高線量地域での染色体異常に関する会話と、近大原研による川俣町支援のお話
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「染色体検査」から「高線量地域は本当に染色体異常が多いのか」の会話
島薗先生のツイートで知った、2013年9月27日放送 クローズアップ東北「被ばくの不安をなくすために 福島・浪江町の染色体検査」。事前の予想や番組の内容はこちらから↓
浪江町の方の不安はどんなに大きかったことだろうと思う。今回の検査で安心した人がいるなら、それは良かったと素直に思う。けれど…ここまで不安を抱えてきた方というのは、この先新たな検査法が、これもあれもしていないと、外から提示されるたびに、また不安になるのではないかという懸念は残る。
2013-09-27 22:51:21翌日
昨晩のクローズアップ東北の染色体検査結果にどのような反応をされているか見に行ったら、それには一言も触れずにコレですよ。https://t.co/3FgWezFcLH https://t.co/jv1yLeHl1d https://t.co/59EZqBheUv
2013-09-28 23:50:22@monmon2236 @tonkyo_hanage 高線量地域(たとえば中国広東省陽江、インドのケララ州)と対照地域の間で住民のDNA修復機能に差があるかないかをきっちり検討したデータがないばかりに、言いたい放題なことを言う人がいても反証を出せないのは本当に腹立たしいです
2013-09-29 11:52:50@parasite2006 @monmon2236 @tonkyo_hanage 個人的には陽江やケララ州程度http://t.co/hoaRdD7w9P はヒトの通常のDNA修復機能の対応能力の範囲内だろうと思っていますが。
2013-09-29 12:00:19@parasite2006 @monmon2236 @tonkyo_hanage 昨日教えていただいたところではヒトのDNA修復機能の検討は方法がないわけではないものの(個々人のiPS細胞を作成)対象の数が増えると結構大変そうですhttp://t.co/rJLs4SCtpm
2013-09-29 12:05:58@parasite2006 @monmon2236 @tonkyo_hanage http://t.co/byq6MvYyWM' この伊藤先生にもいつもお世話になり、この36頁、関西でもよく話してもらってます。ケララで有意性が見れないのは修復機能の十分な範囲内と考えていますが。
2013-09-29 12:14:59@hi_kudo 有難うございます、震災以来川俣町を支援していらっしゃる近畿大原子炉研の伊藤先生のスライドですね。ケララ州の高線量地域は海岸の漁村が多く、日中海上で漁をする男性より一日中陸上ですごす女性の方が積算線量が高い所 @monmon2236 @tonkyo_hanage
2013-09-29 12:35:00@hi_kudo それにしても年間の外部被ばく線量が4-70 mSvで、出生以来の積算線量が人によっては600 mSvを超える地域って、外部被ばくの年間線量が世界平均0.63 mSvとどっこいどっこいの日本からすれば、、、@monmon2236 @tonkyo_hanage
2013-09-29 12:42:56@hi_kudo 対照地域との癌リスクの差がないのはDNA修復機能に差がないからで淘汰の結果の修復機能の増強によるのではないことを証明しようとすると修復機能の定量的比較が必要なのに、技術的な壁に加えやる意義を感じる人がいない @monmon2236 @tonkyo_hanage
2013-09-29 13:06:31@hi_kudo 今このスライドhttp://t.co/e8tfpfEYS6 P.15の図で、地球の歴史が始まって以来放射線量は減少を続けており、5億年前の陸上生物の出現と紫外線量の減少がきれいに対応しているのを見てなるほど@monmon2236 @tonkyo_hanage
2013-09-29 13:18:10@hi_kudo (惜しむらくは量が書いてあれば昔は現在の何倍ぐらい高かったのかわかるのですが、概念図にそこまで望むのは無理か)@monmon2236 @tonkyo_hanage
2013-09-29 13:26:45@parasite2006 @monmon2236 @tonkyo_hanage この概念図の数値の件、そうですね。この概念図も含め、ケララの有意性無しなど、学校教育(特に義務教育課程)に含めることができればと期待しています。
2013-09-29 13:40:04@hi_kudo @parasite2006 @monmon2236 基本的に生物というのは通常の環境(放射線含む)のパラメータ変化には対してかなり頑健にできていると考えられますよね。そのために同じ影響に対しても何重もの制御機構ができているわけです。
2013-09-29 15:20:44@hi_kudo @parasite2006 @monmon2236 また、生物学的に(研究対象として)意味のあるデータと、防護上(実用上)意味のあるデータというのは必ずしも同じではなく、今回の検査にも象徴されるようにその部分がごっちゃにされている部分もあるように思います。
2013-09-29 15:30:51生物のバッファーとしての機能ってすごいですよね。いわゆる緩衝液と同様に、一定の限界を超えた途端に一気に崩れますが。RT @tonkyo_hanage: @hi_kudo @parasite2006 @monmon2236 基本的に生物というのは通常の環境(放射線含む)のパラ
2013-09-29 23:17:54@schwartzkatzeZZ そうなんですよね。それが生物の研究の難しさの原因の一つでもあるのですが。@hi_kudo @parasite2006 @monmon2236
2013-09-29 23:49:33酸性溶液は中和してから捨てるんですが、たまにちょうど良く緩衝液になっちゃって、全然液性が変わらないときがあるんですよ。生物みたいだなーと思いながら淡々と作業したりしてます。 @tonkyo_hanage @hi_kudo @parasite2006 @monmon2236
2013-09-29 23:54:21@schwartzkatzeZZ 私も実験していた時はよく緩衝液とか培地とか作りながら緩衝能ってすごいな、と実感していました。確かに生物も似た側面あります(実際生体内は緩衝液で満たされていますし)。@hi_kudo @parasite2006 @monmon2236
2013-09-30 00:09:45