世界のロケット”発射”時刻表ならぬ年月日表を作ってみた
世界最過密ダイヤ:長征(中国) こちらが長征ロケットの打ち上げダイヤ。世界で最も過密な打ち上げスケジュールです。 http://t.co/hRBdvyPvkQ
2013-12-13 22:51:152010年から2012年にかけてすさまじくオレンジ(GTO/GNSS)が多いのは、北斗システムの衛星を打ち上げまくっていたためです。またコンスタントに青(SSO)がいますが、これは国際共同および自国用地球観測衛星と技術試験衛星(おそらく偵察含む)です。
2013-12-13 22:53:58続いてソユーズの打ち上げダイヤ。 年間15機レベルの安定した打ち上げ基数をキープしています。 http://t.co/JnpKha85Bc
2013-12-13 22:55:32特徴的なのは約半数を占める紫色、ソユーズ宇宙船およびステーション補給ミッション。 オレンジ色はほとんどがメリディアン軍事通信衛星で、そのほかにウーラガンM グロナス測位衛星やヨーロッパのガリレオ測位衛星、あとコンスタントにある低軌道は回収型偵察衛星コバルトMです。
2013-12-13 22:59:11つづいて静止衛星の勇、プロトンのダイヤです。 2010年以降、すべての打ち上げはGTOかウーラガンM グロナス測位衛星が占めます。 またこの図からはわかりませんが特殊なGTOへの投入が多いのも特徴です。 http://t.co/OhBLtDJghT
2013-12-13 23:02:32アトラスは最近打ち上げ基数が増加傾向にあります。 特徴的なのが惑星間ミッションの多さで、近年の惑星探査機の大半の打ち上げはアトラスで行われています。 またGPS,静止軍事通信衛星などのほか、偵察衛星の打ち上げにも使用されています。
2013-12-13 23:07:17デルタはソーデルタロケットベースのデルタIIが2011年以降飛んでいません。 デルタIVで特徴的なのが258*1023km,98°とか1079km123°等の特殊軌道の偵察衛星です。あのHeavyもよく飛んでいますがどれだけバカでかい偵察衛星を上げてるんでしょう。
2013-12-13 23:15:55続いてヨーロッパのアリアンです。 アリアンの打ち上げは基本的にGTO。時たまAriane5ESでのATVミッションが挟まっています。 http://t.co/tlh0QCQxa7
2013-12-13 23:19:06で、いよいよ日本のH2A/B! ・・・って少なっ・・・(汗) 2010の地球脱出は「あかつき」です。あとはBがステーション、Aのほうは地球観測にIGSにとSSOばっかりです。 http://t.co/jqdzdgdMF2
2013-12-13 23:21:17PSLV-CAではフランス共同のMegha-Tropiquesや商業打ち上げSPOT6等フランスやヨーロッパの衛星打ち上げが多くみられます。GSLVは安定していないのでPSLVの活躍が目立ちますね。
2013-12-13 23:30:19まとめたのは以上です。 しかしまとめてみるとH2A・Bの打ち上げ基数がまさに過疎の村のバス停状態… 長征とかソユーズ、プロトンのような大都会の駅状態じゃなくてもいいですが、 せめてアトラスかデルタくらいの基数はほしいですよね。
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