「安分守己」と支援学級生徒に書かせた件についての徒然
- jentleman10
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小田原の中学校:「身の程わきまえ」支援学級生徒に書かす http://t.co/lg8oKxyaLi 四字熟語辞典、『あ』から見ていったら何か教師の気持ち分ったかも。哀・愛・悪・鴉・蛙・暗・安 と、難しい文字と難のある意味の乱打だわ…意味から調べて簡単な熟語探すべきだったかもね
2013-07-31 10:25:17自分だったら『一期一会』とか『一問一答』『一粒万倍』あたりを選んでたかなぁ。最後のは別にグリコじゃないよーちゃんとある熟語よー
2013-07-31 10:35:43①小田原の中学校:「身の程わきまえ」支援学級生徒に書かす http://t.co/lg8oKxyaLi コレについてちょっとツッコむよー。自閉症児を持った親の理想と願望、実際の子供の現実とのギャップについて。ぶっちゃければ、親は子供に『普通』になって欲しいんだよね。言葉はどうあれ
2013-07-31 10:54:07②自閉症と言う性質がどうあれ、少しでも『普通』に近い状況へとギャップを埋めて欲しい訳。記事内にも【両親は入学当初から「読み書きや計算ができるよう指導してほしい」と要望していた】とある事からも、このケースでの親の要望ははっきりしている訳で
2013-07-31 10:57:26③で、問題なのは、『親』が誰の為に子供が普通である事、普通になる事を望んでいるのかって場合。『子供の為に』でないケースが現場では結構少なくなかったり…。小学校では問題が少なかった健常児と障害者のギャップが、中学校へ進級する事ではっきり見えてくるけれども、
2013-07-31 11:05:02④『◎◎さえ出来ればうちの子は普通!』って言うケースや『ちょっと遅いけどやれば出来る子だから!』って、ギャップを埋めれば何とかなるで親が押し通すケースは、どうにななる場合は良いけれどもどうにもならないケースだと、地獄。子供も周りの生徒も、教師も。
2013-07-31 11:08:53⑤http://t.co/gcYy7Vi7Zzより引用 「障害特性に応じた指導」と言葉で言うのは簡単であるが、実際には「障害特性」と「だから現場で必要な支援」の両者を結びつけて考えることは困難である。しかし重要なのはここだ。「なぜそうするのか」の理解である。
2013-07-31 11:11:35⑥つまり、自閉症の障害特性を「それはこういうことだ」と「理解」し、「だからこのような支援が必要なんだ」と実際の学校教育の、授業の場面におろして考えることが肝要である。
2013-07-31 11:12:27⑦自閉症ってのは厄介なモノで、外見からそれと分るケースは少ないだろう。言動や興味、感情の発露やこだわりなどからそれと知れる訳で。◆で、その当人からすれば、学校教育の方が厄介な訳である。自分の世界を侵食する、意味の分らないものを押し付けてくる、苦労して従っても怒られる方が多いと。
2013-07-31 11:33:00⑧自閉症の障害特性としての「般化困難」。これが一般人(親自身さえも含む)の、理解と共感を得難い大きな問題点だと思う。
2013-07-31 11:39:11⑨誤解を恐れずに言い切るなら、自閉症の人間個人の中の『世界』が一般社会に共有される『世界』とイコールになる事は無いのだろう。だから本人が関わる世界を広げ、好きな存在を増やし、それらに嫌われない様にどうすればいいのかを誘導して行くのと同時に、成長に即した反応を乗り越えていくしかない
2013-07-31 11:43:20⑩で、更に問題の件へと追及するならば、特別支援学級の男子生徒(14)が就学して7~8年。その間に何故読み書きや計算が出来るまでにならなかったのか?習字を書いて持ち帰ったと言う事柄から、指示された事や真似は出来るけれども、理解や応用に繋がらない?辺りまで推察。
2013-07-31 11:58:57⑪中学校へ進級する前での過程で、適切な教育と指導を受けられなかったのか?受けたと仮定した場合に、何処まで進んでいたのか。コーディネーターやソーシャルワーカ等の専門家を交えた親とのすり合わせは行なえていただろうか?等の疑問は次々出てくる http://t.co/E71GqLvP0u
2013-07-31 12:20:12⑫http://t.co/yTdIyxFrVv文部省資料より 自閉症等は、外見からはその困難さが分かりにくいことから、この困難さを見ぬける専門性の高い教員を配置する。◆これは、翻れば一般人である親が、自分自身の子の症状の深度を把握しきれない・理解し難いと言う事でもある。
2013-07-31 12:23:06⑬で、自分の最初の発言へと戻る。親が望むのは、外見は普通に見える我が子へ『普通であって欲しい・なって欲しい』と望む。それが可能であれば良い。不可能な場合に、その願いと現実の差を、誰に負債として押し付けるのか。
2013-07-31 12:34:39⑭親が自身に押し付けるのも、子供へ押し付けるのも、教師へ押し付けるのも、周囲の生徒へ我慢を押し付けるのも、どれもこれも、誰かがその子の犠牲になる。『助け合うのは良い事』とか『障害児は天使』とかの美談麗句で誤魔化しても、問題の本質は変わらない。
2013-07-31 12:40:32⑮「安分守己」自分の身の程をわきまえて生き、高望みしないこと。『ぶんにやすんじおのれをまもる』と読むらしい。これをどんな考えで教師が選んだのかは、教師本人にしか分らない。
2013-07-31 12:57:53⑯両親は「基本的な訓練を授業に取り入れてほしいと要望してきた。子どもが可哀そう」と訴えている。>>つまり、この言葉に対し『自身の能力よりも高望みするな、わきまえろ』と子供が攻撃された、と親御さんは認識しているのだろうか。
2013-07-31 13:04:37⑰http://t.co/lg8oKxyaLi だが、記事後半にある学校校長の説明の中に「保護者を批判するなど深い意図はなかった」とある事から見ると、子供を通じ、自分達が揶揄されたと少なからず感じた可能性もある。
2013-07-31 13:08:51⑱もし、自分が意図して「安分守己」を選んだならば『自分の力で出来る事を 出来る範囲内で精一杯頑張っていこう』と説明するだろう。それを恣意的だ、意味を曲げていると非難されても良い。教師が、キミは自分を守れと願うのなら、其処にそれ相応の何かがあったのではないかと、自分は推測する。
2013-07-31 13:28:51⑲健常者であってさえも親子の関係と言うものは難しい。重過ぎる愛情は、時に子供を圧迫する。逃げ出すか押し潰されるか、それはその子次第だ。
2013-07-31 13:31:20⑳ともあれ第三者としては、問題の核になっている子供に対し、本人にふさわしい環境と幸せがある様にと願うだけだ。どれだけ親が望んでも、教師が指導したとしても『本人の限界』は超えられないだろうから。
2013-07-31 14:00:4321)周囲に出来るのは、その限界が何処にあるのかを本人と一緒に探る事、そこまで能力が伸びる様にサポートする事くらいだろう。
2013-07-31 14:02:5422)親が愛情と自己陶酔に酔っ払えば子供を見失う。コレさえ出来ればうちの子は普通なの!と主張すれば現場で子供は置いてけぼりになる。大変だろうけど、誰の為に何をしているのかをすぽっと見失うケースは多い。残念ながら。
2013-07-31 14:11:0323)ちなみに、知的障害特別支援学校には知的発達に遅れのない自閉症等は入れない事、高等学校には特別支援学級がない事等を、親は出来るだけ早めに知った方が良いんだろうね。ちゃんと専門家とやり取りしていれば入ってくる情報だけれども。
2013-07-31 14:14:24