うつ病対策が不要な社会へ 自分を語り“有意味感”をもつ

日本のEAP専門会社の中で最も歴史がある老舗のジャパンEAPシステムズの松本桂樹副社長が、若者の「自分語り」や「有意味感」の重要性を説く。
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松本桂樹(まつもと・けいき) 1969年東京都生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。精神科クリニック勤務後、ジャパンEAPシステムズに入社。個人面談のほか講演活動、著述など定評がある。法政大学大学院講師なども兼務。主な著書にパニック障害を扱った『電車に乗れない人たち』(WAVE出版)など多数。臨床心理士、精神保健福祉士、シニア産業カウンセラー。

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メンタルヘルス対策として、不安な部分であるネガティブな状態に着目して、無くそうと取り組めば、おできのようにより腫れてしまう。コミュニケーションなどの対処法は大事だが、ネガティブな面をいじる副作用もあった。 http://t.co/ke8nvzdYX6 うつ病対策が不要な社会へ

2013-06-13 19:22:30
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うつが社会的に注目され始めたのは1998年頃から。自殺者急増のインパクトで早期発見の重要性が説かれ、軽症の方も受診するようになった。啓発が成功した側面は大きいが、病気が掘り起こされたという見方もできる。 http://t.co/2mjQNKNl2W うつ病対策が不要な社会へ

2013-06-13 19:24:50
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学生時代からメールが当たり前に育った若者は、分断されたメッセージの羅列で自分を表現することが多い。自分を伝えるには、もっと「自分語り」をしておくことが大事。それを知らず、うまくコミュニケーションが取れず、仕事でうつ状態に陥ることも。 http://t.co/lpGhLO0HTe

2013-06-13 19:27:44
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上司とコミュニケーションがとれないのは、自分を語れないことも原因。上司は部下が自分を表現しないので愛着も感じない。メールの最後に、今日の出来事でも書き込めば温かみがでる。ここから“自分語り”に繋がれば、相互理解も深まる。 http://t.co/h3FFkkcRlO

2013-06-13 19:29:13
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以前は長時間労働による疲労から、精神状態が不安定になったとの相談が多かったが、いまは少し減った。逆に増えているのが若年層に絡む相談。内容としては適応不全、会社に溶け込めない、上司に付いていく自信がないなど。 http://t.co/IURHaWHQgY うつ病対策が不要な社会へ

2013-06-13 19:30:33
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予防対策のキーワードは“有意味感”。仕事やその他の問題できつい状態にあっても、有意味をもっている人は健康を維持していける。配属に際しては、上司と仕事の意味を語り合うこと。 http://t.co/hMKTFyMiz0 うつ病対策が不要な社会へ 自分を語り“有意味感”をもつ

2013-06-13 19:32:21

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海部隆太郎(ジャーナリスト) 日本工業新聞記者、IT企業の広報部長を経て、現在フリージャーナリストとして活躍。