『題名のない音楽会』のプロデューサーだった音楽家伊東乾さんのゴーストライター問題ツイートまとめ （2014.02.08）

ひらっち（クラシカルP） @hiratti_classic

もし今回の暴露が事実だとしたら、昨今のブームは佐村河内氏の(として発表された)作品を正当に評価していたのではなく、ただ“全聾の作曲家”“被爆2世”といった物語を消費していたに過ぎなかった、ということを証明してしまうことになるかも知れない。

松浦晋也 @ShinyaMatsuura

NHKは、前のNスペを撤回するなんてことはせずに、是非とももう一本Nスペを製作すべきである(ちなみに、シェルシは自分の即興演奏をアシスタントに楽譜化させていて、「それは誰の創作か」が議論になったのである)。

松浦晋也 @ShinyaMatsuura

読む。S氏騒動(吉松隆「隠響堂日記」) http://t.co/x3jG7ibgLn

おかだひろのり @okadahironori

なんと。 RT @FBi_JP: 「現代のベートーベン」別人作曲…失望と驚き　ＣＤ、ＤＶＤ出荷停止 http://t.co/kMdVCQN51P 「残念でならない」などと失望の声 http://t.co/Udsh44gV1W

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石塚潤一 @jishizuka

新垣隆は「大学講師」ではなく、作曲家でありピアニストですよ。それもかなり優秀な。そこんとこよろしくね。

松浦晋也 @ShinyaMatsuura

ゴーストライターの名前は新垣隆氏。　佐村河内氏の“影武者”が６日に会見/芸能速報/デイリースポーツ online http://t.co/HubQAfQMNv これでどの程度の寄与かが分かれば、例えば新垣隆/佐村河内守：交響曲1番「HIROSHIMA」でもいいのではないかな。

松浦晋也 @ShinyaMatsuura

この件で許しがたいのは本人でも協力者でもなく、感動物語に仕立ててNHKスペシャル等の番組を作ったプロデューサー(NHK社員ではなくフリーらしい)と、「妻に贈る銀の調べ」「奇跡の詩人」の失態を忘れて、そんな企画を通したNHKだと思う。 http://t.co/f6AySwuO27

石塚潤一 @jishizuka

佐村河内の交響曲があまりに稚拙であるがゆえに、新垣氏がゴーストだという事実がすんなり飲み込めない自分がいる。出版されている三善晃「レクイエム」のピアノリダクションをやった作曲家なんだよ。こちらには稚拙さの影もないのに。

松浦晋也 @ShinyaMatsuura

ほほー。 新垣隆 - 信心の王者たれ! (id:kasiini) http://t.co/oP2amcaFOf

Aki Kuroda 黒田亜樹 @kuroakimilan

彼の才能があふれ出るあのたたずまいと人柄がメディアから一般の皆様にも伝わって、嫌な会見にならないことを祈るばかりです

松浦晋也 @ShinyaMatsuura

聞いた。新垣隆：インヴェンション あるいは 倒置法 III http://t.co/MjybOSERUn この人、もの凄く感性が鋭い。こんな感覚は「空飛ぶ大納言」で伊佐治直の曲を初めて聴いて以来だ。しかし、これだけ作風が違うとゴーストをするのも大変だったんじゃなかろうか。

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Aki Kuroda 黒田亜樹 @kuroakimilan

ピアノ新垣隆 ／杉山洋一 作曲「君が微笑めば、それはより一層、澄んでゆく」圧倒的な素晴らしい演奏http://t.co/acKrTLfj9A

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石塚潤一 @jishizuka

補作で管弦楽曲として成立するものを、全聾の作曲家が交響曲を、と売り出すのはやっぱりマズいよね。それと止められなかった新垣氏の責任はあるかと思うが、問題はそもそも誰がああいう売り方のスキームを作ったのか、ということだよ。あんなに世事に疎い新垣隆にそんなスキーム作れるわけないじゃん。

