プロボノ―新しい社会貢献新しい働き方(嵯峨 生馬) 読書メモ

『』かっこが引用文です。たまにひとりごとが交じります。
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いちのせき @Ichinoseki

『プロボノは辞書的に定義すると、「社会的・公共的な目的のために、自らの職業を通じて培ったスキルや知識を提供するボランティア活動」』 #プロボノ

2013-06-10 15:13:53
いちのせき @Ichinoseki

『NPOは、自分にとって表向きは「支援の対象」かもしれないが、実際には、NPOと関わるほど、自分自身が知らなかったことを教えてもらい、それから先の人生において生かしていけるエッセンスを凝縮した形で持っている人たちなのだ、ということに気づかされる。』 #プロボノ

2013-06-10 15:14:11
いちのせき @Ichinoseki

『そうは言っても、プロボノはボランティア活動の一種。「自発性」と「無償性」によって支えられる活動。プロボノを誰かによって強制されることはあり得ないし、原則として「無償」の行為であることが前提だ。』 #プロボノ

2013-06-10 15:14:18
いちのせき @Ichinoseki

『「参加はするが、運営はしない」。 単発的なイベントや、お膳立てがしっかりなされた活動にはボランティアが集まるが、継続的な参加を必要とする活動だったり、事前準備や事後のフォローなどを含めた運営管理業務にはボランティアを集めるのは難しい。』 #プロボノ

2013-06-10 15:14:28
いちのせき @Ichinoseki

『プロボノは、あくまで、公共的な利益のもとに活動するNPO等を応援する、社会貢献のための活動だ。だが、プロボノを通じて、参加する人自身も、自分の働き方を改善することができるのではないか。 』(プロボノのプロジェクトの進め方が示された「ブループリント」に出会う文脈で。) #プロボノ

2013-06-10 15:14:39
いちのせき @Ichinoseki

『NPOの理事の大半はボランティアによって成立している。理事は、人脈が豊富にあるか、資金調達が得意か、NPOのために人生をささげるか。直截的にいえば、「ヒト」「カネ」「労力」のそのいずれか少なくとも一つが求められる立場である。』 #プロボノ

2013-06-10 15:14:51
いちのせき @Ichinoseki

『社会貢献活動は大きく分けて「資金の提供」「人手の提供」「基盤やリーダーシップの提供」という三つに大別される。』 #プロボノ

2013-06-10 15:14:54
いちのせき @Ichinoseki

『2008年、「リーマンショック」は米でのプロボノの急拡大につながる3つの契機を与えた。』1.企業の社会貢献の資金的支援が困難に。 2.米政府の「ビリオンプラス・チェンジ」キャンペーン。資金より人材提供の奨励。3.失業者増加などによる労働力の"余剰"。#プロボノ

2013-06-10 15:15:05
いちのせき @Ichinoseki

『日本において1998年、特定非営利活動法(NPO法)の成立。NPOが法人としての立ち位置を確保できるようになった。』 #プロボノ

2013-06-10 15:15:17
いちのせき @Ichinoseki

『日本の"寄付市場"は1兆395億円。これは米国のおよそ30分の1程度。(日本ファンドレイジング協会『寄付白書』2010年)』 #プロボノ

2013-06-10 15:15:39
いちのせき @Ichinoseki

『ドラッカーは、NPOの成果を「人の変化」と解説している。「非営利組織とは、人を変えるためのチェンジ・エージェントである。その成果は、人の変化、すなわち行動、環境、ビジョン、健康、希望、そして何よりも能力と可能性の変化となって現れる」。』 #プロボノ

2013-06-10 15:15:52
いちのせき @Ichinoseki

『多くのNPOは、自らが取り組む特定の分野については深く専門的な知見やノウハウを持っている一方で、事業計画の策定、事業展開の戦略立案、広報・コミュニケーション、人材育成・組織づくりなどにおいては、十分なノウハウがあるとは限らない。そこがプロボノの機会なのである。』 #プロボノ

