神話をめぐる雑談
ドは 土曜 のド レは 連絡 のレ ミは 見るなのタブー のミ ファは ファン・デル・ワールス力 のファ ソは 組織 のソ ラは ラガー のラ シは シュレディンガー のシ さあ歌いましょう♪ #予測変換でドレミの歌歌ってみる
2013-06-16 22:17:26@triarbor うはは。当たってるかも!昨日息子がオルフェウスの神話を聞いて「あれって、約束守っちゃった方がいろいろ、困っちゃったんじゃないのかなー?」って。見るな、振り向くなのタブーを、破らなかったら?っつか「オルフェウス死んで冥界で暮らせばよくね?」との大胆発言を♪
2013-06-16 23:49:55@nankuru28 息子さん、大胆!ああでも僕も、黄泉の国参りの話を知った時に「これって約束守り切ったら果たしてちゃんとしたイザナミに戻れたんだろうか?」と疑問に思いましたねー。
2013-06-16 23:55:30@triarbor すなおーに「約束破っちゃいけないんだよね!」と受け取るタイプと、「これって、守っちゃったらどうなるわけ?」と疑問を持つタイプですな。もちろん、私は後者を愛します(^◇^)
2013-06-16 23:59:21@nankuru28 同感です。妄想したり、ほかの部分の記述から類推したり、似た話を探して比較してみたり。どんどん思索が膨らんで楽しくなります!素直なのも、それはそれで美点だとは思いますけれどね(笑)
2013-06-17 00:03:16@triarbor そう、思索が膨らむ楽しさってありますよねー。息子の「なんで、男の人は、女の人を、元の国に戻そうとするんだろう?自分がそっちで暮らすってのはダメなの?」ってセリフに思わず「だよねー、発想が無いんだろうねー」って盛り上がっちゃいましたもん。
2013-06-17 00:29:05@nankuru28 @triarbor 横からおじゃまさまです。その発想はなかった!何やら結婚の改姓にも通じるものがある気もして興味深いです。
2013-06-18 12:31:54@nankuru28 @triarbor 先日来ツレとの間でネタになっているアマテラスとイザナミの分離とか、日本のハードボイルドダンディは何故死ぬのか、とか、色々ぐるんぐるん考えてしまいます。
2013-06-18 12:38:20イザナミとアマテラスは興味深い。イザナギが黄泉平坂でイザナミを封印したあと禊をして生まれたのがアマテラス。河合隼雄の指摘する母を介さず生まれた女神でギリシャ神話のアテネに通じるものがある。河合先生の言う「父の娘」だ。だがギリシャ神話との違いも大きい。
2013-06-18 12:49:51ギリシャ神話ではアテネは最高神ではないが、日本のアマテラスは最高神。この違いは大きい。 創世の太母は黄泉に封印され、母性を介さず生まれた「父の娘」が天上に君臨するのが日本の神話世界だ。
2013-06-18 12:51:15日本人にとって「母性」はそれだけ恐ろしい力があるのかもしれない。封印し、分断せずには置けない程。正視するのもはばかられるほど。 そして出産の血腥さと無縁のアマテラスを太陽として頂きつつ、タカギノカミを媒介にしてその意思に「父権」のフィルターをかける。
2013-06-18 12:53:52しかしその父権は母性の無形の力を背景に成り立っているわけで。 だから女を家に押し込めておいで、かーちゃんには頭が上がらない、って男性が多いのかもなぁ。 そりゃ「姉の力」なんて言葉も出てくるわけだ。
2013-06-18 12:55:58でもかつての「おなり神」「姉の力」的な母性の守護力は、女性の多大な自己犠牲によって成り立っていた。かつての大家族は縁の下の女性の力に支えられつつ権利を著しく制限し、同時に女性の生きる場でもあった。
2013-06-18 13:00:57しかし現代じゃそうは行かないよね。もうかつての母性に包まれた共同体は失われているのだから。今、神話的母性の守護力を発揮しろと個々の女性に求めても無理だ。それは「女神になれ(菩薩でも可)」と強いるに等しい。人は人でしかありえない。それ以上にはなれないしなってはいけないのだと思う。
2013-06-18 13:04:06それにまかり間違うと、母性の守護力が裏返って鬼子母神になっちゃうから怖い。ああ、怖い怖い…
2013-06-18 13:17:56分岐会話
でもかつての「おなり神」「姉の力」的な母性の守護力は、女性の多大な自己犠牲によって成り立っていた。かつての大家族は縁の下の女性の力に支えられつつ権利を著しく制限し、同時に女性の生きる場でもあった。
2013-06-18 13:00:57↑補正「生きる場でもあった」は「生きる場を提供してもいた」の方が意味が通じるかな。
@CookDrake こんばんは~男はうみんちゅ(海人)女はかみんちゅ(神人)って言葉があると聞いたことがある。この世(経済力)とあの世(精神力)みたいな、得意ジャンル住み分け感な感じでね。男性が「連れて帰ろう」とするのはそこか?とか想像してみた。
2013-06-18 20:56:08@nankuru28 こんばんわ。@ありです~!そうです。「おなり神」はそれです。海に男が出ている間、その姉妹は無事を祈って守護神となるのだそうで。 なるほど、お子さんの鋭い突っ込みとつながりますね。神話的には女の胎はあの世とつながってるんでしょうねぇ。
2013-06-18 21:02:13@nankuru28 男は女の胎を通って現世に生み出されるわけで。してみると、あっちで一緒に住まないというのは、あの世から生まれ来てまた帰りゆくまでの短い命のサイクルを中断することへの畏れや生命への執念もあるのかなぁ、なんて思いました。もっともそれは日本神話ならではかも、ですね。
2013-06-18 21:05:23