junhiyohさんによる『惑星ガミラスの自転周期、恒星サレザーに対する周回周期』 #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

新刊の執筆に必要な情報としてガミラス星の運行周期とガミラス艦の航海能力を調べる必要があったのでbigboyでハンバーグｍｇｍｇしながらDVDをあっち見こっち見して割り出してみました #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

割り出した、と言っても2199ではその辺の情報量がまったく不足しているので参考にしたのは1974年版の方なので、あくまで今回割り出したのは1974年版準拠の情報という事でご留意願います #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

まずガミラスの自転周期ですが、これは11話「決断!!　ガミラス絶対防衛線突入!!」にてヒス副総統がデスラーにヤマトの現況を報告するシーンにヒントを求めることができます。 #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

ここでヒスはヤマトの出港をデスラー紀元(DE)103年801日、ワープテストを同802日、木星浮遊大陸戦を805日の出来事として報告していますが、これを地球滅亡までの日数と比較した場合、それぞれ363、362、361日となります。 #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

ここで、地球→木星間のエピソードが地球時間では３日間の出来事であるのに対し、ガミラスでは５日間の出来事である事が解り、これでガミラスの自転周期が24時間より短い事が判明しました　#宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

では、ガミラスの時点周期はといいますと地球時間での３日間、即ち24×3=72を5で割って14.4なので14.4時間がガミラスの１日ということになります。 #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

で、次は１年を割り出さないといけないんですが１年を割り出すためには年が替わってる事の解るシーンが必要です。そのシーンは第15話「必死の逃亡!!　異次元のヤマト」でこの終盤でドメルが作成した報告書の日付が１月7日となっています。 #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

この亜空間断層での遭遇戦の7日前がガミラスでの新年であり、ガミラス日での７日前は14.4×７=100.８時間前ということになります。この100.８時間は4.2地球日なので、残日数で言うと273＋4＝277日 #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

で、先程のヒスの報告があった日(＝ヤマトがデスラー機雷堆に突っ込んだ日)が残日数311日ですから、311-277＝34日、これを時間換算してからガミラスの時点周期で割ると56.6日　#宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

さらに、木星浮遊大陸戦からデスラー機雷堆までは地球時間で50日(それぞれ残361日と311日)なので、これまでの計算式からこの日はDE103年888日。そこから888+56.6でガミラスの１年は944.6惑星日だというのが判明しました #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

んでもって、ガミラスの１年を地球日で換算すると944×14.4÷24で566.7地球日。つまりガミラスの一日は地球の半日よりちょっと長いくらいしかないが、１年は地球よりかなり長いことがわかる。 #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

更に566.7を365で割ると1.55。ガミラス側のキャラクターの地球換算年齢を1.55で割るとガミラス年齢が解る。例えば若ラーは32歳相当なので1.55で割って20歳?!ｗ(ｴｰ #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

さて更に、バランに置き去りにされたゲール艦隊。これを若ラーは90日の彼方って言ってるけどこの90日がガミラス日であれば実はヤマトの稼いだマージンは90×14.4÷24でたったの54地球日しかない事も解る。確かに悠長に迂回は出来ない。 #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

最後にガミラス艦の航行性能だが、バラン星が地球・ガミラスのほぼ中間にあるという事ならば大雑把にガミラス本星から84,000光年の地点なので、それを90ガミラス日で踏破という事であればガミラス艦の航海能力は１ガミラス日あたり933光年 #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

ヤマトの跳躍能力が旧設定に従うなら１地球日あたり2,000光年。これをガミラス日で換算すると1,200光年。逆にガミラス艦の航行性能を地球日で見ると1,555光年……つまり、ヤマトがワープすればするほどゲール艦隊は引き離される計算（あーあ #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

まぁ、あくまでもこの計算は旧作準拠で2199ではイスカンダル-ガミラス系が第八惑星系から第四惑星系に変更されてるのでそれにともない時点や公転周期も変わってると思うから、2199ではこの計算式が使えない可能性も高いけど参考迄に #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

纏め 　ガミラスの自転周期　14.4時間 　ガミラスーイスカンダル系の対サレザー周回周期(１年)　944.6惑星日(566.7地球日) 　ガミラス人の地球換算年齢からの実年齢換算式　地球換算年齢÷1.55 #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

なお、今呟いたデータはヤマトの同人誌やサイトを作る際に自由に使ってくれてokです。後はガミラスの１年が何ヶ月なのか、１ヶ月が何日なのか、閏年は……とかも調べればいいんだろうけどそれはしんどいのでパス。誰か任せたｗ　#宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

しかし、さっき呟いたガミラス艦の航海性能、考えてみたら凄い事ではあるんだよな。艦隊レベルでワンオフ艦であるヤマトの８割もの跳躍をコンスタントに出来るってことは、小型で信頼性も高い高効率エンジンを量産してるって事なんだよあれ実は……　#宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

ゲーム版のガミラスは軍事にばっかり偏った北○鮮なみの先軍国家だけど、2199のバレラスやIIIのデスラー・パレス・シティを見れば民生もきちんと手抜きせずに行われてる。というか、国全体のレベルが高くないとああいう高効率機関の量産は出来ないし #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

小型高性能の機関を量産するためには、公差精度と品質の高い部品を量産出来る工場と技術者が一定以上担保されてる必要があり、その為には高い教育水準も必要になる訳で旧貴族階級や軍高官子弟だけがそれを独占してたのでは必要な人数が確保出来ない #宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

あと、ガミラス艦のワープ能力。その気になればヤマト以上の跳躍は悠々可能だと思われる。というのも、ヤマトの主機は運用レベルで細心の注意が必要な余裕のないシステムだけど、ガミラス艦のワープシステムは多少ラフな起動でも問題なく跳躍に入れる　#宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

これはつまり、量産性も配慮しつつ戦場で荒っぽい運用をされてもトラブルフリーで稼動する事を最優先に安全係数を大きく取った設計だろうということ。信頼性が高いだけでなく使いやすくチューンの余地もある。こういうエンジンを作れる国は強い　#宇宙戦艦ヤマト #yamato2199

飛鷹隼 @junhiyoh

一方、パーフォマンス至上主義に走った地球連邦製の波動エンジンは2202年の近代化改装で搭載された新型ですら戦場でちょくちょくトラブル起してますからねぇ……ワーププロセスへの突入が多少ラフでも許されるようになってることは大きな進歩だけど　#宇宙戦艦ヤマト #yamato2199