2013-06-10 15:16:08
いちのせき @Ichinoseki

『リーマンショック以降、大幅に企業内でスキルアップをする機会が減っている。会社が自身の成長にまで責任をもってくれるという期待を、抱きづらい環境になりつつある。その分を、社外のさまざまな接点をつくりだすことによって補っていくことは合理的な選択。』 #プロボノ

2013-06-10 15:16:24
いちのせき @Ichinoseki

『プロボノ活動を業務の一環として位置づけ、有給でプロボノに取り組むことを認めている企業がある。参加するメンバーを社内で募集・先行している。』 #プロボノ

2013-06-10 15:16:31
いちのせき @Ichinoseki

『日々の仕事に直結するスキルアップというよりも、視野の広がりや人脈の広がりなど、間接的で中長期的な自身の成長につながる可能性に、より強く期待する傾向が見てとれる。(プロボノプロジェクトへの参加者アンケートより)』 #プロボノ

2013-06-10 15:26:17
いちのせき @Ichinoseki

『成功するプロボノの条件①プロボノワーカーの知識と心構え』 普通の企業にできていることができていないのは当たり前。上から目線の評論家にならない。NPOという制度や組織形態などの基礎知識をもつ。その上で、NPOの存在意義を感じること。チャレンジできることを楽しむこと。 #プロボノ

2013-06-11 02:23:59
いちのせき @Ichinoseki

『成功するプロボノの条件②NPOの受け入れ体制』 依頼が抽象的になりがちだが議論を尽くすこと。具体的な知識はなくとも、NPOの中で暗黙の前提(←重要)や、成果物への期待を共有する。あと、意思決定のプロセスのブレを防ぐこと(個性的な理事が多かったりするw)。 #プロボノ

2013-06-11 02:35:29
いちのせき @Ichinoseki

『成功するプロボノの条件③進行管理』 ①②をクリアして熱意に燃えたプロボノワーカー、依頼範囲以上に力を発揮したくなる。だが、現実には思ったほどの時間と労力は割けない。本来の依頼範囲を全うすること。情熱に頼りすぎず、現実的に実現できることを着々と実施していくこと。 #プロボノ

2013-06-11 02:43:27
いちのせき @Ichinoseki

『米タップルートが提供するプロボノサービス。 【人事】人材マネジメント戦略、生産性向上戦略、組織拡大戦略、理事の採用 【経営】経営戦略基礎資料、成果の評価指標、競合・パートナー分析、財務分析 【マーケティング】ブランド戦略、パンフレット、年次報告書、Webサイト』 #プロボノ

2013-06-11 03:26:16
いちのせき @Ichinoseki

『生産性向上戦略』、具体的には、業務の棚卸し、業務プロセスの改善、スタッフの適性配置などを行うコンサルティングなど。 #プロボノ

2013-06-11 05:03:53
いちのせき @Ichinoseki

『プロボノプロジェクトのマネジメント枠組み①プログラム設計』 ・支援対象の決定 ・支援内容の決定 ・進行ガイドの作成 ・メンバー構成の検討 #プロボノ

2013-06-11 03:28:49
いちのせき @Ichinoseki

『プロボノプロジェクトのマネジメント枠組み②-1 NPOとの調整』 ・支援先の募集 ・審査(書類選考、面接) ・NPO向け説明会の開催 ・覚書等の締結 #プロボノ

2013-06-11 03:30:34
いちのせき @Ichinoseki

『プロボノプロジェクトのマネジメント枠組み②-2プロボノワーカーの確保』 ・プロボノワーカーの募集 ・登録の受付と確認 ・プロボノワーカー向け説明会の開催 #プロボノ

2013-06-11 03:37:34
いちのせき @Ichinoseki

『プロボノプロジェクトのマネジメント枠組み③プロジェクトマネジメント』 ・進行管理ツール ・日常的なモニタリング ・資料テンプレートの提供 ・緊急時のサポート #プロボノ

2013-06-11 03:38:34
いちのせき @Ichinoseki

『プロボノプロジェクトのマネジメント枠組み④評価とフィードバック』 ・NPOに対するアセスメント ・プロボノワーカーに対するアセスメント #プロボノ

2013-06-11 03:39:26