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パシフィック・リムの「帰りマン」への映像的オマージュ
【パシフィック・リムの冒頭】映画美学校の「講義」の告知頁 http://t.co/wkfsVGfm8y を見ると、あの冒頭シークエンスは過去の作品のパターンにとらわれない新しい現代的な語り口だ、みたいな書き方をしている。(続く)
2013-09-20 12:05:39(承前)こまかい段取りをすっ飛ばして「いきなり怪獣が出る」「いきなり怪獣退治に出動」は過去の約束に囚われてないと。そうだろうか。本多猪四郎が監督した『帰ってきたウルトラマン』第1話冒頭を見てもまだそんなことが言えるだろうか。(続く)
2013-09-20 12:08:28(承前)『帰ってきたウルトラマン』第1話では、冒頭の数分で、怪獣襲来と迎撃出動を見せながら、ナレーションで簡潔に「なぜこの世界では怪獣が出現するのか」「それに世界はどう対処しているのか」を説明する。(続く)
2013-09-20 12:12:55(承前)ナレーションだけで世界の構造をザクッと説明するという、一見禁じ手で安易に見えかねない手法がここでは逆に非常に効果的かつ効率的に作用している。その理由は、「映像の持つ圧倒的な力」に他ならない。(続く)
2013-09-20 12:14:35(承前)そしてその「手法」を徹底的に開花させたのがあの『パシフィック・リム』冒頭のシークエンスだ。『帰ってきたウルトラマン』第1・2話を良く観れば、ここからどれほどのものを受け継いでいるかよく判るはずだ。(続く)
2013-09-20 12:20:31(承前)「過去の作品をしっている」だけではダメだし、「新しいことをやる」だけでもダメ。過去の財産を踏まえて、いまどうすればいいのかを考えることが大事だ。それをキチンとやったのが『パシフィック・リム』なのだ。 (おわり)
2013-09-20 12:23:27【パシフィック・リム on 帰ってきたウルトラマン1・2話】① 1話冒頭の怪獣出現。橋を破壊し、車両が海面へ落下。パシ冒頭と同じですね。 http://t.co/ttnw28mabu
2013-09-20 17:39:57【パシフィック・リム on 帰ってきたウルトラマン1・2話】② 犬! わんちゃんがいた~ww http://t.co/lamRVRy0h3
2013-09-20 17:41:09【パシフィック・リム on 帰ってきたウルトラマン1・2話】③ 2話。新入りの腕前を剣道ではかる。圧倒的な強さに驚く。そこで剣道4段の丘隊員「私がお相手します」。 説明不要ですね。 http://t.co/Jvz2ZHPLXO
2013-09-20 17:43:03【パシフィック・リム on 帰ってきたウルトラマン1・2話】④ ペアで機体に乗って出撃。怪獣にはたかれて、腕を強打。怪我をして右腕を吊る結果に…。 パシのハンセン親子そのまま。 http://t.co/hcPE7oDPKl
2013-09-20 17:44:56【パシフィック・リム on 帰ってきたウルトラマン1・2話】⑤ 「すべて私の責任です」「いや、そうはいかん」。うなだれる郷、解任されて去る。…パシのローリー、スタッカー、マコ。立ってる位置関係まで同じ。 http://t.co/2LTGe8JbrO
2013-09-20 17:47:35【パシフィック・リム on 帰ってきたウルトラマン1・2話】⑥ 怪獣を ちぎって投げる ウルトラマン パシでジプシーがやったのと同じ。恥ずかしながら、今日初めて気付きました…。 http://t.co/LslE1sSQf3
2013-09-20 17:50:07【パシフィック・リム on 帰ってきたウルトラマン1・2話】⑦ 以上、本多猪四郎監督が演出した1・2話から拾ってみました。『パシフィック・リム』のエンドロールにクレジットされた本多監督の名前は飾りではないということですね。 http://t.co/Px33GKlHq0
2013-09-20 17:52:34@hoshinoruri16 35ミリのネガをスキャンするときは、それくらい細かくないと実用にならないんです。紙のスキャンには普通使わない解像度です。
2013-09-20 18:13:52@T_SONOYAMA @irokichi76 @perry_lawton ありがとうございます! 励みになります!(=゚ω゚)ノ
2013-09-20 22:02:09渡辺宙明トークライブより
本日の「渡辺宙明トークライブ 4」、堪能させていただきました。先生の「自選30曲」はベスト30というよりは、「聴いて欲しい30曲」というニュアンスでした。裏テーマは「もっと挿入歌を聴こう」。つまり、(続く) #chumei4
2013-09-21 18:37:20(承前)作品の挿入歌は、主題歌と違って発注元からの制約が少なく、比較的自由に書くことができ、先生が好むバラード曲も豊富な名曲揃い。なのにライヴなどで取り上げられる曲は主題歌偏重になりがちなので、皆さん是非挿入歌にもっと目を向けてくださいという趣旨でした。 #chumei4
2013-09-21 18:37:31不破了三さんの「宙明サウンド解体新書」、今回は「1975-1980」。いわゆる「ディスコ音楽」「ディスコサウンド」のスタイルを判り易く解説しつつ、宙明サウンドの進化過程を分析。今回も楽しく面白く膝を打つ、教養とエンタテインメントの融合を堪能させていただきました。 #chumei4
2013-09-21 18:52:55自選30曲を年代順に聴いていくというスタイルで、「ジャスピオン」「スピルバン」辺りにさしかかった頃に気になったのは、音の仕上げ方。リバーヴが強く、音自体も作り込まれている加工感が濃厚。そう思っていたら不破さんがすかさずその点を指摘する解説を。 #chumei4
2013-09-21 19:01:12@perry_lawton うらやましい…仕事が終わったのが2時なので行かれず、エアロビクスとマシンで鬱憤を晴らしていました…(涙)
2013-09-21 19:07:45私の個人的な感覚では、70年代のスタイルが、白紙に筆で鮮やかな色彩の線を引いていくイメージとすれば、80年代以降はキャンバス自体に複雑な模様が書かれていて、その上に更に塗り重ねていくイメージ。(続く) #chumei4
2013-09-21 19:09:29(承前)その違いの影響を一番受けるのがヴォーカル。80年代以降は、ヴォーカルがサウンドの中に、「シチューの具のように溶け込んでいる」。それがいいか悪いかは好みの問題だし、串田アキラさんの声質はこういう音づくりにマッチしているとも感じる。(続く) #chumei4
2013-09-21 19:28:54