２０１３年　少女漫画の旅（1970～80年代りぼんマスコットコミックス編）

吉田正高 @yoshidamasataka

先にマーガレット＆セブンティーンを中心に少女漫画単行本の表紙+つぶやきの連投をまとめましたがhttp://t.co/ZM3ApTliPD 「集英社といえば『りぼん』じゃねえのか？」というツッコミが多数ありましたので（苦笑）、りぼん系の漫画の単行本表紙写真+つぶやき、いってみます！

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ただし、70年代の「りぼんマスコットコミックス」の多くは埼玉の実家に眠っているので、山形に持ってきている70年代中後期～80年代初頭の漫画を中心にさせていただきます☆

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もりたじゅん先生の衝撃作『うみどり』☆　「実の兄妹の恋愛」というタブーを主題に、さらにひとひねりしたストーリー展開とエンディングは、当時リアルタイムで『りぼん』を読んでいた女の子たちに強烈な印象を残したのでは？ http://t.co/I51YB22VCa

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金子節子先生の『うちのアネキはLサイズ』☆　長身で剣道部副主将という男まさりの主人公を巡る王道のラブコメ♪　表紙でヒロインの奈緒ちゃんの隣にいるのが剣道部主将の仁一郎くん（苦学生を装っているが実は…な、秘密あり）☆　 http://t.co/UEqPiOILXD

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同じく金子先生の『鮎子なかないで！』☆　成績優秀で運動神経抜群な不良、っていうヒロインが転校してきて、様々な騒動を巻き起こしますが、実は心に傷を負っていて…コンプレックスを抱くヒロインを描く時の金子先生の筆致は超一級ですね！ http://t.co/aUDjrajDdi

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金子先生の『千代ちゃん、ちょっと！』は田舎から出てきた家政婦もの☆　個人的な注目作は、この単行本に収録されている短編「ボインがなんじゃ！」（照笑）この辺が1979年作品ってことで、80年代がうっすら透けてみえるようなラブコメですよ♪　 http://t.co/FPqdpG3wo8

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金子先生の代表作『オッス！美里ちゃん』☆　学校一のチビ（原文ママ）だけど運動神経抜群のヒロインが、相棒の長身男子と様々なスポーツに挑んでいきます♪　いわば少女漫画版『ダッシュ勝平』？連載開始が1979年で、連載中に80年代に入ります☆ http://t.co/oZVe2sfXKp

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金子節子先生の『次男はつらいよ!!』☆　収録された３編のうち、２編がアニキの彼女orお嫁さんと同居することになって…っていう内容ですが、最後は弟もカワイイ彼女ができます♪　高橋亮子先生の『しっかり！長男』とあわせてお読みください（笑） http://t.co/hEbIyeRlaR

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佐藤真樹先生の『花の車にのって…』☆　お兄ちゃん子の主人公が兄の結婚によって成長する表題作もいいけど、オススメは「ヒコーキ雲のうた」♪恋敵になったお姉さんの事故をきっかけに本当の愛情を知るという、紹介するだけでちょっと泣けてくる名作☆ http://t.co/cjcmRRl1J6

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佐藤真樹先生『３月わかれ雪』☆担任の先生への淡い恋心を中心にストーリーは進んでいきますが、ドラマを動かすのは「一流のK大をもうすぐ卒業」「でもこの不景気でしょ」「もう何度も試験失敗している」不況下で就活をがんばるお兄さんです（泣） http://t.co/yZMPB0W3f2

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佐藤真樹先生の『冬色かれんだあ』☆表題作はお互いの気持ちに気づいていない二人を更生した元ヤ●ザが丸く収めるお話♪収録作の「星まつり」でも、新しいお母さんに馴染めない男の子の気持ちを和らげていく異父弟が影の主役の物語♪　心が洗われます☆ http://t.co/wOORUeksGy

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佐藤真樹先生の『白い船白い風』☆本書には作者が79～80年に描いた短編が収録されてますが、これ以前の作品と同様のテーマを扱いながら、雰囲気に相当な変化がみられて、例えば79年9月の「ティーゼリーをふたつ」の80年代的なテイストは絶妙♪ http://t.co/UEJVdYofQ1

