【形容詞の活用②】ク活用の例を挙げる。代表的なのは「なし」。これの活用形を未然・連用・終止・連体・已然・命令の順で書くと、語幹=な、 く&から・く&かり・し・き&かる・けれ・かれ となる
2013-06-28 22:48:40【形容詞の活用③】次に、シク活用の例を挙げる。代表的なのは「うつくし」これの活用形を未然・連用・終止・連体・已然・命令の順で書くと、語幹=うつく、 しく&しから・しく&しかり・し・しき&しかる・しけれ・しかれ となる。
2013-06-28 22:51:34【形容詞の活用④】で、②と③を見た人はよくよく見比べてほしい。シク活用は、ク活用の活用語尾の上に「し」をくっつけただけだとわかると思う
2013-06-28 22:52:49【形容詞の活用⑤】次に問題になるのは、「ク活用か、シク活用なのか」という見分け方だが、これは「~て」と付けて見分けよう。先ほどの例…なし・うつくしにつけると、それぞれ「なくて」「うつくしくて」となる。ク活用なら「~くて」、シク活用なら「~しくて」となる。
2013-06-28 22:56:48【形容動詞の活用①】どんな形容動詞も、活用語尾は「~なり」「~たり」の部分のみ。あとは語幹。それぞれ、前者を「ナリ活用」、後者を「タリ活用」と呼ぶ。~の部分には性質が入る。
2013-06-28 23:04:02【形容動詞の活用②】ナリ活用の例を挙げる。代表的なのは「あてなり」。これの活用形を未然・連用・終止・連体・已然・命令の順で書くと、語幹=あて、 なら・なり&に・なり・なる・なれ・なれ となる
2013-06-28 23:05:21【形容動詞の活用③】タリ活用の例を挙げる。代表的なのは「堂々たり」。これの活用形を未然・連用・終止・連体・已然・命令の順で書くと、語幹=堂々、 たら・たり&と・たり・たる・たれ・たれ となる
2013-06-28 23:06:11【形容詞の活用④】見比べればわかると思うが、ナリ活用・タリ活用はそれぞれ、未然・連用・終止・連体・已然・命令=ら・り・り・る・れ・れ(ラ変の活用と同じ)の上に「な」か「た」をつけ、連用形に「ナリ活用=に」「タリ活用=と」を足しただけである
2013-06-28 23:08:58てのが概要。これは余談だけど、中国由来の言葉(=ちょっと無骨な感じ?)はタリ活用、日本的な言葉はナリ活用になるよ。だから平家物語とかの軍記物語にはタリ活用が多い
2013-06-28 23:12:46