「視覚支援は大きくなったら必要なくなる」という間違いのこと

kingstone @king1234stone

昨日のハルヤンネさんの出版記念講演会、実は私、若い女性を助手席に乗せて行ってました。いやはやもう行きも帰りもしゃべり倒しました。で、あとで彼女がハルヤンネさんにメールをしたそうで、その文言が「おめめどう通信」に載ってます。しかし文言が違う！！たぶん若い女性が記述間違いしたのね。

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実は、彼女と車の中で「いやほんと、なかなか一般の方にはわかって頂けないけど、でもやってる側としては言葉にこだわるところあるよねえ」とかいう話でも盛り上がってました。というわけで、私のこだわりのために、その「元」の文と、私が言った文言との違いを書いてみます。

kingstone @king1234stone

メールにあった元．「書いて伝える事は障害を治したり良くする方法じゃなくて、とても便利な方法で必要な方法だから、最終的にそれをしなくても良くなるというのは違う話」という様なお話をkingstoneさんとしました。

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私が言った文言。「書いて伝える事でよくわかってもらえる。またわかる力ものびる。でもそれは障害を治したり良くする方法じゃない。とても有効な方法というわけじゃない。必要な方法なの。最終的にそれをしなくても良くなるというのは違う話。もちろん『形がより簡単になる』ってことはあるけどね」

kingstone @king1234stone

この微妙なこだわり・・・わかっていただけるでしょうか。なお、「『有効』ではなくて『必要』」というのはsyunさんが言い出した言葉ね。

kingstone @king1234stone

なお、実は先日、ソワでの若い方への研修、テーマは「診断名とアセスメント」でした。その中で少しだけ視覚支援にも触れました。（今回は少しだけ）結構「へえっ」とびっくりされるようなことが多かったみたいです。で、視覚支援（特にカレンダー・スケジュール・手順など）について

kingstone @king1234stone

最後の質疑応答の時に「そういうの使っていると、わかってきたら必要無くなるんですね」と尋ねられたので「ちゃいます」と即答したら「えっ」という顔をされました。

kingstone @king1234stone

「あなた、手帳を使ったり、スマートフォンを使ったりしてスケジュール管理してるでしょ」「はい」「あなたですら必要なんです。自閉症やアスペルガー症候群やADHDの人だって、自分でみとおしを持ったり、情報整理する手段は必要なんです。もちろん自分でそれが見つけられたら最高（続く）

kingstone @king1234stone

（続き）でもそれが難しい場合も多いから、支援者が合った方法を見つけるお手伝いをせなね。もちろん「形が変わる（写真バチバチのスケジュールから簡単な箇条書きメモへ、とか）」ことはよくあるけど「必要なくなるわけではありません」と答えた。

kingstone @king1234stone

本当に「慣れてきたら視覚支援は必要無くなる」という発想は、一般の方が非常にいだきやすい疑問というか、間違いというか、FAQ（よくある質問）になりますね。でも、それ自分の常識、しかも自分のことに気づいてない間違った常識なんだけどね。

kingstone @king1234stone

あっ、これを書くのを忘れていた。もちろん、昨日は若い女性としゃべり倒して、めっちゃ楽しかったです(^ ^)

kingstone @king1234stone

あっ、これも書き忘れていた。視覚支援の方法が、本人さんにとって、もう大げさであったり、その形では必要なくなる場合、必ず本人さんが言うなり、何らかの行動で教えてくれるなりするもんです。勝手に周囲の人が決めるようなもんじゃないですね。