- Yamashita238
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「所謂危険デマが何故いかんのか」ということについて、その根拠たりうる記述を資料で見つけたので、それを長々と書いてみたいと思う。結論から言ってしまうと「不安を煽るだけで、放射線被曝ゼロでも放射線を被曝した以上の健康障害が出るから」。
2013-08-14 10:45:36「図解診療放射線技術実践ガイド(文光堂)」の序章最初の項目「患者の抱く不安」と題されたページには放射線科というより病院スタッフ一般の心得が書かれている。大雑把にまとめると「患者はとかく不安を抱くものだからそこを重々理解しなさいよ」ということがかかれている。まあそれは当たり前だ。
2013-08-14 10:49:21「不安とは」と題された段に、人間が不安に駆られると起こる症状として「心理的反応として「神経過敏、気がかり、憂鬱、緊張感、興奮、警戒心の増大、注意力の低下などが見られる。」問題は次だ。
2013-08-14 10:52:03人間が不安に駆られると起こる症状の続き。「発汗(特に手掌)、口渇、心拍数の増加、血圧上昇、顔面蒼白または紅潮、瞳孔散大、筋緊張、食欲減退、吐き気、嘔吐、頻尿などの反応がある」 ここで問題にしたいのは「嘔吐」。
2013-08-14 10:55:00http://t.co/5A33Diim4D ここを見るとわかるが、放射線被曝で嘔吐が発生するのは「1Sv」。1mSvじゃないぞ。
2013-08-14 11:00:04人間はただ不安を煽るだけで1Sv程度被曝させたときの症状が現れてしまうという仮説だが、実例をもう一つ。山本太郎は放射能を心配しすぎて円形脱毛症をやらかしてしまっているが、放射線で脱毛が発生するのは2Svから。 http://t.co/5A33Diim4D
2013-08-14 11:01:49身近に放射線科勤務者がいるとか、近傍の知識をある程度持っていて資料を自分で読み解く力があるとか、そういう人なら余計な心配をせずにすむだろうが、皆が皆そうではない。一定割合、枯れ尾花に怯える人はいる。
2013-08-14 11:08:30「2011年以降埼玉県に住んだことのある人の虫歯は放射能だ。お前もいつか死ぬぞ」と誰かが言っていたとしても、「何こいつ言っているんだ?」と鼻で笑うだけだが、それを真に受けて不安にかられる人は一定割合必ずいるわけだ。そういう人は被曝に怯え体調を崩す。
2013-08-14 11:20:33というわけで、人の健康不安を煽ることそれ自体が受け手の体調を崩すこともある。場合によっては1Sv以上被曝した場合の症状が不安を煽るだけで現れる だから殊更不安を煽るようなことはしてはいけないと思う。
2013-08-14 11:22:53もちろん、こう書くと 「放射能の警告のためにやっているんだ!」と反論する向きもあるかもしれないが、そういう場合は言葉を選んで不安を与えずに警告すればよい。放射能とやらにお詳しいならその程度言葉を選ぶことはできるでしょう。
2013-08-14 11:25:20さっきの資料の冒頭より。 ■患者の心理について 入院患者に見られやすい心理状態 1・依存的になりやすい 2・攻撃的になりやすい 3・ひがみやすくなる 4・自己中心的になりやすい 5・気弱になりやすい 6・気持ちや態度が動揺し変わりやすい 7・自信を失いやすい 続く
2013-08-14 11:30:388・被暗示性が高まりやすい 9・過度に従順になる 10・その他 8・の被暗示性のところは次のつぶやきでそのまま抜粋します。
2013-08-14 11:33:068・被暗示性が高まりやすい 患者は医師や医療技術者のことば・話し方・態度から暗示を受けやすい。また周りの人の意見やマスコミや本の情報などで迷いやすい。病状が思わしくなかったり、経過が長引くほどこうなりやすい。
2013-08-14 11:33:43これら1~10までの項目、患者というか、所謂放射脳にまるっと当てはまる話ですよね。原発事故で自分が健康に影響がでるほど被曝したという「暗示」が、自分が病人であるかのような錯覚を招いたとすれば、同じような症状が出るのは不思議ではないかもしれません。
2013-08-14 11:35:28ただ問題はその「患者かも知れないと思い込んだ人」が群れを成して勘違いを増幅させて、そこまでではない人にまで迷惑をかけるようになったことですよなああ。
2013-08-14 11:37:34