「アートマネジメント」の諸側面、というかリアリティの一端

「アートマネジメント」という用語はよく使うようにはなったけれど、そのリアルな側面は?ということが垣間見えるつぶやき群。途中で教育機関と現場の乖離の話が挟み込まれていたりします。
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kenji matsuda @KenjiMtd

著作権とか輸出産業とか成長戦略とか、お金の匂いがプンプン漂う言葉とばかり一緒に語られる文化がクールなわけがない。

2013-06-16 00:07:46
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

「アートマネジメント」は、こういう泥を飲み干して、なおかつ美しいものを産み出させるための学問!とか適当なことを言ってみる。RT @KenjiMtd 著作権とか輸出産業とか成長戦略とか、お金の匂いがプンプン漂う言葉とばかり一緒に語られる文化がクールなわけがない。

2013-06-16 00:11:37
kenji matsuda @KenjiMtd

国の経済・文化政策とは無関係に国際的な潮流を生みだす一端を担った具体とか今井利満とか堂本尚郎とか、あるいは超一流の芸術家とコラボレーションする瀧口修造とか勅使河原蒼風とか、とってもクールだと思う。

2013-06-16 00:13:04
kenji matsuda @KenjiMtd

@kmzwhrs 美術でいうと批評家や画商や学芸員、つまり政治家や官僚、広告代理店とは違う畑にいる専門家が国際的な場で思う存分、活躍できればいいんですよね。文化の文脈を理解しないまま政治が方向性を決めてどうすんだって話ですよ。

2013-06-16 00:20:28
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

うおお同意だ!>@KenjiMtd @kmzwhrs 美術でいうと批評家や画商や学芸員、つまり政治家や官僚、広告代理店とは違う畑にいる専門家が国際的な場で思う存分、活躍できればいいんですよね。文化の文脈を理解しないまま政治が方向性を決めてどうすんだって話ですよ。

2013-06-16 00:24:08
kenji matsuda @KenjiMtd

文化に対して国家は道路整備と交通整理に徹してればいい。行き先まで指図されてもドライバーは困るだけだし、交通量は減る一方。

2013-06-16 00:31:13
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

@NAITOMiwa 捕縛された…この「アートマネジメント」というワードに翻弄されておりまして。

2013-06-16 13:14:09
内藤美和 @NAITOMiwa

笑。いやもう、私もよくわけがわからなくなりました、そのワード。自分の仕事のはずなのに。 RT @kmzwhrs 捕縛された…この「アートマネジメント」というワードに翻弄されておりまして。

2013-06-16 13:17:08
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

@NAITOMiwa いま喫緊の悩みは「アートマネジメント的な/的に」というワードです。なんだそりゃ?とツッコミを入れたとしても、発言者もわかっていないという…

2013-06-16 13:19:52
内藤美和 @NAITOMiwa

その手の言葉の発言者は業界外からのものでは? アートマネジメントのイメージ(参考事例、手法からの)を引用「的な」。 RT @kmzwhrs いま喫緊の悩みは「アートマネジメント的な/的に」というワードです。なんだそりゃ?とツッコミを入れたとしても、発言者もわかっていないという…

2013-06-16 13:23:40
内藤美和 @NAITOMiwa

しかし、私の場合、その仕事が「事例として引用される側」であって、今、大学でアートマネジメントに関してどんなことが教えられまた学ばれているのか、実は全然知らない。

2013-06-16 13:25:42
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

@NAITOMiwa …全ては申しませぬが、教育機関と現場の乖離を感じます。

2013-06-16 13:28:42
内藤美和 @NAITOMiwa

現場肉体(時々頭脳)労働者としては、もちろん「学問としてのアートマネジメント」の意義は理解しておりまして、現場に来る人たちもそこは踏まえてないと、とは思いまする。 RT @kmzwhrs …全ては申しませぬが、教育機関と現場の乖離を感じます。

