2013年7月21日　小野俊一氏講演会in名古屋　その３

akimi_o @名古屋 @akimi_o

7月21日の名古屋での講演会で、onodekitaこと小野俊一氏は、野尻美保子氏の名を挙げ「プルトニウムが飛ぶはずがないと言っている。誰でもわかる嘘を言っている」と指摘。実際には嘘を言っているのは小野氏のほう。福島第一原発事故由来のプルトニウムは原発至近以外では見つかっていない。

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福島第一原発事故由来のプルトニウムが原発至近にしか存在しないということは、小野氏自らが提示した「プルトニウム汚染地図」から分かる。詳しくは、togetterまとめ「プルトニウム汚染地図について」 http://t.co/Rk3p3szH2X をご覧ください。

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小野氏が「プルトニウムは飛ばない」を嘘だと断じる根拠は、「15km離れたところで高線量の物体が見つかっている」から、というもの。塊が飛ぶのだから、粒子であるプルトニウムが飛ばないはずはない、ということのようだ(違ったら教えてくださいね)。しかしこれは、根拠としては弱い。

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塊と粒子が同じような挙動をするとは限らない、というのもあるが、それ以前に、15km先で見つかった高線量の物体が、原発から飛んできたという証拠が無い。この物体は、こちらの福島民報の記事 http://t.co/SKwuZkgYrI にある物の事だろう。

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東電の記者発表資料 http://t.co/9gK805xBQ0 によると、4つの物体が見つかっており、いずれも「河口付近」で見つかっている。材質の違うこれらの物体が、たまたま同じ場所に飛んできたと考えるよりは、川を流れてきた放射性物質が付着して溜まったと考えるのが自然でしょう。

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また、火山学者の早川由紀夫氏が、「どんな爆発でも、破片が4km以上飛ぶとは考えられません」 https://t.co/BLkB08Coht と発言されています。小野氏は、福島は核爆発だ、と主張していますが、例えそうだとしても、15kmまで破片が飛ぶことはない、ということでしょう。

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塊と粒子では飛び方が違うかもしれないので、放射性物質の付着した塊は15kmまで飛ばなくても、プルトニウムの粒子は風に乗って飛んだかもしれません。が、これは先の「プルトニウム汚染地図」で否定されています。原発至近以外にプルトニウムは飛んでいないか、飛んでいてもごく少ないでしょう。

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いずれにしても、小野氏の「15km先に高線量の物体があったからプルトニウムも飛ぶはずだ」という主張を裏付ける根拠はありません。これも、「事実を元に間違った主張をする」という、小野氏の言説の特徴を表したものと言えます。

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また、小野氏が野尻美保子氏に対して「嘘を言っている」というのは、事実に即さない中傷だと考えます。小野氏は、これをもって「学者は信用できない」という印象を与えようとしていますが、信用できないのは一体誰なのかは、もうお分かりでしょう。

akimi_o @名古屋 @akimi_o

燃料ペレットだと断じる根拠がありませんから。それを提示できないから、論議が出来ないのでは？ QT @onodekita: 論議する気も起きない。１５キロの距離をおそらく、燃料ペレットが飛んでいるのに、プルトニウムは飛ぶはずがない。 http://t.co/OVflPH3NvC

akimi_o @名古屋 @akimi_o

プルトニウムが飛んでいないことは、あなたが紹介した「プルトニウム汚染地図」を見れば明らかです。 http://t.co/Rk3p3szH2X QT @onodekita: 燃料ペレットが飛んでいるのに、プルトニウムは飛ぶはずがない。 http://t.co/OVflPH3NvC