運動の潰し方

WKT @msadralapse

このブログの方と似た問題について今からツイートします。RT: 運動の潰し方教えます: たんぽぽのなみだ～運営日誌 http://t.co/RISoVsTssA …

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(1)　ブログライターのたんぽぽさんが言うように、「現実問題として「Aの差別解消」を実現するために、やむをえず「Bの問題」を棚上げする」と、Bの差別だ、あるいはAの差別に反対する運動自体が欺瞞だから意味なし、と言われることがある。

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(2)　最近の、3.11後の社会運動への批判や、ときには誹謗を見ていて、自分が根本的問題だと思うのは、「Aに関するこのイベントでは、Bについて主催者は賛否を言いません」と言うと、それがつねに、Bに関する差別への加担になるという発想。主催と参加者の全場面での一致をイベントに求める。

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(3) 例えば日の丸。社会運動に誰かが自分で掲げるために日の丸を持ってきたとき（他人に配ったり主催に採用を求めてはいない）、主催者が強制的に排除しないと「日の丸の賛同しているんだ」と言う人がいる。「日の丸を強制している」と言うひとまでいる。

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(4) だが、「強制的に排除しない」＝「賛成」なら、主催者はあらゆるイシューについて否定対象を発表しなければならず、参加者も従うことになる。これは、どんな目標を掲げる運動においても、左右に関わらず、個人の独立や自由を失わせる。

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(5)　東京大行進を目指してる中心的な人たちが、朝鮮学校だけ無償化から除外することを差別だと思っているにも関わらず、今回の行進の主催者による目標提示で明示的に言及しない方向になっているらしいことも、「Xへの反対を主催が明言しない＝Xへの賛成を主催が明言した」ととる人がいる。

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(6)　朝鮮学校の無償化除外については、南北それぞれに結びつく在日団体の間で見解の相違がある。協力を求める限り、その点に目標提示で明示的に言及すれば、南北対立の原因をつくった日本の社会運動が、在日の団体を対立させることになる。

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(7)　自分は、在日の団体に協力を求めるのではないべつのイベントで、無償化除外という差別に抗議していきたい。そう思っている人が東京大行進に多い。しかし、どうしても、「あらゆるイベントで全体的対立を煽れ」と言う意見がある。

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(8)　それに対して自分は、二つのことを、とりあえず思う。第一に、反差別の社会運動はするが、協力をもとめるひとたちにどんな選択を迫っているかを覚えたい。第二に、社会運動はしても、「自由」と「独立」のなくなるやり方はしたくない。どちらも完ぺきには果たせませんが、考えています。

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批判を受け入れない、って思われてる部分があるんでしょう。批判について考えていますよ、ずっと。そして、自分など以上にものすごく考え、難問を生きているている人たちが、東京大行進をつくろうとしています。間違ったら謝ります。差別をやめたい。黙認はやめたい。くそだから。歩きましょう〜！

WKT @msadralapse

「あらゆるイベントで全体的対立を煽れ」と求めるネット上の自称左翼が、自分には、「戦争」に憧れる石原のようなアイデンティティ右翼やネトウヨと似て見えてしまう。