第2回「アメコミとクトゥルー神話」

森瀬繚先生の連投ツイートをまとめました。 ※「アメコミとクトゥルー神話」総集編 【 http://togetter.com/li/601396
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

「アメコミとクトゥルー神話」第2回、11月23日(土)夕方より開始予定。

2013-11-22 23:57:38
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

今日は、予定通りこいつのお話をするわけですが--。 http://t.co/CNPdRUKFg2

2013-11-23 09:27:42
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

--シュマ=ゴラスが登場する主要なエピソードについては、『ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典』の該当項目であらすじを紹介しております。従属神たちの姿についてはスライド紹介しますが、物語の方は割愛します。 http://t.co/KK7soPf7yD

2013-11-23 09:30:14
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

夕方開始予定。それまでに昨日届いた"Mighty Avengers"1、2号を読んで、スライドを準備せねば。(x,,,x )

2013-11-23 09:31:18
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

えー、大変お待たせしました。本当は30分ほど前に開始予定だったのですが、「さて」と身構えた瞬間にお茶の入ったコップをひっくり返すという大惨事が発生し、今の今まで処理を続けていたという。お亡くなりになった本が数冊。その内1冊は映画『マン・オブ・スティール』のパンフ。幸先悪い!

2013-11-23 17:59:05
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

第2回「アメコミとクトゥルー神話」トークの連投を開始します。

2013-11-23 18:01:41

第2回「アメコミとクトゥルー神話 ~シュマ=ゴラス~」

闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

さて、前回は1950年代のホラー・コミックスに始まり、マーベル・コミックスを中心とする70年代の復活に至る歴史と、H・P・ラヴクラフトをはじめとするクトゥルー神話作品のコミカライズの動向を中心にお話をさせていただきました。

2013-11-23 18:02:16
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

とりわけ、マーベル・コミックス社において、70年代に入ったあたりからクトゥルー神話の関連作品が次々と刊行され始めたわけですが、「架空神話」に参加する上での最大の愉しみどころでもあるオリジナル設定--特に邪神もまた、この時期に登場します。

2013-11-23 18:05:38
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

具体的には、"Marvel Premier"誌掲載の"DR.STRANGE"シリーズです。ドクター・ストレンジは1963年刊行の"Strange Tales"110号でデビューしたマーベルのスーパーヒーローです。 http://t.co/F2iOukJaX1

2013-11-23 18:08:48
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

彼の名前はスティーヴン・ストレンジ。自動車事故で負傷した彼は、チベットの魔術師エンシェント・ワン(!)の弟子となることで回復したのみならず、魔術を駆使して悪と戦うヒーロー、ドクター・ストレンジとなりました。

2013-11-23 18:09:45
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

【修正】"Marvel Premier"誌の、3号(1972年)から14号(1972年)、足掛け2年に渡る12冊は、「ある存在」を巡る連作エピソードになっています。編集者はロイ・トーマス。

2013-11-23 22:31:12
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

「ある存在」--お待たせしました。邪神シュマ=ゴラスの登場です。エピソードのあらすじについてはこちらをご覧いただくとして-- http://t.co/KK7soPf7yD

2013-11-23 18:13:40
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

物語は、『タナトス大典』『黒海文書』『無名祭祀書』などに予言されている、邪神シュマ=ゴラスの復活が近づいているという前提で、彼の配下の神々が次々とドクター・ストレンジの前に現れるという筋立てです。

2013-11-23 18:15:40
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

実質的な開始回である4号のプロットは、ロイ・トーマス自ら書いています。ニューイングランドのスタークスボロという街が舞台のこの物語には、ヴァルーシアの蛇人間に崇拝されたスリガスという神が登場。 http://t.co/oUyufpZNcy

2013-11-23 18:18:34
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

フィーチャリング・コンセプツ・クリエイターとしてロバート・E・ハワードの名前がクレジットされています。ヴァルーシア設定は彼の「キング・カル」シリーズに由来するものですが、筋立てはほぼH・P・ラヴクラフトの「インスマスを覆う影」そのものでした。このエピソードは2号にわたって続き--

2013-11-23 18:20:34
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

6号の冒頭、ストレンジに倒されたスリガスが海に沈んでいく中、次なる神ンガブソースが出現するシーンから始まります。魔術師ヒーローであるドクター・ストレンジと神々の戦いは基本殴り合いで、この回も教会を舞台に肉体言語の話し合いがもたれます。 http://t.co/WvPUne132m

2013-11-23 18:22:40
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

7号は、地元で〈魔女の家〉と呼ばれる家にまつわる物語。邪神ダゴスが登場します。猫を適当に描いたような感じの造形の神様で、下睫毛がヒゲのように伸びているのが実にキュートです。 http://t.co/ju0aqqcoVl

2013-11-23 18:24:12
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

こちらはカトゥロス。名前だけ見れば、R・E・ハワードの「スカルフェイス」の登場人物(後にR・M・プライスによってクトゥルーの化身とされました)と同じ名前ですが、このハエトリグサとは特に関係がなさげです。 http://t.co/9hzNSPsWGI

2013-11-23 18:26:20
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

「ストーンヘンジの中からだけ見える星」という設定が実によろしいので、CoCなどで応用すると良いでしょう。

2013-11-23 18:27:01
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

蛇人間の神、クトゥルー系の海神、海猫神(?)、宇宙ハエトリグサときまして、お次が何かといいますと--

2013-11-23 18:28:36
闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

--リビング・ブッダ(生き仏)です。彼はシュマ=ゴラス直属の配下のようで、ドクター・ストレンジの師エンシャント・ワンを拉致していました。その目的はもちろん、シュマ=ゴラスの復活です。 http://t.co/lzQMfQ8QpI

2013-11-23 18:29:57
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闇に囁く方の森瀬 @TalkingMolice

エンシャント・ワンはこの宇宙の最善の存在であり、シュマ=ゴラスはその体内に入り込んで力を吸収しようとしているのです。自らも師の体内に入り込んだストンレジの前に、ついに人面めいた姿をしたシュマ=ゴラスが姿を顕すのですが-- http://t.co/JqJvleuH1p

2013-11-23 18:32:12
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