大日本帝国軍は兵糧を重視していた

兵糧を軽視し多くの兵員を飢餓で失った …かような旧日本軍のイメージを覆す
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ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

野火という映画を見てたんですけども、クリスマスシーズンに見る映画じゃなかったですね、こう世の中の幸せな夜にっていう雰囲気との落差が凄すぎてですね、猿の肉...猿の肉...

2013-12-06 00:19:24
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

なんだかこう、こんな鬼気迫る映画撮れてたんですね...でもこう出てくる日本兵がこう...こう...

2013-12-06 00:20:59
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

2・26事件の跡を辿って見たいなぁと思って2・26事件を調べてたら何も知らずただ青年将校に命じられるがままだった初年兵が満州に送られ事あるごとに国賊の汚名を挽回しなければならない!とか言われて最前線で死んで行って中には4回も招集されている人もいたのを知って

2013-12-06 00:28:00
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

でもって、大岡周平が原作を書いた野火ってフィリピン戦線が舞台じゃないですか...降参することも許されず、飢えの中忍び寄る狂気と同胞を殺して食べてでも行きたいという生への渇望と蛆虫のように這いつくばって無惨に死んでいく日本兵との対比とかが凄くグロテスクで

2013-12-06 00:32:32
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

こう同胞に対してこんなにも残酷な時代だったんだなぁと思ったらこう薄ら寒くて、それなのに帰り道とかはクリスマスムード満載でなんかこうすごい食べ合わせが悪くておろろろろみたいな気分ですよ今

2013-12-06 00:34:00
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

なんかこう生きることのグロテスクな感じをここまで感じたのすごく久々な気がしますね...

2013-12-06 00:38:52
ウチューじん・ささき @uchujin17

@futaba_AFB 人が生きるためには何かを奪わなければなりません。「野火」は飢餓の戦場という極限状況において人が生きるということの意味…原罪を描いた作品だと私は理解しています。

2013-12-06 00:42:45
ウチューじん・ささき @uchujin17

@futaba_AFB 小説の読み方は読み手次第ですから「本質がどうたら」とか「主題がどうの」とかエラソーなことを言うつもりはありません(^^;) でも「野火」はあくまで小説=創作であって、ドキュメンタリーやレポートではないことは意識しておいた方がいいと思いますよ。

2013-12-06 01:02:19
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@uchujin17 自分が見たのは映画の方だったのですが、いろいろと聞いたりしたりしたのを思い返すとまだこういうのがあるだけマシなほうなのかなとか、それこそ誰一人生きて帰らなかった島ならこんな風な事さえ残らないわけですし

2013-12-06 01:05:18
ウチューじん・ささき @uchujin17

@futaba_AFB 「野火」を読んだのは高校生の頃だったと思いますが、神を称える言葉で作品が〆られていたことに肩透かしを食ったような印象があったと覚えています。

2013-12-06 01:08:59
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@uchujin17 映画の方はまともな人間に会いたいと野火へ向かって銃撃の中ばたりと倒れて終わっているんですよ、代わりに猿の肉は食べてないのですが

2013-12-06 01:11:00
ウチューじん・ささき @uchujin17

安部公房は判りやすい例えとして「ロビンソンクルーソーの島に見えない原住民がいたとしたらどうなるか?」と書いている。彼の作品「箱舟さくら丸」は、クルーソーによって消された原住民の側から書いた試みであると。

2013-12-06 00:48:52
SUDO @sudo_simoigusa

@futaba_AFB @uchujin17 野火の大岡さんはレイテの戦いには参加してません。全く無関係です。そこだけは押さえておいてください

2013-12-06 01:11:22
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@sudo_simoigusa @uchujin17 ??大岡が最前線で戦ったりしたわけではないのは書評とかを調べて知ってますけども...

2013-12-06 01:18:32
ウチューじん・ささき @uchujin17

@futaba_AFB @sudo_simoigusa 小説家としての大岡氏にとって、「飢餓の戦場」は作品を書くために必要な「極限状態」を設定するための舞台装置なんですよ。原体験に基づいているとしても体験そのものでもないし、伝聞として事実を伝えようとしている訳でもないんです。

2013-12-06 01:24:25
ウチューじん・ささき @uchujin17

@futaba_AFB @sudo_simoigusa もちろん戦争の悲惨さや理不尽を伝えたいという意図もあったでしょうし、「野火」が衝撃作とされたのは鬼気迫る戦場描写にもあったでしょうが、あくまで小説=大岡氏による「僕は戦争をこう捉えた」という作品表現なんです。

2013-12-06 01:31:46
SUDO @sudo_simoigusa

@uchujin17 @futaba_AFB ごめんね。神経に触れちゃったのよ。

2013-12-06 01:33:12
SUDO @sudo_simoigusa

@uchujin17 @futaba_AFB 大岡氏がどうのじゃなくて受け手の話ね「誰一人生きて帰らなかった島ならこんな風な事さえ残らない」ってフィクションと事実の垣根がするっと抜け落ちてちゃってる・・・

2013-12-06 01:41:10
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@sudo_simoigusa @uchujin17 あのあと寝落ちしてしまって、ちょっと今も体調が悪くて頭が回らないんですが、あれがそのまま実体験後思っていたわけじゃなくて、あの映画に書かれていたエピソードの断片にして似たようなことを体験した人大勢いただろうし

2013-12-06 22:40:48
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@sudo_simoigusa @uchujin17 その人にとってはその出来事だけが全てだったんだろうし、フィリピンよりも壮絶な戦場があってその戦いはエピソードが殆んど残ってないので、殆んど話題に上がらないみたいのを聞いたことがあったのであう言う風に

2013-12-06 22:42:05
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@sudo_simoigusa @uchujin17 あと、今まで日本軍をちゃんと調べたことがあまりなくて、2.26やらこう言うのを集中的に最近調べていて今当てられているのも、自覚はあります

2013-12-06 22:43:00
SUDO @sudo_simoigusa

@futaba_AFB @uchujin17 いえいえ、お気になさらず。私が神経質なだけですからw

2013-12-06 23:03:43
ウチューじん・ささき @uchujin17

@futaba_AFB @sudo_simoigusa 小説にはいろんな読み方があります。「野火」から戦争の悲惨さや愚かさを読み取るのもまた一つの読み方でしょう。ただ、そこから「旧軍批判」や「日本人の民族性」に行くのは短絡的に過ぎるのではないか、と思うのです。

2013-12-07 01:11:53
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@uchujin17 @sudo_simoigusa 野火だけじゃなくてその前に2・26事件の手記も見ていて何も知らず参加したのに満州での扱いとかを見てたのも合わせてだったのと、最初のツイートでは書かなかったのですけど東部戦線と同じような感じだったんだなとか

2013-12-07 01:24:21