2013-06-16 13:37:15
内藤美和 @NAITOMiwa

@kmzwhrs しかしながら、若干「社会福祉活動」的なマインドを注入されすぎているかも、とは思うのです。厳しくアートについて向き合う前に、他の部分に目が行き過ぎているような。アートマネジメントは社会とアートの橋渡し、的な言いまわしをされるし、自分も「営業的には」使いはしますが。

2013-06-16 13:40:38
内藤美和 @NAITOMiwa

まぁ、現場で「理想や善意」が打ち砕かれて、涙目になって道に倒れて誰かの名前を呼び続けても誰も助けてくれないのでそこから這い上がって始める何か、というのも有りだとは思うけども。

2013-06-16 13:42:34
内藤美和 @NAITOMiwa

大学の授業で若くてキラキラした目の真面目ないい子たちが、普段は若者と名のつく存在は死んだ魚の目をしたそれでさえ貴重なさびれた田舎やさびれた商店街にやってきて、前向きに地域のためにがんばってくれる、しかも「人件費」やらの必要経費は向こう持ち(ここ、重要)となれば、歓迎しない方が稀。

2013-06-16 13:47:15
内藤美和 @NAITOMiwa

しかし、「仕事」として請け負って乗りこんできた「業者」には、まぁ厳しいですよ、地域の方々は。今みたいな「アートマネジメントによるある程度の成果」が確認されていなかった頃なんか特に。「それでいくら儲かるんだ」とか「アートなんかいらん」とかもうね、鋼の心を持ってないとできません。

2013-06-16 13:50:17
Hiroshi Kumazawa @kmzwhrs

学問としてのアートマネジメント…学問としての博物館学…というワードの堂々巡り感のなかで右往左往しておりますよ。大学はやはり現場活動を制度的にサポートできるようにならねば…人材育成も勿論だけれど。とか思う… @NAITOMiwa

2013-06-16 13:50:30
内藤美和 @NAITOMiwa

現場で酒に酔ったおっさんにちょっとくらいお尻を触られたくらいでキーキー言うようなガラスのハートじゃだめなのよ、とかね。セクハラを肯定してるわけじゃないよ、それなりにあとでしっかり仕返しするんだけどもさ。とりあえず、笑い飛ばす、ぶっ飛ばす、どっちでもいいけどそんな荒くれなのが現場。

2013-06-16 13:52:32
内藤美和 @NAITOMiwa

「同じ言葉が通じる」と考える方が傲慢で、いわんや同じ理想をや。アートマネジメントが目指す世界に共感してくれる人も稀にいるし、アーティストの人柄を愛する人もいる、またアートを求めてやってくる人たちの生み出す経済効果を愛する人もいる。アートの周縁にはさまざまな事象が発生する。

2013-06-16 13:58:30
内藤美和 @NAITOMiwa

しかし、その昔、アートマネジメントという言葉が用いられるようになる以前、愛知県では「アートが地域と何か」というと、そこには必ず大学の先生方がいて、傍目に見るとさしたる成果も残さず、でも珍しいのでそれなりに新聞の文化面や社会面を飾っていたものだ。

2013-06-16 14:01:45
内藤美和 @NAITOMiwa

トヨタアートマネジメント講座が全国各地で開催された10年程の年月を経て、「アートが地域と何か」の担い手は大きく変容した。日本にアートマネジメントの概念を普及させたのは、TAMである、というのに異論のある人はいないだろう。

2013-06-16 14:04:39
内藤美和 @NAITOMiwa

TAMによってアートマネジメントの概念とともに、担い手の輪郭が明らかになり、そこからアートマネジメントを専門仕事とする人たちが、零細企業(うちはこれ。とても少ない)、NPO(把握できない程たくさんある)、フリーランスの専門家となって未だ手探りでアートマネジメントの可能性を模索中。

2013-06-16 14:11:49
内藤美和 @NAITOMiwa

模索中なので、「これがアートマネジメントだ」なんて定型はなく。なので「アートマネジメント的な」の「的な」なんて、そもそも定型のないところに何で使われるんでしょうね。と、話はやっとフリダシに戻るw。

2013-06-16 14:15:20