まず、自分を世界の中心に

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自分を世界の中心に置いて、かつ、顔を上げて視野を広くもって、振り回すでも振り回されるでもなく、進むべき道を進む。

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まず、自分を世界の中心に据えること自己中心的であることは、似ているようで全然違うよね。

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自分を世界の中心に据えられないということは、つまり、心理的足場を確保できないということ。常に足元はぐらぐらして不安定で、調子が良いように見えても些細なことでバランスを崩して落ち込んでしまう。

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落ちたくないから、身近で安定してそうに見えるものをみつけると、それにしがみついてしまう。しがみつくことでいくばくかの安心感は得られるかもしれないけれど、結局足場が不安定なことにはかわりはなく。

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根本原因である足場の不安定さを直視して、自分を安定して据えられるだけの世界の中心をつくっていかないと、何度でも同じことを繰り返す。

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有限な人生を、しかもそのうちでも特別に貴重な青年期を、ダメな自分を呪ってばかりの時間に費やすなんてもったいなさすぎる。

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もっともったいないのは、呪いが強ければ強いほど、呪いを解くのに必要な人が寄り付かなくなることなんだよね。

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咲くはずの花も、それでは蕾にさえなれやしないって。

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それぞれが違う花でいいじゃないか的な歌が流行ったこともあったけど、花を咲かせぬまま枯れていく人も世の中にはいるのだろうなと思うと、花を咲かせられるだけ幸せなのかもしれないよ、と思ったりもする、ら