グリフィンドールの剣について

鹿さん(@kshaniko)によるハリー・ポッターss、グリフィンドールの剣に関するおはなしのまとめです。 鹿さんの過去のssもまとめたいけどいかんせんログがマーリンのふさふさ
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鹿 @kshaniko

これから呟くのは、ポタモアでのグリフィンドールの剣についての記述を元にした、組分け先生とハリーたちの会話中です 長いのでかなり埋まると思います。すみません。

2013-06-16 22:06:29
鹿 @kshaniko

ハリー「ネビルから預かった、グリフィンドールの剣。これはやっぱり、校長室に置いてもらったほうがいいと思うんだ」 ロン「もったいないなぁ、ネビルの奴、もらっちまえばいいのに。それとも、ハリー。君がもっておけよ。構いやしないさ、なんたって君はまたしても英雄になったわけだし、イテッ!」

2013-06-16 22:07:23
鹿 @kshaniko

ハーマイオニー「そんなこと、許されるわけないでしょう!まったくもう、その剣は…そういえばあの話は結局、本当なのかしら」 ハリ「…グリフィンドールは小鬼からこの剣を盗んだっていう。あれかい?」 ・ ダンブルドア『そういうわけでわしを訪ねてくれたのかね、ハリー』 ハリ「はい、先生」

2013-06-16 22:11:47
鹿 @kshaniko

ダンブルドア『そうじゃのう。わしも、話の断片は知っておる。じゃが、その話の語り部はやはり彼に譲るとしようかの……組み分け帽子じゃ』 組み分け「勇猛果敢なグリフィンドール~♪」 ロン「歌って踊るミュージカルの始まりってわけかな」 ハーマイオニー「茶化さないの」

2013-06-16 22:12:17
鹿 @kshaniko

組み分け「グリフィンドールの剣は1000年以上前に、魔法界において最も熟練した金属細工師である小鬼によって作られた、大変魅力的な代物だった」 ロン「純銀製で、ルビーがはめられてりゃそりゃぁね」 ハ「小鬼製なのが重要なのよ、ロン!」 ハリ「グリフィンドールの名前が柄に書かれてる」

2013-06-16 22:15:12
鹿 @kshaniko

組それはそうだ。剣は最初、ゴドリック・グリフィンドールの仕様書に従って作られていたのだから。小鬼の中でも最高の銀細工師であり、王であるラグノックは、注文の通りに剣を仕上げていった」 ハリ「小鬼の、王様?えーっと、でっかいかなづちでも抱えてるのかな」

2013-06-16 22:17:13
鹿 @kshaniko

組み分け「大体正しい。何せ小鬼文化においての王というのは、他の者より仕事をしない統治者でなく、むしろより多くの仕事をこなす熟練者を指しているのでね」 ハー「人間も見習うべきだわ」 ロ「やだね。僕は歳食ったら楽をしたい」

2013-06-16 22:17:50
鹿 @kshaniko

組み分け「剣が出来上がった後、ラグノックはあまりの出来の良さにこの剣をグリフィンドールへ渡すのが惜しくなった」 ロン「あぁ、あいつららしいや」 組み分け「ラグノックは『剣をグリフィンドールに盗まれた!』と嘘をつき、剣を取りもどすために手下をグリフィンドールの元に送り込んだのさ」

2013-06-16 22:19:27
鹿 @kshaniko

ハー「呆れた……グリフィンドールは当然、怒ったのでしょう?」 組「あぁ、グリフィンドールは杖を使い剣を守りはした。が、襲撃者を殺すことはしなかった。代わりに、魔法にかけられ身動きがとれない手下たちに向かい、戻って王へこう警告するように言ったのさ」

2013-06-16 22:21:01
鹿 @kshaniko

組分け「『今回は見逃してやる。だけど、次はない。ただで済むと思うなよ。もしもまたこいつを盗もうとするのなら、俺はお前たち全員にむけてこの剣を抜くぞ』とね」 ロン「……マーリンの髭」

2013-06-16 22:22:27
鹿 @kshaniko

組「ラグノックは、この警告を真摯に受け止めてこれ以上手をださなかった。こうしてグリフィンドールの剣は正しく彼の元におさまることとなる……しかし」 ハー「……ラグノックは、『納得』はしていなかったのね」 組「そう、彼は死ぬまでこのことに憤慨したままだったのさ」

2013-06-16 22:24:30
鹿 @kshaniko

組「こうして、今日まで続く小鬼の一部で残るグリフィンドールの剣についての誤った伝承は受け継がれていくというわけさ。わかったかね、若人たち」 ハリ「ありがとうございます……でも、少しだけ」 組「なんだね、私の組み分け人生最大のナイス組分けナイスジャッジなハリー・ポッター」

2013-06-16 22:26:11
鹿 @kshaniko

ハリ「一人ほど最大にやらかしたせいで大変だったんですけど……あー、そもそもどうして、グリフィンドールは剣を作らせたんですか?だって、杖があるのに」 組み分け「答えは簡単さ。当時は国際魔法機密保持法は存在せず、魔法使いはマグルと自由につきあっていた。彼らの隣に、普通にね」

2013-06-16 22:27:52
鹿 @kshaniko

組「そうするとどうしても衝突することがある。そんなとき魔法使いは、自己防衛のため杖と同じくらい剣を使っていたのさ」 ハリ「それは―」 組「何故?聞くまでもなく、マグルが剣を使うのに対して魔法使いが杖を使うことは、決して平等とは言えない。多くの魔法戦士がそう思ったからだ」

2013-06-16 22:31:11
鹿 @kshaniko

組「彼らは洗練された決闘者だった。グリフィンドールはその最たる人物だったのさ。覚えているかい? 『勇猛果敢な騎士道で、他とは違うグリフィンドール』とね♪」 ハリー「……納得いきました。ありがとう」 ロン「まぁ、要するに 『決闘バカ』だよな」 ハーマイオニー「台無しよ」

2013-06-16 22:32:52
鹿 @kshaniko

オチはないよ! 以上、グリフィンドールの剣についてでした。長々とすみません グリフィンドールマジ戦闘狂

2013-06-16 22:34:54