刃物の話が進化論に…道具の「進化」と生命の「進化」
包丁に限って言っても、たとえば長大な刃渡りになったのは大動物を解体して肉を切断すると謂う目的性に伴うものなのに、結果的には「この形態の武器だったら切断よりも刺突のほうが向いてそうだなー」と思っちゃう牛刀とか鮪包丁とか、いろいろ捻れているな(笑)。
2013-06-11 23:19:28柳葉包丁とかふぐ引きなんてのも、あれは薄く鋭利にスライスする為にあんな形態になったんだけど、対人武器として使うなら最終的には刺突武器だよな、みたいな話に流れていっちゃうわけだな(笑)。
2013-06-11 23:23:25@chronekotei 【JayNoyes】 2man KATA part5 ‐ ニコニコ動画(原宿) http://t.co/Dn7rmixldI こういう面倒くさいことをやろうと思うか諦めるかで違ってくるワケですねえ。
2013-06-12 00:00:34@neko73 或る目的の為に使う道具を正しくその目的の為に使うには体技の方法論までがセットになっているわけです。その一方で、特定の形状をしている物質をまったく体技抜きで特定の目的に使うのにはどう謂うやり方が便利か、みたいな観点もあって、大概その両者の総合になっているわけですね。
2013-06-12 00:23:48@chronekotei どういう前提で使用するかって話をすると結局その地域の資源量とか社会構造みたいな所まで話が及んだりするのが怖い所ですねぇ。
2013-06-12 00:32:52金属製の鎧を着用するようになると、モーニングスターとか鏨と金槌が有効な武器だとか、相手が重装騎兵ならまず馬から落とす武器が発達するとか、まあそんな話になっていくわけで(笑)。
2013-06-12 00:27:14刀剣の話を論じるなら、当然「どう謂う状況でどうやって何を切る・突くのか」と謂う話になるから、楯や鎧、馬と謂う機動力の話をしないわけにはいかない。話の裾野が広がって、もの凄く複雑な話になる。
2013-06-12 00:37:19@chronekotei 息子にその質問をされたらああ言おうこうも教えようと手ぐすね引いているのですが、なかなか引っかかってきませんw
2013-06-12 08:47:00@geppeeee 鎧兜は危険ですね。日本の武具甲冑の話だけで済めばまだしもですが、西洋甲冑や中国の話になるとキリがないですし。
2013-06-12 08:59:36たしか以前その話が出た時は、戦闘法、製法、思想、社会史とかいろいろなアプローチでいろいろ理由はあるが、「たまたま発達しなかった」くらいが妥当じゃないかみたいな結論だった記憶がある(爆)。
2013-06-12 09:09:42@geppeeee まさにそんなイメージだと思いますよ(笑)。そうなった強い理由はなくても、弱い理由が幾つかあって、それで問題がなければたまたまそう謂う形になることもあると謂う感じでしょう。
2013-06-12 09:14:17問題なのは、好き者はそんな話をするのが面白いけど、別に特別な興味のない人がそんな煮え切らない話を聞いて面白いか、と謂うことで(爆)。
2013-06-12 09:16:32道具の発達史みたいなのはそう謂うパターンが多いな。たしかに今の現状は歴史的経緯によって跡付けられるけど、それはそうあらざるを得ないほど強い必然があるのかと考えてみると、別にそうでなくてもよかったと謂う部分は幾らでもあって、「たまたまそうなった」と謂う気の抜ける結論になる(笑)。
2013-06-12 09:28:16道具の形態と機能は、それを操る人間側の技術と密接な相関があるし、その間の相関が循環的になっちゃう場面も多々あるから、スパッと割り切れるような説明のほうが逆に嘘くさい(笑)。
2013-06-12 09:29:47生み出された道具の形態と機能がそれを操る人間の技術を規定する部分もあるけど、操る技術の側の要請に伴って道具の形態と機能がイノベーションする関係にもあって、それがグルグル循環するから、割と複雑な話になる。
2013-06-12 09:32:54銃器の発達史も結構面白い領域ではあるけど、大きなイノベーションは大体近現代に集中しているから、合理的なコンセプトとその背景のセットは割と単純に(曖昧な部分がないと謂う意味で)説明出来る部分があって、そう謂う意味では若干面白みに欠ける(笑)。
2013-06-12 09:40:10