柿沢議員：問責決議案可決の説明

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

それにしても、安倍総理が都議選大勝後の国会終盤に行なった国務大臣の国会出席義務を定める憲法63条に違反する出席拒否について、再三、私から指摘したが、与党からも野党からも否定も肯定もコメントなし。憲法の具体的条文の改正をいくら云々しても、最高権力者が守らないで平気なんじゃ無意味。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

衆院予算委で合意していた集中審議も拒否し、安倍総理は逃げ続けた。だが参院は民主の石井一氏が予算委員長でそうはいかない。セットされた予算委には憲法上の出席義務があるのに「開会決定が不正常」とか「議長不信任案が出た」とか法的根拠のない理由を挙げて出席拒否した。これが全ての「前段」。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

参院での安倍総理問責決議はまさにこの安倍総理の憲法違反行為をほぼ唯一の理由として行われている。国家権力を縛る最高規範である憲法を内閣総理大臣が意図的に破って平然としているのでは、国会を国権の最高機関として権力を監視しコントロールする立憲民主主義の体制の破壊に繋がりかねない。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

憲法63条の「国務大臣は（略）出席を求められたときは、出席しなければならない」は日本国憲法において特に追加された規定だ。明治憲法では前段の「何時でも議案について発言するため議院に出席することができる」だけだった。内閣による恣意的な政治権力の運用を許さないための大事な大事な規定だ。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

このような国家権力による憲法違反行為を国会が見過ごす訳にいかないのは当然だ。他の条文に置き換えてみたら良い。憲法38条2項は「強制、拷問若しくは脅迫による自白は（略）これを証拠とすることができない」と規定している。自らの身に及んで初めて重大性が分かるのでは想像力の問題だ。

柿沢未途 衆議院議員（江東区・東京15区） 自由民主党 @310kakizawa

間違いなく正しいのは、憲法違反行為を行なった安倍総理が参院選に圧勝すれば、それが国民の意思であるという事。国民主権の国であるから、主権者が是とするなら、それが最も正統性がある。しかし国家の最高権力者が憲法を軽んじて国民がそれに圧倒的支持を与える事の意味を考えるべきではないか。