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『エンジェル日誌』で有名なごとう和先生の『物語ならハッピーエンドで』☆収録作の中でも「じゃがいもコロコロ」は、オレの超お気に入り♪「顔が悪いなんて気にするなー（中略）いつもニコニコしてな心の中がきれいならそれでエエンだから」（泣）　 http://t.co/zzz88QwZCc

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前述のごとう和先生の「じゃがいもコロコロ」のヒロイン、コロッケ屋の娘のまりちゃん♪ 不美人って設定だけど、この癒される感じは、オレの好みのど真ん中で、ドキッとしちゃいます☆ http://t.co/55Wg7Eiwmc

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山本優子先生の『いちご時代』☆　お話の中心は当時大流行していた『スペースインベーダー』！オレ、「ゲーム文化の歴史は～」とかいうくせにこの漫画のことを取り上げない人には近づかないことにしてますから（嘘ですよ・笑）★ http://t.co/rfWzGQYMRT

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前述の山本優子先生の「いちご時代」の名セリフ「インベーダーゲームで三万点だした人とならデートするよ」☆ じゃ、オレも有資格者だな(泣) http://t.co/dwGPSBnojN

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麻久里しず先生の『まとはずれLove』☆　受験生、浪人生、貧乏大学生がわんさか登場して、「偏差値が落ちちゃってさ～」「せっかく大学入ったのに…」ってな会話が頻出する、この時代（1970年代末）ならではの雰囲気を持ったラブコメ♪ http://t.co/nDBKfvgz3p

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篠崎まこと先生の『８月のシンフォニー』☆　ヒロインと、バイオリンが得意なお隣さんの美少年と、自分の義母に惚れているテニス部の美男子との三角関係に、二人の男子の両親が結婚するかも！ってな話がからみながら、爽やかなエンディングを迎えます♪ http://t.co/Av4VsUQIBI

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久木田律子先生の『遠い朝やけ』☆　表題作は、健気なペットと幸薄な主人公を中心としたお話ですが、何度も苦境に立たされながらがんばる男の子に泣きながら拍手です（泣）「動物を飼う」事に否定的なオレですら、グッとくるいい漫画です♪ http://t.co/14kxNFZ41a

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田渕由美子先生の『林檎ものがたり』☆　リンゴをアイテムにした恋愛ドラマの連作３エピソード、どれもが、「これこそ少女漫画の王道！」と膝をたたいてしまうような、まさに「おとめチック・ロマン」な内容になってます♪ http://t.co/9pJAPxUmyM

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田渕由美子先生の『夏からの手紙』☆　表紙のヒロインは成績優秀で委員長♪　気持ちを素直に打ち明けられない相手が転校、大学で再会するものの…これも王道のハッピーエンド、読後はほっこりして、頬がゆるみますよ！ http://t.co/xirBjhd3CV

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田渕由美子先生『あのころの風景』☆悲しい出来事から始まって、それを補う新生活＆恋愛を描きながら、冒頭の悲劇の影響で悲恋に終わり、それでも素敵なハッピーエンドを迎える本作は、それまでの「おとめチック・ロマン」から一歩ぬけだした傑作です☆ http://t.co/Y7fi73jGSD

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太刀掛秀子先生『P.M.3:15ラブ♡ポエム』☆　想いを寄せる男の子が毎日乗るバスに同乗するため、急いで下校するヒロイン！しかし途中の曲がり角でその男の子にぶつかって、しかもメガネを落としてしまって…まさに「おとめチック・ロマン」だ！ http://t.co/5hd8A5eU5W

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太刀掛秀子先生の『ミルキーウェイ』☆　山で死んだ異父兄（ハーフで金髪☆）の足跡をたずねるヒロインをめぐる、１巻で終わるのがもったいない完成度の恋愛ドラマ！太刀掛先生の漫画は密度が高く、いっきに読むと気持ちが高ぶるので（苦笑）ご注意を♪ http://t.co/93rXkkuUxC

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坂東江利子先生の『ラミと気まぐれ学園』☆　学園を舞台にしたラブコメ+ギャグ漫画♪　主役のラミちゃんの担任の沢利先生がちょっと変態で、現在ではアウトな言動をバンバンしてくれちゃいます（苦笑）★　あと、なにげにキスシーンが多い印象が… http://t.co/ayO0zlGTsB

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