これからの教育をどう考えるか、小学校の先生に教えてもらった
- ryo0213ryo
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私も待望している!/「Eラーニングとウェアラブルとビッグデータで教育効果が可視化される時代よ、早く来い!」コウモリ http://t.co/ujAdFKWpnL
2014-02-28 21:03:23@tanakanorikiyo おお!!!実際に小学校で教鞭をとられている方にツイートもらえるとは!しかも一番の本音を掬い取って頂けて嬉しいです^^ もし良ければ、実際の指導経験を踏まえたご意見、お聞かせて頂けませんか? 拙記事の不備への指摘なども大歓迎なので!
2014-02-28 22:42:05@1984lee コウモリさん、こんにちは。田中 則清と申します。 経験学習と系統学習の変遷を踏まえた意見を述べないかぎり主張が弱い点を示していて、わかりやすいと思いました。特に、議論のイメージ図が参考になりました。
2014-03-02 16:31:58@tanakanorikiyo 田中さん、こんにちは。ご意見ありがとうございます^^ 実際にご指導されている中では、どう感じられていますか? 例えば台形公式の話が出ましたが、それこそ現場では「理解」してもらう工夫を凝らしに凝らしていて、色々思うところがあるのでは?と思うのですが。
2014-03-02 16:36:42@1984lee しかし、検定教科書とその指導書に従った指導を行っているかぎり、系統学習になります。(教科書会社なりに工夫して、子どもの生活に結びついた内容を盛り込んでいますが。すべての目標を盛り込みつつ、経験「的」な学習を目指した紙ベースの教材の限界かもしれません。)
2014-03-02 17:09:00@tanakanorikiyo 本当にそう思います! 視野を広げてみれば、「教科書」・「今の学校」という仕組み自体が、系統学習寄りなんですよね!!!
2014-03-02 17:09:27@1984lee そのため、私は、数学的概念の獲得や公式(定理)の発見時には、問題解決型の学習になる授業を心がけています。理想として描いている授業は、少なくとも単元の始まりと終わりは経験学習になるようにデザインし、途中は系統学習を個別に進めていく形の授業です。
2014-03-02 17:27:03@1984lee 台形の公式などを発見する際には問題解決型の授業(デューイの経験学習ではありません)がされるべき、と日本では考えられています。(国際算数数学授業研究プロジェクトの先生方の意見より)http://t.co/MT6p4bsDNh
2014-03-02 17:41:03@1984lee その問題解決型の授業は、一斉で行われることが多い印象があります。台形の公式を発見したあと、それを活用して使いこなせるようにトレーニングする時間は個別学習でよい、と考えます。
2014-03-02 17:54:37@1984lee 昨年度、武雄市で行われた授業では台形の公式の求め方を1人ひとり学習させてくる反転授業にしたようですが・・・。 http://t.co/BNZfV5h9yL
2014-03-02 17:58:21@tanakanorikiyo 面白いですね! 本格的に反転授業になっていくのは来月からですか!? どうなるんだろう…?
2014-03-02 18:01:10@1984lee 反転授業の選択肢がない頃は、理由も含めて公式をすでに知っている児童とそうでない児童がいる教室〈内〉で、「どのように」言語化したり、図式化したりして、1人ひとりが公式などの理解に至らせるかついて考えられてきました。
2014-03-02 18:20:37@tanakanorikiyo はい。児童によって知っているかどうかが分かれている状況だと、すごく授業がやりづらそうです; たくさん工夫を凝らしているのだと思うけど、ほんっとうに大変そう><
2014-03-02 18:22:49@1984lee それが反転授業によって、教室の〈外〉で個別に理解させてきて、その後に〈内〉でその内容の強化をした例だと思います。
2014-03-02 18:21:47@tanakanorikiyo なるほど。「知っているー知っていない」を<外>で均一化したあと、授業<内>で強化する。児童が一堂に会する場である<教室・授業・内>の利用法として、こちらの方が良さそうに感じます!
2014-03-02 18:25:53@1984lee 〈外〉での均一化は、教室〈内〉での画一的な一斉授業をやりやすくする授業者側の都合にも感じます。そんな授業にするためにICTを活用するかぎり、教育の目標を達成することから離れたところで授業をしていることになる、と思います。
2014-03-02 19:03:25@tanakanorikiyo なるほど。たしかに、教師側の都合しか見ていないようにも取れますね! ICTに関しては、「教育目標」との乖離が絶対に問題になっていくと思っています。測定しやすいデータ(教育効果)に、教育目標を矮小化していく傾向が出てくるのではないか?という不安です。
2014-03-02 19:09:25@1984lee 子ども達のためを考えるならば、台形の公式を身につけさせるという小さな目標だけでなく、未来を生き抜くために必要になるだろう目標の達成を目指した授業デザインにした方がいいと思います。
2014-03-02 19:09:23@tanakanorikiyo すっごく同意します! 未来を生き抜くために何が必要になるか、大きな意味での「教育目標」を考える・捉え直すのが大事だな、って、本当にそう思います。そしてその教育目標について、社会的なコンセンサスも作っていかないといけない。
2014-03-02 19:10:48@1984lee ICTによるデータの容易な蓄積が、数値化できる目標に矮小化してしまう傾向を生み、さらにそんなデータを集めるためにICTを使っていくという不安でしょうか。 ICTを活用する以上、その傾向は強まるでしょう。しかし、活用していなくても、すでに生じているのが現状です。
2014-03-02 19:23:57@tanakanorikiyo そうです!/もう生じているんですね; 教育目標の矮小化は、困ります。目標を矮小化した狭い教育の押し付けは、良くないと思います!
2014-03-02 19:56:51@tanakanorikiyo 現場の先生は、本当に忙しくて大変だろうと思うのですが、その中で「これからの新しい教育」を考えてらっしゃる先生がいて、本当にすごいなーって尊敬しています。もし良ければ、生活世界からはじまる授業、詳しく教えて頂けませんか?
2014-03-02 17:19:57@1984lee 子どもの生活世界からはじまる授業は、教科書から始まる授業ではありません。子ども1人ひとりの日常の中にある興味や関心からはじまる授業です。こちらからは、きっかけを与えません。子どもの不思議や驚きがきっかけになります。ちなみに「生活世界」という言葉は、哲学用語です。
2014-03-02 19:51:59@1984lee それを突き詰めた例に、サドベリースクールがあります。未熟な子どもとしてではなく、一人の個人として尊重し、民主主義の社会の一員として学びを支援する学校にしています。
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