被曝の影響
福島で何億ベクレルの海洋汚染とニュースありますね…、今までのログで被爆閾値は100ベクレル/kgときくまこさんおっしゃってましたが。これ終わってるんじゃあ(+_+)地下水等の汚染も怖い@kikumaco
2013-07-27 19:29:34あー。。すいません、遡ってみたら100msvの放射線被爆(閾値)で発癌と書いてありますね。(10日位前から追ってツイート見てます)。…。また聞かせてください。俺全然分かってないし。焦@kikumaco
2013-07-27 20:45:43すいませんが教えて貰って良いですか(-"-;)ネットカフェで自分で調べれば良いが、今までろくに数値なんてものに目を向けようっしなかった…@kikumaco
2013-07-27 21:07:27@nagatanienzuki 少しきちんとお話ししまょうね。シーベルトというのは被曝量の単位だというのはいいでしょうか。よく出てくる単位にベクレルとシーベルトがありますが、このふたつは違うもので、大雑把にはベクレルはそこにある物質から出てくる放射線の量、シーベルトは被曝量
2013-07-27 21:10:07@nagatanienzuki 1ベクレルのセシウムがあれば、そこから一秒間に1個のβ線と1個のγ線が出るというものです。100ベクレルあればその100倍
2013-07-27 21:10:57@nagatanienzuki シーベルトは体が受けた放射線の量で、発ガンのリスクはこちらで決まります。今、一般に信じられているのは、発ガンのリスク(ガンになる可能性と思ってください)は被曝量に比例するというもの。つまり、被曝量が少なければガンになりにくいし、多ければなりやすい
2013-07-27 21:12:31@nagatanienzuki 今の標準の考えかたでは、被曝量が100mSv増えるごとに、一生のあいだにガンになる(あるいはガンで死ぬ)確率が0.5%増えます。比較すべきは、被曝しなかった場合のガンの確率ですが、今ならだいたい三人にひとりはガンで亡くなりますから、30%くらい
2013-07-27 21:14:55@nagatanienzuki つまり、100mSv余分に被曝すると、一生のあいだにガンになって死ぬ可能性が30%から30.5%にあがるわけです。被曝が50mSvなら0.25%だし、200mSvなら1%です。ただし、これは大雑把な数字なので、リスクはこの倍くらいかもしれません
2013-07-27 21:16:51@nagatanienzuki いっぽう、食べ物のほうですが、だいたい一年間にセシウムを50000ベクレルほど食べると、年間の被曝量が1mSv程度です
2013-07-27 21:17:49@nagatanienzuki はい、ICRPの見積もりではそうです。子どもが100mSv被曝すると、生涯にガンで死ぬ確率が1.5%ほど上がります。まあ、2%と思ってもいいです
2013-07-27 21:19:35本丸ヤフーニュースで見た気になる部分。汚染水を、海に近い場所で3600万ベクレル(セシウム)検出。とありますがつまり被爆量は720msv、発癌リスクはおよそ3.5%高まった事になる。と考えれば良いんでしょうか?海水に混じったらまた拡散されて薄くなるのかな?@kikumaco
2013-07-27 21:36:27@nagatanienzuki それは違います。50000ベクレルで1mSvというのは食べた場合。しかし、海水を大量に飲むわけではないので。あれは海底の泥ですよね。泥についたセシウムは泥に吸着されて、水には溶けません。また、泥の中のセシウムが出す放射線は水に遮られます
2013-07-27 21:44:56@nagatanienzuki 海水中のセシウムについては、食べ物とはぜんぜん違うので、別途考える必要がありますが、汚染水を出している場所で泳いで水を飲むのでもないかぎり、人体には問題ないです。底にいる魚が汚染されるかもしれない。海水浴場とかは問題ありません
2013-07-27 21:46:41セシウムは泥に吸着されたり海水に遮られたり(セシウムというかそれが出す放射線は…)するもの何ですね。成る程。最後に教えてください。被爆したら発癌以外に奇形児が出たりとかそういうリスクは無いんですか?@kikumaco
2013-07-27 21:53:43@nagatanienzuki 発ガンリスクは被曝量に比例と言いましたが、先天性異常のリスクは被曝量に比例せず、胎内で100mSv以上被曝しなければリスクはないと考えられます。それから、被曝の影響が将来の子どもに遺伝する可能性はさらに低く、原爆被爆二世のデータでも遺伝はありません
2013-07-27 21:55:45