「詭弁論理学応用編―『たんぽぽ舎』原田裕史氏曰く、「『日の丸』は侵略の象徴ではない―」

『たんぽぽ舎』原田裕史氏の主張 － 『日の丸』は『軍旗』ではないので旧日本軍の象徴ではない。したがって、官邸前デモでの『日の丸』はスポーツ大会でのそれと同じである―

『たんぽぽ舎』原田裕史氏の『日の丸』に関する主張に関してまず原田裕史氏のtwilogを見ていくことにしましょう。

上に示したとおり『たんぽぽ舎』原田裕史氏のtwilogに見られる『日の丸』観をまとめると次のようになると思います。

「 日本の『軍旗』は『旭日旗』であり、『日の丸』は『軍旗』ではない。また『日の丸』は船舶が掲げるものであり、スポーツの国際大会で振られるものでもあるのだから、『日の丸』は侵略の象徴ではない 」

原田裕史氏のこの主張は至ってシンプルな詭弁であると言えます。

またシンプルな主張ゆえに原田裕史氏が歴史修正主義者であることを端的に示すものであり、論を俟たないと思います。実際に応酬を続けた結果も『たんぽぽ舎』原田裕史氏は歴史修正主義者である事実を補強するものであり、原田裕史氏は「『日の丸』は旧日本軍、侵略の象徴ではない」とする立場を最後まで崩していません。

さらに応酬の中で明らかになった『たんぽぽ舎』原田裕史氏の主張で一際際立っていて、大変遺憾なのは右翼に対する共感と肯定論です。応酬の中で原田裕史氏は針谷大輔氏を「大した人です」と褒め称えおりhttp://twitter.com/harada_hirofumi/status/391907633436688384　また『右から考える脱原発ネットワーク』応援をしているhttp://twitter.com/harada_hirofumi/status/391909237728624640 ことを公言してはばからず、右翼との共闘を図っている事も隠そうとはしません。

それでは、『たんぽぽ舎』原田裕史氏が『日の丸』をどのように考えているのか原田氏がいかに説明したか、あるいは説明を拒んだのかを具体的に見ていく事にしましょう。

「右翼を官邸前デモに引き入れた事の責任」を問うと「それは『踏み絵』」だと回答を拒否します。

こうした態度は運動体の事実上のツイッターの広報担当者として適切でしょうか？

第一回戦終了。

• 「右翼を官邸前デモに引き入れて、結果、運動が泡沫化したことに責任を感じていないのか？」

という問いに対して、原田裕史氏は「『右翼』なんていう大きな括りでは話にならない」「(ぽぽんたの質問は）踏み絵を踏ませる行為である」として、回答を拒否し、切り抜けようとします。原田氏には正面から問題に向きあおうとする姿勢が非常に希薄であり、以後の応答でもそれは続きます。

第二回戦。今回は論点を簡潔に提示することによって『たんぽぽ舎』原田裕史氏の『日の丸』『右翼』『しばき隊』に対する認識を質しました。

• 1）官邸前デモに右翼を引き入れて日の丸を振らせたことは正しいと考えているのか？
• 2）「おまわりさんと仲良くしよう！ヘサヨ打倒！」の排除の論理を掲げる独裁運営の結果、運動が泡沫化したことへの責任を感じていないのか？
• 3）反原連から街頭で衝突を繰り返す突撃隊を生み出した事に責任を感じてはいないのか？

『たんぽぽ舎』原田裕史氏の、のらりくらりとかわしていくゲーム感覚の応答、饒舌であるが肝心な事には一切答えない不誠実な応答をご覧ください。

「たんぽぽ舎」原田裕史氏曰く―「『日の丸』を振る人が絡まれたら、かばいます」―

つまり『日の丸』を官邸前デモ振ることを「たんぽぽ舎」原田裕史氏は容認しているとの言質を得ました。

『たんぽぽ舎』原田裕史氏のツイッター議論必勝法―「相手の質問には一切答えない。答えても論点をずらす。問題に正面からは向きあおうとはしない」―

• 1）官邸前デモに右翼を引き入れて日の丸を振らせたことは正しいと考えているのか？
• 2）「おまわりさんと仲良くしよう！ヘサヨ打倒！」の排除の論理を掲げる独裁運営の結果、運動が泡沫化したことへの責任を感じていないのか？
• 3）反原連から街頭で衝突を繰り返す突撃隊を生み出した事に責任を感じてはいないのか？

  限定列挙して1）2）3）と質問をしたのに、『たんぽぽ舎』原田裕史氏は全く答えてくれません。これが原田氏流のツイッター議論必勝法のようです。