかもなのでもう少し考えてみます。@jun_makino

2013-06-03 22:08:55
studying @kotoetomomioto

まあ「all cancer」ってやつが「脳スキャンの後の脳腫瘍」を除き、かつ、「脳スキャンの後の他部位」を全身線量に平均化したもので評価したもの、、、なら4.5mSvで良さそうではある。

2013-06-03 22:20:03
Jun Makino @jun_makino

http://t.co/B5tdGpIk2B Cancer risk in 680   000 people exposed to computed tomography scans in childhood or adolescence:

2013-06-03 22:22:07
Jun Makino @jun_makino

data linkage study of 11 million Australians

2013-06-03 22:22:08
Jun Makino @jun_makino

4.5mSv で 16% 上昇。 ± 2 σ が 0.13-0.19 なので 1 σ =0.015 くらい、つまりこの結果は 10 σ くらい。 3 σ になるには 1 桁少ないサンプルでいいことになる。 5 万人くらい。

2013-06-03 22:22:12
Jun Makino @jun_makino

LSS では 8 万人で 100mSv くらいが統計誤差の限界だったのに、この調査ではずっと少ない被曝で影響がでているのは、小児甲状腺がんの場合と同じく子供では元々の発症が少なく、同じ被曝量での相対的な発がんの増加が全年齢平均よりずっと大きいからであろう。

2013-06-03 22:22:15
Jun Makino @jun_makino

絶対的な発症数は必ずしも大きいわけではない。とはいえ 68 万人に対して 608 人なので、 1000 人に 1 人くらい。 ( 表 3) これは 6mSv に対しての値。

2013-06-03 22:22:17