劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』についての独白。【ネタバレ】
劇場版初見直後の感想。
見終わりました。見事にアイマスでした。私は天海春香だから。を反芻するだけで涙腺崩壊余裕です。ただ個人的にはライヴシーンは何回か見ないとしっくり来ないかも。
2014-01-25 16:52:57まあね、画面を見てると勝手に色々と奥底から、ほんと色々なものが重なって見えるんですよね。まっさらな思いでは見られないので、評価なんてできっこないですね。
2014-01-25 17:02:50その奥底から沸き上がってきて画面に重なっていくものがその人のアイマスなんです。そう言うように出来ている。だからその沸き上がってくるその全てがその人のアイマス。初めて映画でアイマスに触れた人にとってはあたりまえだけど、これがまっさらなアイマス。
2014-01-25 17:13:22まっさらなアイマスはとても綺麗なんだろうと思うけれど、それは見られないけれど、そのかわり、「私は天海春香だから。」の一言にその人のもっているアイマスの重みを全て投影できる。天海春香と言うその名前は他のすべての、その人のアイマスに置き換わっていく。それがこの映画の初見でした。
2014-01-25 17:17:21【ネタバレあり】劇場版アイドルマスターについて忌憚なく感想を述べようと思う。- 紫煙を燻らせて ~エコノミーPのブロマガ~
http://ch.nicovideo.jp/economyP/blomaga/ar46834
劇場版「アイドルマスター 輝きの向こう側へ!」感想 - めぐりあいクロニクル
http://d.hatena.ne.jp/kurumizaka/20140125/1390674773
雨の日に走るということ(劇場版ネタバレ有です) - Augenblicke
http://blog.livedoor.jp/z6520/archives/4614070.html
続(劇場版ネタバレ有) - Augenblicke
http://blog.livedoor.jp/z6520/archives/4614707.html
このあたりを読んだ後での独白。
あとね、過食症とか、結局自分の努力では補い切れないじゃないですか。自分の力の不足を補えないのであれば春香さんだって切り捨てていたかも知れないんですよ。
2014-01-28 20:29:47でも、自分では補えきれない何かがあると春香さんが感じたからこそ、春香さんはあそこまで追ったわけですよ。そこまでの経緯が長いとかじゃないんですよ。春香さんだって確信を持てないけれど感じたそこに、春香さんがわけいっていいのか、そのしゅうじゅんこそがあのまだるっこしさでしょ?
2014-01-28 20:36:54かなちゃんの自分ではどうにもなりない絶望感を、付き合いは短いながらも運命的な親和性で感じ取って、その自分の直感をきちっと確信を抱いて救い出す。そこまでの覚悟を決める時間がまだるっこしいと言うのは納得できない。
2014-01-28 20:37:52その彼女たちではすくえないものを、しっかりとすくえた春香さんの力に彼女たちはアニメでも共感してあのこの名前を呼んだんです。同じようにあの場面でともに涙をながしたんだと思いたい。
2014-01-28 20:42:25まあ宗教かもしれませんが、その汲み取れる力と、それを確かめるのにリーダーとしての立場、つまりすぐに切るべきと言う葛藤を抱えてしゅうじゅんする悟ったちひゃーとは違う、ちひゃーを悟らせたのにそれでもまだ迷う人間性をもっている未熟な豊かさに、それでも最後には救う、その弱さの先の強さに。
2014-01-28 20:48:38そこに天海春香がある。私は天海春香だから。がそこに結実する。だけど、それはけして春香さん教ではない。そこに描かれなかったかもしれないけれど、春香と同じように葛藤した765プロのアイドルズはあそこにいて、彼女たちは彼女たちなりの自分の結論を感じたはずなのです。
2014-01-28 20:51:30だから私は天海春香だから。はけして天海春香だけのものではない。それぞれのアイドルズが、私は私だから。と言う言葉をあそこで自らに刻んだ筈なんです。彼女たちをおってきた我々もそこに彼女たちの答えを感じる筈なんだろうと思ったんです。
2014-01-28 20:53:32その弱さを、それでも自分で受け入れて最後には馬鹿力とも言うべき強さで乗り越えていくヒロイン力を美希はライバルと呼んだのだって。こんな古典的ヒーロー力をもってるアイドルなんて、まあゆとり世代では追い付けないかもしれません。そこが自分のような世代には多分わかる。
2014-01-28 21:06:57そうすると途中でのアイドルズの冷淡さは天海春香をあげるための演出だったのか。いや、今考えれば、それは彼女たちが成功したからこその無自覚な奢りだったのでは。
2014-01-28 21:14:03765プロのアイドルズの合宿でのある意味の表層的なダンサーズの受け入れと深層的な意味でのハブが765プロの結束の強さの裏返しと自認しない驕りによる視野狭窄だと言う。たど春香はそこに同じように陥りながらも自分を見てくれていたかなちゃんとの絆を繋いだがゆえに、そこを抜け出た。
2014-01-28 21:17:47この論で言えばあのあずささんは、そこから抜け出してダンサーズの、かなちゃんのもとに寄り添う優しさを取り戻しつつあった春香さんとの綺麗な対比とは考えられないか。
2014-01-28 21:20:59まあ、私は天海春香だから、まではそんな感じかな。で、ライヴシーンで全てを洗い流してわっほいするカタルシスを期待したらあの残念さだったと。事前に高まりすぎたぶん、期待値高杉だったかもですね!
2014-01-28 21:33:11そして二回目の鑑賞後。
感想として、思ったよりも瑕疵はなかった。製作陣が一貫して表現しようとしてきたアイドルマスターを丁寧に収斂させたのではないか。構成もしっかりしてる。初見では少しガッカリしたライヴシーンもラスト以外はそれほど悪くなかった。ラストのロングの出来が余程印象に残ったようだ。
2014-02-01 16:38:08