佐々木俊尚さんのツイートまとめ/「2014年、おおらかさと思慮深さの年に」
「現在のインターネットは、かなり自由に使うことができる。しかし私たちが狂気を押さえられないのであれば、いずれ書き込みに対する規制は強まっていくだろう。そして私たちはかけがえのない自由を失うのだ」/2014年、おおらかさと思慮深さの年に http://t.co/oVJfRIK5bn
2014-01-04 08:21:06デマこいてんじゃねえさんの言ってることは同意だが、ネット利用者全体が寛容にはなり得ないし、ヘイト的なこの状況はさらに今後も進むと思う。これを避けたい人が個人としてどう対処していくのかを今年は本気で考えないと。>RT
2014-01-04 08:23:06解決するしないではなく、そういう流れになっていくだろうということです。 RT @takabedai 表のメディアのマスメディアがきれいごとに偏向しているから裏のメディアのネットでその反動がくる。ネットだけ抑圧しても解決しませんよ。
2014-01-04 09:33:33「事故で大混雑してるんだから子供とお年寄りをグリーン車に乗せてあげて!」 【Facebook】 (・∀・)イイネ! (・∀・)イイネ! (・∀・)イイネ! (・∀・)イイネ! 【Twitter】 死ね 金払え 乞食 嫌なら降りろ
2014-01-04 12:55:05まあいろんなクラスターが併存し、クラスターごとの増幅効果も大きくなっているので、「ネットは」「ネット世論は」「ネット民は」などと一律に扱う言説は意味が無くなっていると言うこともあるかも。>RT
2014-01-04 13:25:19マスメディア世論が、マスメディアという装置によって世論を集約させる機能を持っているのに対し、ネットには集約機能が(今のところ)乏しい。だからクラスター化が進むとますます拡散していく。
2014-01-04 13:26:23@sasakitoshinao 表のマスコミと裏のネットは表裏一体。情報の流れに歪なところがあれば、表と比較して自由な裏の言論空間にその矛盾がでてくる。自分の考えは表を是正すれば自然と裏も正常化しますよということです。
2014-01-04 09:37:54@sasakitoshinao 是正というのはオープンにするということです。電波オークション導入でテレビのキー局の数を倍にして放送法の中立原則をはずして旗幟を鮮明にしたメディアを多数輩出して言いたいこと言わせれば、ネットで本音をぶちまけることはなくなっていくだろうということです。
2014-01-04 09:50:58集約は必ずしも人的に行われなければならないのではなく、アーキテクチャ的解決もあると思いますよ。 RT @kdh214 @sasakitoshinao 集約機能がないのが魅力だとも思うんですが、集約させるならそういう仕事を作って「司会者」を雇うしか……
2014-01-04 13:30:54ただし、仮にネットの世論を集約しても、それは結局衆愚的な方向性に陥るしかないということも言えるわけで、ここは拡散させたまま、集約ではない何らかの形を希求すべきなのかもしれないけどね。その形はいまだ見えず……。
2014-01-04 13:33:16ネットのクラスター化が進んでるなあと思うのは、たとえばこういう言説を見た時。「インターネットではリア充と非モテの株価が逆転し、リア充はダサくなり、非モテはかっこよくなった」/32歳の童貞のおっさんだけど、今年風俗に行ってきたんでした http://t.co/6e4SVVQWkM
2014-01-04 13:38:09@sasakitoshinao マスメディアとネットのハイブリッドな世論集約が必要だという気がします。それって、佐々木さんや僕のようにマスの側で仕事したことがないとと理解し難いとは思うのですが。そういうと、ネット側からいつも叩かれます(苦笑)
2014-01-04 13:39:00この浸透と拡散の状況はツイッターが普及し始めた2009年ぐらいから続いていて、しかしネットメディアの進化が足踏みしていることもあって、ずっと停滞してる感じなんだよねえ。このあたりは東さんの一般意志2.0の議論にもつながってくるわけですが。
2014-01-04 13:43:00ただ昨年来のいくつかの炎上騒ぎ(コンビニ冷蔵庫とか、新幹線グリーン車とか)で、こういう問題が改めて浮上してきて、多くの人に「クラスター化してるんだ」が皮膚感覚として理解されるようになってきているのはまあ小さな一歩にはなってるんじゃないかなあとも思う。
2014-01-04 13:44:34@sasakitoshinao クラスタの代表的な意見を吸い出すことで、物事をいろいろな面から評価するこはできるかと。ただ、クラスタの意見が質の点でてんでバラバラなのが悩みどころではあります。
2014-01-04 13:40:08一方で情報通信技術はますます身体性や皮膚感覚の方向へと進んでいくわけで、こっちの進化がもの凄いことになってきそうな中で、世論形成装置としてのネットの役割は置いて行かれていく可能性もあるなあと思う。そうなるとマスメディア衰退とネットの身体性という二つの狭間で世論はどうなるのか。
2014-01-04 13:53:03@sasakitoshinao 失礼します。私はネットは中世時代の居酒屋だと考えているので、クラスタ化するのも、言動が派手な人が目立つのも、そこから世の中を変革する動きが発生しないのも当然と考えます。頭の良い人はうまく使おうとするとは思いますが・・。
2014-01-04 13:52:50中世の居酒屋であるのと同時に、17世紀の西欧のコーヒーハウスでもあるということですよ。そこはノイズの渦巻く場所であるのと同時に、まっとうな議論が行われている場所でもある。その二つが渾然一体となってるわけです。>RT
2014-01-04 13:54:18ただその「コーヒーハウス」「居酒屋」を分離しようとすることは選良主義になり、しかし渾然としたまま全体をひとつの世論と見るとそれは衆愚になる。ここをどう突破するかが最大の鍵なんだけど、いまだ自分でもその方向性は見えないなあと感じてる。
2014-01-04 13:55:22それらが同時並行的にいっぺんに起きてますね。 RT @Absente2Abusan 既存マスコミ知識人威信の相対的低下、在野知識人の台頭、そして庶民井戸端会議の電子化。そういった事ですな。
2014-01-04 13:56:16わたしはこの「選良主義」と「衆愚」の間のミッシングリンクをつなぐ概念として「当事者性」を考えているんだけど、ここはもう少し考えを深めていかないとなあと思う最近。
2014-01-04 13:57:46佐々木俊尚さんの『当事者の時代』を読んでいて思ったのだけれども、なぜいまの時代は「強者に憑依する弱者」が多いのだろうか?それって、レミングへの道だとしか思えないのだが。
2014-01-04 14:18:03「当事者の時代」で描いた戦後メディア空間は、総中流に象徴されるような堅固な社会を前提にしていたので、社会のアウトサイドに出てマイノリティに憑依し、中央を逆照射するということに強い意味があった。
2014-01-04 14:45:04いまこの中央の堅固な基盤が崩れ、アウトサイドとインサイドの境目が消滅していく中で、消えつつあるインサイドの幻想を追い求めて(これも幻想の)マジョリティに憑依しようとする人たちが現れくるのは当然の帰結じゃないかな。>RT
2014-01-04 14:46:23