2011年3月の放射性物質放出イベント
- HayakawaYukio
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このモニタリングマップ、赤い帯が原発から南に4キロずれてるのがとてもよくわかる。 http://t.co/V146XeCFAL 原発は白丸の中心。この4キロずれからわかることがたくさんあると私は何度も書いてるのだが、ほとんど注目されない。
2013-11-14 17:55:26「原発から出たばかりの11時は、北北東風だったのでいったん南南西に流されたが、12時ころから風向きが変わって北西方向に向かった。汚染の帯が原発を通らないで4 kmほど南にずれているのはこのためである。」紀要論文から
2013-11-14 17:57:27汚染軸が南に4キロずれている観察事実は、放出時刻が3月15日11時だったと教えるだけでなく、その放出時間が30分程度と短かったことも教えている。@HayakawaYukio
2013-11-15 07:00:12原発から出た放射性物質の挙動はスギ林を調べるとわかりそうだが、茨城県内のほかは長野県内山峠のモミ林を調べただけで、そのあと1年間放置状態だ。 http://t.co/3YUk1P0NSo
2013-11-15 07:18:15「福島第一原発から南へ向かっていわき市を通過したあと、いったん海上に出て、茨城県ひたちなか市で再び上陸する幅5 kmの汚染帯がある(図8)。その帯の中のスギ林だけがひどく汚染されている。鉾田市を通過して霞ヶ浦上で消滅する。
2013-11-15 07:20:41「スギ林の高さは10から15 mである。どれも林の北縁部がひどく汚染されている。近傍の芝生の上1 mで0.1 μSv/hであっても、スギ林内は1.5 μSv/hに達する。芝生の10倍を超える汚染だ。地表の放射線量率は地上1 mの1割増し程度で極端に高いことはない。
2013-11-15 07:20:58「この汚染は2011年3月21日に引き起こされたらしい。今回の事故で地上を移動した放射能霧の高さと形状を推量するときに、このスギ林汚染が貴重な情報を提供するだろうと期待される。
2013-11-15 07:21:14「関東盆地を飛び越えて、長野県佐久市の内山牧場(標高1250 m)のモミ林も0.8 μSv/hまで汚染されている。近くの草地は0.1 μSv/hである。この汚染は2011年3月15日だったと思われる。」以上、紀要論文から
2013-11-15 07:21:40「20日23時ころ原発を出発した放射能霧は、6 m/s(20 km/h)で太平洋上を南に進んだ。そして翌21日5時に大洗、6時に鉾田を通過して、7時20分に霞ヶ浦上で雨雲と衝突した。この放射能霧が移動した痕跡は、幅5 kmの帯内にあるスギ林がひどく汚染されているのを、
2013-11-15 07:23:20いまでも確認できる。雨雲と衝突したあとも放射能霧は雨雲の下層を南西に向って進み続け、阿見・守谷・柏の地表を放射性物質で汚染した。9時には東京新宿に達した。首都圏東部に見られる中程度の汚染と南部の木更津や熱海に見られる軽微な汚染はこのとき生じた。」紀要論文
2013-11-15 07:23:45私のイメージ。放射性物質は毎回、30分程度の短時間で放出された。合計10回くらい。毎回、直径5キロくらいの塊として、地上10メートルくらいの風に乗って移動した。関東平野を通過して山に当たるとその塊は上昇しつつ攻撃斜面にかなり落ちた。場所によっては峠を乗り越えて向こう側まで達した。
2013-11-15 07:30:01放射性物質の出発時刻。3月12日21時(女川、0.6)、14日23時(群馬、3.4)、15日11時(飯舘、2.6)、18時(吉沢牧場、0.7)、20日13時(一関、1.7)、23時(柏、2.2)。地名のあとの数字はセシウム放出量PBq。
2013-11-15 08:01:11