塩見恭平さんによる刑事裁判修習のまとめ

しおミン @sioMinn

お待たせいたしました・・・ 一修習生の感じた、ケイサイ修習のまとめいきます！ すでに67期向けになっていますが、とりあえず連ツイします。 #刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

傍聴の機会が非常に多いです。手続きを知るためには、40分で結審まで行く比較的わかりやすい事件を何度か見ることをオススメします。冒頭陳述、証拠意見、証拠調べ、被告人質問、論告、弁論を40分でするので、根拠条文を考えている間にめまぐるしく時がすぎます。 #刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

起訴状一本主義により、継続事件以外はほとんど記録がない。もっとも、公判をみたらだいたいわかるのでノーガードで傍聴に行くことがままある。 ちなみに、大阪は原則として検察官の後ろに2人、弁護人の後ろに2人つかせていただきました。 #刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

傍聴で苦労するのが証人の声。小さい人ははっきり言って心証が悪くなります。法曹も同様だと感じたので、とにかく声を大きくはっきりと、自信を持って答えることを誓いました。#刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

民事裁判は傍聴席に謎の指示者がいらっしゃいましたが、刑事裁判では傍聴マニアの方がいらっしゃいます。 喫煙室で量刑あてクイズをしているとか・・・(しかも正確とか・・・#刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

刑事事実認定は何を置いても証拠構造の把握が第一。直接証拠型か、間接証拠型か。個人的には直接証拠の食い違いをどう処理するかについて考えるのは面白かった。 間接証拠の積み上げで合理的疑いを容れない程度の立証ができているか考えるのも楽しい。 #刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

尋問の得手不得手もはっきりわかります。ダイヤモンドルールに沿って、反対尋問をほぼすべて誘導で押し切った方もいれば、グダグダで裁判官の補充尋問に助けられている方もいた。反面教師にしなければならないと感じました。#刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

尋問が得意でない人の尋問を聞いている時には、時々脳内異議を出してトレーニングをしていました。ただ、出して意味のある異議とない異議があるのでその辺はまだまだ学習です。#刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

起案について。大きく、1.犯人性と2.犯罪の成否に分かれています。あとは手続小問。基本的に「刑事裁判修習読本」を読んでいれば大丈夫かと。あとは、ちょこちょこ刑事事実認定重要判決50選を読んでました。手続は実例刑訴で。#刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

裁判員裁判。評議を見させていただく機会は一生にもうないので、どのように考え、判断しているかをじっくり見ました。もちろん裁判員の方の考えに影響を与えることは一切できないので、質問されてもグローマー拒否。タバコを吸う友人は喫煙所でお会いして質問ぜめにあったそうです。#刑裁修習まとめ

しおミン @sioMinn

以上。