古本屋の宣伝文句に物申す（仮題）

水戸泉『ヴァンパイア・ホリック～永遠にあなただけ』ティアラ文庫発売中 @mittochi

何度も書いたけど、ネットだとか紙媒体で本の批評、酷評をするのはいい。けど古本屋が、『商品』のＰＯＰに作品や作家を侮辱するようなことを書いて売るのは道義的にどうなのって話。それを売って給料を得ていることに対する含羞はないんですか。

水戸泉『ヴァンパイア・ホリック～永遠にあなただけ』ティアラ文庫発売中 @mittochi

「一般誌で書いていた作家が性表現のあるレーベルで書くのは、グラビアアイドルがＡＶに出たみたい」とＰＯＰに書いた古本屋の店員さんは、それが作品に対する批評ではなく、作家個人に対する性的いやがらせだってこともわからないんですか。わかっていて書いたなら相当な悪意でしょう。

水戸泉『ヴァンパイア・ホリック～永遠にあなただけ』ティアラ文庫発売中 @mittochi

その古本屋の店員さんは「あなたは女のくせに性表現のある本を沢山取り扱っている本屋に勤めているの？あなたはエロ本が大好きな淫乱女なの？」っていうような『職業に対する侮辱』を一回受けてみればいいです。自分が同じ体験しても「ネタにマジレス格好悪い」と思うならもうそういう人なんでしょう。

水戸泉『ヴァンパイア・ホリック～永遠にあなただけ』ティアラ文庫発売中 @mittochi

古本屋さんの売り上げが減るのは作者と版元にとってはありがたいことなので、商品に侮辱的なＰＯＰをつけることで自店の売り上げを減らして貢献してくれているのだと思うことにします。

水戸泉『ヴァンパイア・ホリック～永遠にあなただけ』ティアラ文庫発売中 @mittochi

絶版本を流通させるという古本屋本来の目的は否定していません。作者にも版元にも還元しない形で新古書を販売することも現状違法ではないからこれも仕方ない。それで給料を貰っている人が「侮辱のおまけつき」をわざわざ目につくところでやらないで下さいというだけです。