ゴーストライターに文章を任せるなんて自分には無理
- FukushimaKokugo
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でも、いわゆる実用書・ビジネス書なんて、「ライター原稿」は当たり前の世の中だからな……。超有名な某大学教授や超有名な某医師が、原稿をライターにまかせているということを、編集者や本人から聞いたこともある。
2014-03-08 10:47:58あ、ちなみに、私は一切の原稿を自分で書いています(笑)。ライター原稿は、もし依頼されても絶対に断ります。読点や改行1つにもこだわりがあるからです。
2014-03-08 10:49:11ブログ更新しました。/書籍のゴーストライターというエコシステム|佐々木俊尚blog http://t.co/1UhEQTKyFw
2014-03-08 15:21:42他人に文章を書かせたら文体が死ぬ。某教授の本は文体が死んでいる。その人らしさがまったく感じられない。あんな本をよく出そうという気になるなあ、と思う。
2014-03-08 16:21:27文章も楽譜もそれぞれ共通のルールにのっとった記号であるにもかかわらず、音楽のゴーストライターは批判され、文章のゴーストライターは黙認される。
2014-03-09 01:28:38ただし、文章といっても小説等の場合は、今回のように批判されることもある。要は、芸術性の高低なんだろうな。芸術性の高いものほど、オリジナリティを求められる。
2014-03-09 01:30:13ビジネス書のゴーストライターは山のようにいるんだろうけど、小説のゴーストライターというのがどの程度いるのか。かなり少ないはず。
2014-03-09 01:31:14芸術性の高いゴースト。あとは、なんだろうね。ゴースト漫画家、ゴースト画家、ゴースト調理師、……そういえば、映画で主役の代わりに危険なシーンを演じるスタントマンは「ゴースト」じゃないのか(笑)?
2014-03-09 01:33:59言いたいことがある。でも、表現力がない。だから、金を払ってその道のプロに頼む。分業制。……と言えば聞こえはいいが。結局は、作り手の気構えなんだと思うな。スタントを他人にやらせることがほとんどないジャッキー・チェンやトム・クルーズのようなこだわり・自信・プライドがあるかどうか。
2014-03-09 01:40:11言葉が世界を分節するということを考えれば、たとえ自分より上手い文章をゴーストに書いてもらったとしても、その文章によって生み出された「世界」が自分や読者を幸福にするとは限らないはずだけどね。だって、ありのままの自分の世界じゃないんだから。それは。
2014-03-09 01:47:14言葉は音符以上に繊細なのだから、文章のゴーストライターはゴースト作曲家以上に批判されてしかるべきだとおもうけどね。本当は。
2014-03-09 01:51:27ゴーストライターの手による文章が生み出したメッセージや主張は、著者の実像ではなく、虚像。少なくとも、ズレてる。著者は、そこに気がつくはず。読者は気づかないかもしれないが、著者は気づく。それを、拒否できるかどうか。それが、プライド。スタントマンを使わないプライドと同じ。
2014-03-09 01:55:26ホリエモン“ゴーストライター疑惑”暴露のワケ「不誠実が1つ減ればいいと」(スポニチアネックス) - Y!ニュース http://t.co/rjZaW9zpzT
2014-03-14 00:38:14「ゴーストライターは出版業界の悪しき慣習の1つだと思う」。たしかにそう思う。ちゃんと、原案誰々・執筆誰々と、担当した「範囲」を明示すればいいじゃないか。それを明示しないから「ゴースト」と言われる。無理もない。
2014-03-14 00:40:45ゴーストなのは公然の秘密ですよ、とか、あちこちでしゃべってますけど何か、とか、そういう開き直りはどうかと思う。それなら、ちゃんとカバーに書けばいい。私の担当は原案だけです、と。
2014-03-14 00:41:28某キュレーターがゴーストライターについて「エコシステム」などと書いていたが、「みんなやってるんだから問題ないでしょ」という安易さが見え隠れしていて、ひっかかる。
2014-03-14 00:43:07大学入試問題に自著から出題されて嬉しかったが、それも、自分自身で一字一句を書いたからこそだ。このあたりはモギケンさんの言い分と同じだ。自分で書くということそのものの喜びが、そこにはある。
2014-03-14 00:44:38