地質学者の白昼夢

南九州で次に起こる火砕流が川内原発を飲み込んだらどうなるか、想像してみた。
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川内原発のことは(火砕流から生き残る)南九州以外の人が考えて、

Ryusuke IMURA @tigers_1964

川内原発を襲うような巨大火砕流噴火が起これば、南九州はすべての人が死んでいるので、川内原発の存在は南九州以外の人が真剣に考えないといけないことなのだよ。

2014-01-22 14:22:53
早川由紀夫 @HayakawaYukio

関西や関東のひとは、自分のところに火山灰が10センチ降り積もることを心配するより、川内原発を心配しろてか。

2014-01-22 14:25:41
早川由紀夫 @HayakawaYukio

たしかにそうだ。言われるまで気づかなかった。

2014-01-22 14:26:23
Ryusuke IMURA @tigers_1964

火山灰が10cm積もっても死にやしないよ。川内原発がなければ、ただの厄介な火山灰が降るだけだが、それがあると文字通り「死の灰」が降る。

2014-01-22 14:35:25
早川由紀夫 @HayakawaYukio

コイグニンブライト火山灰は、放射能汚染されないだろう。

2014-01-22 14:38:04
Ryusuke IMURA @tigers_1964

4日くらいでベントが必要だったことを考えると、まだ灰神楽モウモウの時に水蒸気爆発が起きる。まだサーマルあるんじゃない?

2014-01-22 14:55:12
早川由紀夫 @HayakawaYukio

コイグニンブライト火山灰は、火砕流が走っている時間内に発生すると考える。アカホヤもATも、正級化してることがその証拠。つまり、噴出は10時間程度で終わる。

2014-01-22 15:00:43
Ryusuke IMURA @tigers_1964

正級化は確かにそうだ。雲仙の火砕流でも流走中に本体から分離していた。

2014-01-22 15:05:07

原発が火砕流に埋まったらどうなるんだろか、想像してみた。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

南九州を滅ぼした火砕流は川内原発も厚さ10mの火山灰の下に埋める。冷却システムを失った原子炉格納容器はやがて水蒸気爆発を起こして、放射能まみれの火山灰を周囲3kmまでの地表にまき散らす。風が吹くと風下1000kmまでひどい汚染が広がる。それは何十年も続いて北半球全体を汚染する。

2014-01-22 15:09:32
Ryusuke IMURA @tigers_1964

ベントと違って、熱もそれなりにあるかもね。周りが火砕流に埋まっていると上に抜ける。

2014-01-22 15:15:05
早川由紀夫 @HayakawaYukio

水蒸気爆発によって弾道軌道を描いて飛行する(大きな)物体は3キロくらいまでしか届かないが、火山灰は空高く上昇して風に流されるだろう。格納容器の水蒸気爆発のときに、1000キロの汚染帯ができちゃうね。こりゃ、除染するの無理だわ。

2014-01-22 15:16:47
Ryusuke IMURA @tigers_1964

その夢が見られるのは地質屋だけかな。白昼夢だといいね。

2014-01-22 15:17:06
Ryusuke IMURA @tigers_1964

使用済みは格納容器に入ってないからね。南九州以外の人、真剣に考えてね。あ、対策しろって言ってんじゃないよ。対策は無意味だからね。

2014-01-22 15:23:06

原発だけ心配して、焼かれる南九州の人を心配しないわけにはいかない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

歴史が繰り返されるとしたら、日本全国あるいは世界でゆっくりと進行する放射能被害よりも、火砕流に即座に焼かれる南九州300万人を心配するほうが大切と思う。

2014-01-22 16:42:35
早川由紀夫 @HayakawaYukio

カルデラ破局噴火が発生したら、火砕流の堆積物で原発が埋まってたいへんなことになるが、火砕流の通過域内に住んでいる何百万もの人々が瞬時に焼け死ぬことのほうがもっとたいへんだ。

2014-01-22 16:55:56
早川由紀夫 @HayakawaYukio

しかし、何百万人はもし1か月の猶予があれば全員避難させられるかもしれないが、原発の燃料は1か月くらいでは運び出せないのかな。冷却しなくてよいところまでもっていくこともできないのかな。

2014-01-22 17:00:39
早川由紀夫 @HayakawaYukio

1か月の猶予があるかどうかもわからない。カルデラ破局噴火を十分確からしく予知できるとは思わない。だから、何百万人避難なんて、国の年間予算に匹敵する莫大なカネを必要とするだろう対策が実際にとれるかどうか、たいへん疑わしい。

2014-01-22 17:02:59
早川由紀夫 @HayakawaYukio

カルデラ破局噴火が起こった場合、火砕流通過範囲内に住む人は、避難しない限り100%死ぬ。地質学に100%はあまりないが、これは例外的に100%だ。

2014-01-22 17:12:27
早川由紀夫 @HayakawaYukio

1902年5月8日、西インド諸島マルチニーク島で(小さな)火砕流が起きてサンピエール市を焼いた。2万8000人のうち生き残ったのは2人だった。

2014-01-22 17:13:43