自由主義経済と制限政治のセット
「リベサヨざまあww」「石破先生は正しい!」と自分達が嫌う主張をするグループを政権側が批判する時には諸手を挙げて支持している人達は、それは自分に関係ないからと対岸の火事を見るかのように嘲笑している。自分達が常に嘲笑できる側にいられるとは限らないのに。
2013-12-03 00:01:43特定秘密保護法案について思うこと。「リベサヨ」の方々は「治安維持法だ!戦前だ!」と指摘しているが、個人的には今の中華人民共和国みたいになるんじゃないかと思うのだ。twitterやfacebookに制限がかかったり。共産党=国家に反発することは言えなくなったり。
2013-12-05 08:58:37「中国化する日本」は與那覇潤氏の論だけど、日本自民党は中国共産党みたいな立場になりたくってしょうがないんだろうな、と思うのだ。共産党幹部は口だけ出して実行は役人がやる。経済は自由だが政治的なことには強い制限を掛ける。「アベノミクス」と秘密保護法などのセットは、まさに中国化。
2013-12-05 09:02:25俺は中国の大学に所属したこともあるから分かるけど、研究にもかなり制限が掛かる。大学内に共産党組織があり、その書記長が学長より偉い。その人は細かく研究の内容までチェックしないが、「これは共産党批判になるのでは」という論はたとえ実証的な論文であれ自主規制してしまう。そういう雰囲気。
2013-12-05 09:05:20このツイッター上でもよくいる「リベサヨ」を嘲笑する連中は、精神的には紅衛兵と重なるのかも知れない。岩波文化を憎悪しつつ、石破を「朝日が悪い!ブログを書き直す必要はない!」と擁護する。為政者との無媒介の一体感。それが文化大革命ではなかったか。それが何をもたらしたか、知らないのか。
2013-12-05 09:34:33ある年齢以上の中国の方と接すると、半世紀程前の文化大革命の話になると途端に口を紡ぐ。中には「あれは本当に酷い時代だった。家族の間でもいがみ合い、疑心暗鬼にさせられ、家族は崩壊した。」と証言する方もいた。そういう世の中に、日本をしたいのか。
2013-12-05 09:42:43安倍政権は日本を戦前にしたいのでもなければ、ナチスにしたい訳でもない。むしろ、鄧小平理論(先富論)を一部取り入れつつ、列島全体を文化大革命期の中国大陸にしたいのでは。特定秘密保護法の制定はその小さな一歩にすぎないのかも知れない。こう書くと「反動的」と言われるようになるのか。
2013-12-05 09:45:40@jyonaha そうすると、リークアンユーあたりが「理想」なんでしょうかね。スハルトになると恐ろしいですが。ましてポルポトは最悪です。
2013-12-05 09:49:06日本自民党は中国共産党の人心掌握術に憧れながらも、そこまでの力もないので官僚に使われて中途半端なところで落ち着いてしまうのでは。トップダウン志向でありながらもぐだぐだになっていった橋下市長や猪瀬知事のように。まあ、適当な予想です。
2013-12-05 10:22:13@honoka0818 政権側の人間はもう二度と政権交代は起こらないと信じているのでしょうか。一方で民主党も政権側の時は秘密保持してましたよね。なので民主党の批判は今更ですね。
2013-12-05 12:09:58俺自身は秘密保護法の制定には反対だが、国会議事堂前の反対集会は正直残念。お祭り騒ぎでしかないし。大学構内のイベントレベル。かといってネット上で反対意見を述べても嘲笑されるばかり。facebookでも「おまえ頭大丈夫?」と見知らぬ奴に言われる。ではどうしたらいいんだろうか。
2013-12-05 16:41:28それに、現行法では秘密保護はできなかったのか。現行法にどんな不備があったのか。マスコミたちにはそうした追究をもっとやってほしい。日本版アサンジが出て来たら現行法では対応できないから本法案を制定するというような、そうした理由はないのか。
2013-12-05 16:44:20特定秘密保護法、制定。これでまた歴史研究がやりにくくなる。特に修正案で原則30年で公開だったのを60年にし、かつ過去に遡って指定可能なんてふざけんな。個人情報保護法の時も、それを楯に様々な史料の閲覧が制限された。アジ歴で公開済みの史料が閲覧不可になるんじゃないかと危惧する。
2013-12-07 22:27:40今回の法案でも、いつものように反対派にも大きな問題があった。まず恐怖を煽るだけ。有効な対案はなく、反対のための反対に成り下がった。個人的にはサイバーテロ対策の法案として、その機能を特化すればよかったと思う。
2013-12-07 22:29:11あと政権側も、現行法にどういった不備があり、現在の守秘義務だけでは限界がある旨をきちんと示して欲しかった。その結果感情論が政権側にも反対派にも蔓延し、不毛な叫び声を上げるのみになったのではないか。
2013-12-07 22:33:12@mibukazuwo 一つだけ。特定秘密保護法で指定できる秘密は、公になっていない情報に限られている(第三条)ので、現段階で公開されている史料が特定秘密に指定されることはあり得ません。
2013-12-08 01:40:52@mibukazuwo なお、過去に遡って指定可能というのも、過去に機密指定されたもので現在も機密のままになっているものの指定が可能(故に、過去に遡って指定が出来るという表現になる)という事です。
2013-12-08 01:42:24@mibukazuwo 問題は今後、特定秘密に指定されたまま、公開される事なく破棄される(つまり、文字通り墓場まで持っていかれる)史料が出てくる可能性があるという事ですが・・・この辺が最大の問題ですね。
2013-12-08 01:44:58@oyaziMK2 一度公開された文書は、原則公開のままってことですね。なら、現状は維持できると言うことでしょうね。ただ、新史料の発掘は困難になりそうですね。
2013-12-08 01:46:52確かに「公になっていないもののうち、その漏えいが我が国の安全保障に著しい支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの」が特定秘密に指定されるようだからアジ歴などで公開された文書は原則手を付けられないはず。
2013-12-08 01:50:45@oyaziMK2 なるほど、闇に葬られる史料がわんさかあるのかも知れない。なので資料整理のために施行まで1年の準備期間があるのか、と勘ぐってみたり。新史料の発掘は困難になりそう。
2013-12-08 01:52:31@mibukazuwo 私は、一応、消極的容認の立場ですが、呟きに書いた点から見て、現在の法律にはかなり大きな欠陥があると言わざるを得ないのも又確かです。
2013-12-08 01:57:48@oyaziMK2 通信記録だったら送り手と受け手の最低二つがあるはずで、そうすると片方(日本側)で廃棄していても、例えばアメリカの公文書館で公開されたりする。そうすると、廃棄されたこと自体も白日の下に晒される。そういえば、そんな現象は数多あったように思います。
2013-12-08 01:59:51