@wakusei2nd から市川真人=前田塁への辻斬りではなくファンレター
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今日発売の『文藝』です。ご一読いただければ! RT @Kawade_shobo //「これだけは読んでおきたいブックガイド2010」。対談→[日本文学]市川真人×江南亜美子[海外文学]鴻巣友季子×野崎歓[哲学/思想]千葉雅也×小林浩[ヴィジュアルブック]池田進吾×名久井直子
2010-10-07 16:13:37この半年くらい、全然公式の場では書いたり話したりしていないけれど個人的にはものすごくウンザリしたことがあるのだが、その憤りを(もちろん間接的にだが)どれくらい思想地図論文に込めようかやや迷う。いや、もう仕上げないとまずいのだが。
2010-10-07 16:23:00@kanpopanda @U_hagino 江南さんは、僕は何度かお仕事してますよ(例;サイゾー)。それとも市川×江南という両氏の組みあわせが珍しいってことですか?
2010-10-07 16:25:06@ami_ena 読みました。言及ありがとうございます。市川さんが僕の仕事をどう位置づけたいのか、その願望のようなものがあらためてよく分かりました。あと氏の各方面への気遣いのぬかりなさにもあらためて感嘆いたしました。
2010-10-07 21:33:29あ、妬いてます? RT @hazuma 和解したのかいw RT @wakusei2nd 市川さんの期待に応えるべく、がんばります。
2010-10-07 21:37:04しかしまあ、真面目にコメントするのなら市川真人さんはサブカルチャー批評(の手法で小説を語ること)は言語表現としての小説という側面を扱えないからダメだとおっしゃるのなら、とっととご自身で文体分析で一冊書くべきなんじゃないだろうか。水村問題や「ゲーリア」へのアンサーとして。
2010-10-08 09:14:06自分の横にある「流行りもの」をクサすのは結構だけど、それでご自身がやっているのは教科書どおりの「テクスト論者」としての「誤読」芸の披露だったり、人間関係的/業界的に褒めなきゃいけない本をレトリックで誤魔化しながら褒める「お付き合い」以上の意味のない仕事ばかりでは説得力がない。
2010-10-08 09:17:59誤解しないで欲しいけれど、僕は市川さんのことは先輩編集者としても書き手としても尊敬しているし、個人的にも親しいつもり。しかし、この一年、氏の対談やコラムなど軽めの文章で毎回お決まりのように出てくる「態度表明」の類を読んでいると、率直に疑問なんですよね。
2010-10-08 09:25:43昨日宇野くんには、きみのことを「あのひとは俗っぽくて芸術わからないから」と言い続けるひと(彼は市川真人に怒っていたが市川くんはまだ全然好意的なほうだ)はもう相手にするの止めておけ、きみのほうが本当はコネもあるしモノも考えているんだから別の業界で生きろよ、と言ったのでした。
2010-10-08 09:51:11QF書いたとき業界関係者に頻繁に「東さんもいろいろ苦労したけどようやく文芸誌に戻ってきたね」とか言われたものだけど、好意の表れであることは理解しつつも、「なんでこのひとたちこんなに文芸誌中心なんだろう」との思いは拭えなかった。ぼくは別に文芸誌出身でもないし、「戻る」と言われても。
2010-10-08 09:56:46QFの帯に「SF」って書いてくれと言ったら、かなり嫌がられたし。文芸誌は素でそういう業界なんで、宇野くんもたいへんなんだろうなあ、ということはとてもよくわかる。
2010-10-08 09:59:15.@wakusei2nd まあともかく、あの業界内部の政治や評判はいっさい気にしなくていいよ。(とか偉そうに言っているぼくも先日まで気にしてたけどねw)
2010-10-08 10:06:25『決壊』『QF』『シンセミア』『わたくし率~』『ヘヴン』『悪貨』『聖家族』『真鶴』といったあたりが市川さんがここ1、2年の成果として名前を挙げている(『芥川賞はなぜ村上春樹に与えられなかったか』あとがき)作品なのだけど、僕にはなんでこのラインナップなのか単純にわからない。
2010-10-08 09:50:01いや、単純に「出版社的に力の入っていた話題作だから」というのなら納得のできるラインナップですけど、だとするとあんまりでしょう? で、なんでわからないのかというとそれは市川さんが理由としてまとまったものを書いていないから。単純に。
2010-10-08 09:52:20別に批判とか文句でもなくて、単純にいち読者として読みたいんですよね。市川さんがこれらの作品こそが近年の日本文学の成果だとするその理由を、もちろん文体分析として。
2010-10-08 09:54:15繰り返すけど、別に僕は市川さんに絡んでいるのでもなければ批判しているのでもない。昨日「文藝」の江南さんとの対談を読んで、まあ、面白く読んで勉強になりましたが、、それとは別に率直に疑問に思ったわけです。はい。
2010-10-08 09:59:24ちなみに市川さんご本人にも、少し前に大体同じ内容を直接尋ねたのだけど、あまり話が噛み合わなかった。近いうちに、お話しできるといいのだけど。
2010-10-08 10:01:12単純にわくわくするでしょう? 「構造とテキストの相関性を文学の第一義におく」という鉄則に基づいたストイックな文体分析の結果、「決壊」と「QF」と「ヘヴン」と「聖家族」が同時に褒められるなんて。皮肉ではなく、僕にはちょっと想像できない。ぜひ前田塁=市川真人さんの代表作として読みたい
2010-10-08 10:10:03