石塚潤一 @jishizuka

何ていうか、シェルシの作曲法と似て非なる感じの協力作業だったように想像する。シェルシはオンディオーラという微分音程を出すことが可能なオルガンを使っての即興を、アシスタントに譜面に起こさせ、スコアリングさせて、その結果をシェルシ作品として発表していたわけで。

KATO Kosei @sd_tricks_kato

ベートーベンだってそういう売り方で定番商品になったわけで（ゴヤも中途失聴者だし）、マスコミも大衆も共犯かと。@itomusic 佐村河内さんの件、マスコミの騒ぎが大きくなっているのかな。 ハンディキャップを負った音楽家を過大に取り上げるというマスコミ自体が猛省すべきなのでは。

KATO Kosei @sd_tricks_kato

佐村河内守さんの件が炎上してますが、音楽学者として言えばある楽曲の創造の功績を全て特定個人に帰するというコンセプトは現実には無理筋だと思います。また、ミリ・ヴァニリの影武者事件が関係者の憤死という残念な結果を引き起こしたことを思い出していただければとも思います。

KATO Kosei @sd_tricks_kato

ベートーベンの第9はそれでかなり底上げされてます@kirik: 御意。改めて聴いてみたけど、良い曲ですよね… RT @Perfect_Insider: 佐村河内の曲を「曲がよいから」ではなく「耳の聞こえない人の作った曲だから」と聞いていた人は、いったい何を聞いていたのでしょうか。

Shoko Egawa @amneris84

佐村河内守氏の件については、彼が聴覚障害者だからとか、被爆二世だとか、そうゆうことで手加減せずに、とりわけ彼を持ち上げたメディアは、きっちり事実関係を検証すべきだにゃ。

松浦晋也 @ShinyaMatsuura

なんか色々な人がタイムライン見ているようなので。過去にブログでこんな記事を書きました。 佐村河内守「交響曲1番」の次に聴くべき交響曲を選ぶ http://t.co/6w2PJKCLyB

池田信夫 @ikedanob

佐村河内騒動を見て冷やっとしている人は出版業界に多いんじゃないの。芸能人とか財界人の「著作」のほとんどはゴーストだが、序文に「協力者」と書かれているだけ。それで生活しているライターは多いが、こういう慣行はやめ、ライターの名前もクレジットすべきだ。

池田信夫 @ikedanob

たとえば茂木さんの本の一部は、本人も認めたように口述でゴーストが書いた。K間K代さんの本もほとんどそうだといわれている。他にも複数のゴーストライターを知っている。出版業界は佐村河内だらけだ。

けいりん🧸🍁🦁🐦🩷 @koukounaries

ゴーストライター問題、ブームに乗って「いい曲だ」と思って聞いてた人たちが、これで聞くのをやめたりせずに、「実作者の新垣隆は他にどんな曲を書いてるんだろう」とか、「他にこんな感じのいい曲はないかな」とか興味を広げれば本人にも音楽界にも実りある結果になると思うんだよな。

Ken ITO 伊東　乾 @itokenstein

障害を持つアマチュアの方が作曲したという触れ込みでヒットしている現象、なにかあるのだろうと思いつつ、一切耳にしたことはなかったのだが、新垣隆君に委嘱していたとの報道を見非常に良くわかる気がした。別人の名であれば身に着けたあらゆる書法を駆使して気楽い作曲できる、は僕自身も経験ある所

Ken ITO 伊東　乾 @itokenstein

正直な会見を弁護士とともに行ったこの方を、僕はそんなに悪く思わない。さまざまな経緯や思いをもって、こうした補作を依頼することはない話ではない。新垣君が労作した、彼の師三善晃の「レクイエム」２台ピアノ（あるいは１台でも可）版のように連名で演奏すべきものもある。著作権料の正当配分のみ

Ken ITO 伊東　乾 @itokenstein

新垣隆君はすさまじいといってよい高い能力をもつ音楽家であると同時に、偶然や即興、アクションに重きを置く彼自身の作曲家としてのスタンス（についてほんの数日前やはり彼の師である中川俊郎さんと並べてちらと記したばかりだった）を大切にしている。書法の切り売りみたいな事は芸術人はしたくない