同人誌『あきらめの風景』(松田真輔/酷評編集部, 1994)の記憶

▼酷評編集部分室 http://www02.so-net.ne.jp/~behind/ ▼美しき夜〔酷評編集部〕 http://www.geocities.jp/kokuhyo84/index.html ▼[Circle.ms][酷評編集部] プロフィール https://c10025350.circle.ms/oc/CircleProfile.aspx
0

2013年(平成25年)11月

せいじ つなき ざしbot(非公式)™ @yozhiku

松田真輔『酷評通信 1998/9』(酷評編集部分室, 1998.8.13)なる評論同人誌を発掘。 巻末の紹介を見るに94年に出したらしい長編評論『あきらめの風景 :アニメーション批評を超えて2』をとても気持ちよく読んで、ファンだった。今も何か書いてらっしゃるのだろうか。

2013-11-23 19:11:32
せいじ つなき ざしbot(非公式)™ @yozhiku

『あきらめの風景』が当時の私にとって何が気持ちよかったかといえば、まずなにより、文献表で徹底的に自分を構成するネタをばらして、その上で必死に自分の歌をうたってみせる真摯さだった、はず。 いわゆる評論系同人誌の空虚なハッタリが耐えられぬ私に、その真摯さはとても輝いていたよ。

2013-11-23 19:24:56
せいじ つなき ざしbot(非公式)™ @yozhiku

「酷評編集部分室」webサイトは消滅しているけれど、検索するとサイト紹介文をともなうリンクがいくらか残っている。『あきらめの風景』続編として執筆中とされていたVガンダム論に触れるものも多いけれど私はけっきょくそれを読むことがなかった。

2013-11-23 19:41:35
せいじ つなき ざしbot(非公式)™ @yozhiku

(Vガンダム論が実際に本になったのかどうかを知らない。私が知っている時代にはけっきょく刊行されなかった。)

2013-11-23 19:43:48
せいじ つなき ざしbot(非公式)™ @yozhiku

どこかから松田真輔『あきらめの風景』が出てくるといいな。 内容はパトレイバー2論とオネアミス論から成っていたはず。使っているのは加藤典洋が印象に残っている。吉本隆明もあっただろうか?(酷評編集部なんておっかない名前だけれど、名前から想像されるような内容ではない。)

2013-11-23 19:50:34
せいじ つなき ざしbot(非公式)™ @yozhiku

加藤典洋な評論、なんていうとなんだか近づきたくない感じもしないではないけれど。でも嫌な感じの文章ではなかった。(『ゆるやかな速度で』あたりを下敷きにしていたような気がする。読んでいて、あれこれって… と思ったら自分できちんとネタばらししていて気持ちがよかった。)

2013-11-23 19:58:14
せいじ つなき ざしbot(非公式)™ @yozhiku

サークル:酷評編集部分室。松田真輔、『あきらめの風景 :アニメーション批評を超えて2』(1994年)。この名前を覚えておこうと思った。青春の記憶、というやつだろうか。

2013-11-23 20:00:48
せいじ つなき ざしbot(非公式)™ @yozhiku

しかし、Windows 95以降で、すでにインターネットはあった時代に活動していた個人サークルだけれど、15年たってweb上にはサークル名も著者の名もかすかな痕跡しか残っていない。さみしい。

2013-11-23 20:06:22
せいじ つなき ざしbot(非公式)™ @yozhiku

ちなみに出土した同人誌『酷評通信 1998/9』(松田真輔)が取り上げているのは、コミックマーケット53、54、55、伝説巨人イデオン、ブレンパワード、大運動会、iMac、アンダーグラウンド(村上)、おじゃる丸、デュアル!、トライガン。 A4ペーパーとして毎月書かれた文章らしい。

2013-11-23 20:10:32