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れき
@reki_frequent
参加したいゼミがあるんだ... 辿りたい学会があるんだ... 守りたい功績があるんだ... 誇りたい学歴があるんだ... 収めたい論文があるんだ... 聴かせたい研究があるんだ... 語りたい論題があるんだ... 掲げたい学位があるんだ...
2013-08-06 07:04:56
れき
@reki_frequent
どんな時でもボクらは諦めない 研究の彼方 遠くて近い卒業 教授との約束 受け継がれる想い 終わらないボクらの学位論文(クロニクル)...
2013-08-06 07:05:55
れき
@reki_frequent
教授「＜修士２年＞（M２）よ…私は悲しい…！ 君ならば書（論文）の真理が理解できると思ったのだがねぇ… まぁよい…学位を与えられると思い上がっているのなら…いつでも掛かっておいでなさい…」
2013-08-06 06:54:20
れき
@reki_frequent
物心付いた時 先輩は既に居なかった 仄かな哀しみは 優しい嘲笑感… （──ボクらのゼミはどこまでも逝けそう） 進級する前に 後輩も既に居なかった 確かな憎しみは 激しい収入差.. （──何処で（後輩が）見つかる誰が（就活して）裏切る）
2013-08-06 07:10:37
れき
@reki_frequent
違う専攻を抱いて 進めてきた研究も現在(いま)は 同じ論文に抱かれてる それなのに...それなのに... あの頃ボクらが夢見てた 未来へ駆ける研究職を 追い駈ける影（ライバル）が在ることも 識らなかったボクらを乗せて 疾って往くよ...予言された終焉へと...
2013-08-06 07:11:48
れき
@reki_frequent
＜黒の学位論文＞(ブラッククロニクル)それは「存在してはならない論文」 とある学術書出版(カルト)会社の施設より押収された 全二十四章から成る黒い文字の論文
2013-08-06 07:13:10
れき
@reki_frequent
そこに記されていたのは 有史以来の数多の記録 ある種の整合性を持つ 歴然とした年代記 それをパクリと認めるならば 教授会の肯定してきた学位論文とは何なのだろうか？
2013-08-06 07:14:14
れき
@reki_frequent
論文の記述は未来にまで及び 一つの相違(しゅし)に 複数の学説(は)を芽吹かせ 蟲惑の論争(はな)を咲かせる その最大の論点は 近い未来(さき)この論文が 終焉を迎えるという＜史実＞... ここ替え歌の余地なくね
2013-08-06 07:16:48
れき
@reki_frequent
何処までが研究で何処からがパクリだ？ そこを見誤ると学会に葬られる 各々で勝手に引用を敷いてる 白紙に刻むは研究の軌跡だ 嗚呼...狭い...ここは何て狭い論文だ... ──査読
2013-08-06 07:19:25
れき
@reki_frequent
教授(てき)は全部殺すんだ 研究よそれで一時安心だ けれど味方も教授（てき）になるんだ ならば先手打って殺すんだ しかし教授（てき）は無くならないんだ だから怯えながら暮らすんだ されどそれを繰り返すだけだ それが研究職を掴む途だ
2013-08-06 07:21:31
れき
@reki_frequent
間違ってる そんな研究は 間違ってるんだ この論文を 売ろうとしてる 奴らがいるんだ 気付くべきだ 気付いたなら 戦うべきだ たった一稿 でっち上げる 研究者のように
2013-08-06 07:23:13
れき
@reki_frequent
あの頃ボクらが夢見てた 査読へ託した論文を 書き換える影（教授）が在ることも 識らなかったボクらを超えて パクって逝こう…論文にない＜研究成果＞へと...
2013-08-06 07:24:44
れき
@reki_frequent
物心ついた時 教授は既に居なかった... 引退だとボクに告げたのは 助手であるボクを引き取り就かせた組織（大学）だった 組織（大学）には似たような奴らが何人も居た やがて組織（大学）に疑問を抱いたボクらは組織（大学）から逃亡した...
2013-08-06 07:26:38