「原発事故と科学的方法」読んだ人の感想等の続き
- jun_makino
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FI事故の規模が、公表されたデータをもとに「高校で習う程度の物理」の知識を用いてオーダーレベルでほぼ正確にシミュレート可能だったということ、そしてその事実をほかならない科学者がこともなげに言い放ってしまうなどということは、「彼ら」にとってとうてい耐えがたい悪夢であることだろう。→
2013-10-25 20:00:17@jun_makino はじめまして。牧野さんの「原発事故と科学的方法」を読みました、情報発信されてる研究者がいたことに安心しました。3・11地震直後からど素人たちが投稿した必死のパッチの情報発信の記録です。http://t.co/mplyp1IJDd
2013-10-25 20:08:17(「そんな悪夢は見なかったことにしよう」) (「そんなハレンチな発言はなかったことにして、とりあえずこれも<STS>の箱にほうりこんで一件落着にしておこう」)
2013-10-25 20:18:26→考えてみれば、巨大技術は多数の自然法則の促進と抑制が複雑にプログラムされたものだから高度な専門性の集積だけど、その全面的な崩壊でまず何が起こるのかは、拍子抜けするほど単純な自然現象であることで、客観データと「高校で習う物理」で認識可能というごく当たり前のことなのかもしれない。→
2013-10-25 20:20:07専門家がある事象に関して「不確実性」をおごそかに語るとき、しばしばそれはその事実を社会と共有し課題化しようとする意志表明などではなく、非専門家に「不可知」のくびきにとらわれるべき宿命を宣告し、同時に専門家への帰依を教導する神託のようなものとして意図されているのではないか。→
2013-10-25 20:22:03→神話の解体が私たちの悪夢を終わらせるわけではまったくないけれど、どっちみち神話なんてないほうがいいって相場は決まってるし、それらを地上から消し去った跡に残る穴はどんなに小さくても突破口だということに変わりはない。時としてその穴に私たち自身が足をとられるとしてもいいじゃないか。
2013-10-25 20:23:07RTの順番を間違えたけど、牧野さんの『原発事故と科学的方法』について。たぶん、自然科学の知識がある人ほど、これを理解するのは一般人には難しいのではないかという懸念がわいてくるのかもしれないと思った。
2013-10-25 23:22:50@anonyy わかる人はわかるなりに、わからない人でもそれなりに読めると思う。本の内容から試験問題を出されたらわたしは落第するかもしれないけれど、それでも分相応に理解できることはある。
2013-10-25 23:26:50@anonyy 事故後に科学者が(本を見て牧野さんが天体物理の人だと初めて知った)こういう文章を書き、それが出版され、多くの読者の共感を得たという事だけでも地獄に仏を見た思い。
2013-10-25 23:32:54@anonyy 当時の牧野さんの心情を綴ったあたり(公表するかどうか多少の躊躇いも)などは、あの「〇〇月である」ときっぱり宣言する牧野さんでさえと、事故の深刻さをあらためて思ったり。
2013-10-25 23:38:50牧野先生の本、一気に読んだ。 Twitter上の安全系有名物理学者たちの発言がお名前入りでしっかり入ってて事故の過小評価の証拠を沢山の人と共有した気分。 でも先生に色んな圧力がかかったりしないのかちょっと心配にもなった。
2013-10-26 00:48:13高校の物理は赤点すれすれだったなあ。ウン十年後に自分の身を守る術になるって知ってたならもうちょっと真面目にやっといたんだけど。。 と、反省しながら読んだ。 そんな劣等生の私にも理解できるように書いてくれるなんて、牧野先生すごい。
2013-10-26 00:55:02「原発事故と科学的方法」を読了しました。平易な言葉で書かれているので確かに中学生でも読めると思います。が、試算まではどうだろう。。高校物理を真面目にやってないと厳しいような!? しかも、震災直後のあの状態でこれを計算出来る方はやはり特別だと思う。。
2013-10-28 16:13:46「雀とウジ虫の間」、読んでるんだけど、大事な筈の科学的中身より、どーしても文体の方が気になっちまう。「以下のような感じ」「感じ」「感じ」・・・
2013-10-29 22:06:26「使っている知識は高校で習う程度の物理」と言われても、高校の物理の教科書の文章を「これ、日本語だろか」と情けなく眺めていた人間にとっては、別次元の話なのである。
2013-10-29 23:29:16「雀とウジ虫の間」、第二章にはビックリだ、シミュレーションされてたって初めて知った、「安全だから検討不要」が大真面目に金科玉条なのだと思ってた、戦場に科学がないのが日本なのだと思ってた、違ってたってのは発見、これだけのためにも読んでよかった。
2013-10-30 00:08:30第3章は、靄がかかってる、いったい誰に向けて書いたのか、一般人に解説している風を装って、同業者に語っているような。でも、それにしては、過小評価を「間違い」とキレイにまとめてしまっていて食い足りない。いや、理解しがたい間違いっつーより、過小評価する必要性があったんだろーよ。
2013-10-30 00:31:40