なんで戦車不要論が不毛なのか
- iwatekenmin01
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以下の記事から始まった戦車不要論
TL見ると戦車不要論に対して飽きずにやたら反応する人、だいたい決まってきた感あるので「反戦車不要論」というリストがつくれそう(つくらんけど
2013-10-15 02:19:40戦車不要論がごうのこうのという話、前に井上孝司氏がhttp://t.co/yiPL3T6D21 で非常に簡潔に纏められている。
2013-10-15 02:23:22戦車不要論? ふむ。それを唱えるならRPG-30あたり持たせて、平野部に隠蔽して戦車を撃破してもらいたいね。その平野部に榴弾で事前砲撃してやるからさ。
2013-10-15 13:22:13戦車不要論VS騎兵不要論 帝国の未来を賭けて仁義なき戦車兵と騎兵の派閥争い! In 古代メソポタミア
2013-10-15 22:21:41グデーリアン著『電撃戦』を見てみましょう。
ヒャッハー! 推敲も誤字脱字チェックも無しだゼー! もう寝るゼ―! → 戦車に代わり得るモノは何か? 機甲戦理論における戦車と将来戦dragoner.ねっと: http://t.co/3ONxvcra1g
2013-10-19 05:50:51昨夜というか今朝、徹夜のテンションで書いたエントリ → 戦車に代わり得るモノは何か? 機甲戦理論における戦車と将来戦dragoner.ねっと: http://t.co/3ONxvcra1g
2013-10-19 10:14:38この記事が言及してるグデーリアンの自伝「電撃戦」、いちばんおもしろかったのは上巻のはじめのほうの機甲戦理論の構築と、ドイツでの装甲師団の創設過程だったな。ただ軍人らしい情感ゼロの文章と、私の場合ワイマール補正がかかってるので誰が読んでも面白いとは思えない
2013-10-19 10:24:46@MyoyoShinnyo ベルサイユ体制での制約下で、地道な試行錯誤から、あの戦車軍団に繋がるのか―、と思うと上巻前段は感慨深いですね
2013-10-19 10:27:57HoI2でグデーリアンやポルシェに電撃戦理論や戦車を研究させて、生産キューに戦車師団を放り込むその裏では、ああいうことが起こってるんだなーと
2013-10-19 10:31:57しかしそんなプロジェクトXの血と汗と涙の結晶を、最後の最後で「維持費かかるから開戦直前まで解散しとこ」とか、「韋駄天グデーリアンと一緒にはしり隊」とかいう名前に変えたりするのが政治家(プレイヤー)である
2013-10-19 10:38:35グデーリアンの自伝「電撃戦」に戻るが、彼はその中でこう書いている。“いずれにせよ、われわれ人類の過去幾千年もの戦いの歴史に繰り返されてきた“防御兵器と攻撃兵器との相互競争”は、戦車に関しても同様にますます増大していくだろう。(続く)
2013-10-19 12:51:30(続き)これはもちろん、要塞や艦船そして航空兵器などすべてについていえることである。だから少なくとも攻防両者の相互競争エスカレート論をもって戦車の使用を断念する根拠はないわけである。”
2013-10-19 12:51:49結局、戦車を代替するものがあるとしたら、装甲・機動力・火力それぞれで戦車をしのぐもっとつよい(小並み感)なにか以外にないとグデーリアンは示唆してるし、それはつまりもっとつよい戦車以外の何物でもなかったのはその後ずーっと立証されてきてるわけよね
2013-10-19 12:56:50ていうかさ、グデーリアンの「電撃戦」って、その時点で既に「戦車不要論」に対する反論が書いてあって、しかもそれが今そのまんまコピペしても完全に通用するシロモノで、百年近く経ってその間にムーズ川もクルスクも中東戦争も起こってるのにまだ論争してるのかってのがスゴイお。
2013-10-19 13:03:34グデーリアンが戦車不要論に対して反論しているのは、戦間期には既に戦車不要論が存在していたからなんですね。当時の戦車不要論も今のそれと大して違わないんですが、それを理論と現実双方で粉砕してしまったのがグデーリアンの凄いところで
2013-10-19 13:09:41持ってる人は、上巻の61ページの<機動力と火力をともなう装甲部隊攻撃>の節を読んでみるといい。当時の戦車不要論者が戦車をどう間違ってイメージしてたか、そして「横から対戦車兵器で攻撃すればいいじゃん」みたいに考えてるらしかった事、ぜんぶ、今と同じ。びっくり
2013-10-19 13:12:06“一般に装甲部隊攻撃について考えるとき、素人は戦史に出てくるカンブレーやアミアンの鋼鉄の怪物(戦車)を思い出すのがふつうである。彼らの頭の中にはまず麦わらのようにひきちぎられた深い鉄条網が浮かび、次いで敵陣地の掩蔽部が押しつぶされ、機関銃が粉砕される情景が浮かび上がってくる。(続
2013-10-19 13:16:04(続き)そして戦車の蹂躙力やエンジン音、排気孔から吐き出される火炎……などから恐怖が呼び起こされてくる。” もうこの文章だけで笑いがこみあげてくる
2013-10-19 13:16:19“さて戦車戦略に対する批判者の多くの判断によると、戦車の持つ重要性はその蹂躙力にある、ということになっている。そしてこの一方的な判断から、次のような勝手な場面が想像される。(続く)
2013-10-19 13:26:06