【実況】オン・ジ・エッジ・オブ・ザ・ホイール・オブ・ブルータル・フェイト#1(発掘)
- karafuto1979
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(あらすじ:デスナイトとの死闘の中、ニンジャスレイヤーは、キョートの秘密組織「ザイバツ・シャドーギルド」とソウカイヤとの抗争が、あの日のスゴイタカイ・ビルでの凶運を引き起こしたのだと知る。デスナイトに勝利したニンジャスレイヤーは盟友ナンシー・リーの協力を仰いでいた)
2011-08-14 14:23:27ナンデ!?スリケンマークナンデ!?翻訳チームはウキヨエ・マツリに行けない!アイエエエエ!?#njslyr
2011-08-14 14:26:50.@1000sky_MMSR =サンのスペースでディステニーめいた遭遇とペーパーの交換!ペーパーは実際スゴイキレイ! #NJSLYR
2011-08-14 14:34:41「フユコ?トチノキ!」己の叫びでフジキドは我にかえった。朝?ブラインド窓から気怠い陽光が漏れ込み、外ではバイオスズメの鳴く声。フジキドは正座している己を見出す。この姿勢で待ちながら眠ってしまったのか。眼前に無骨なデスクと椅子がある。デスクには電源の落ちたUNIXデッキ「久米4」。
2011-08-14 14:38:12そして寝息。フジキドは立ち上がり振り返る。ベッドフートンには無防備に泥のように眠る金髪の美しい女。ナンシーだ。うつ伏せの横顔、目の下のゴスめいたクマはザゼンドリンクの過剰摂取の症状の一つだ。実際、普段のナンシーであればこんな姿を他者に見せはすまい。フジキドは彼女を案じた。
2011-08-14 14:42:45デスクにはドラムロールに巻かれたパンチシートのプリントアウトと、添えられたメモの切れ端がある。ナンシーの字だ。「例の組織の関与の裏付け取得済。当然これはボランティアでは無く貸しです。ナンシー」……フジキドはパンチシートを手に取り、下ろし、そしてナンシーに手を合わせた。「ドーモ」
2011-08-14 14:48:48「死体にアイサツするみたいな真似はよしてよ」思いがけずナンシーが目を閉じたまま言った。「すまぬ。起こしてしまったか」「このまま話していい?ちょっとね……しんどくて」「大丈夫なのか」ナンシーは溜息を吐いた。「大丈夫って事も無くて。症状……原因はわかってる」
2011-08-14 15:02:49「ザゼンドリンクだな」「判る……まあ……貴方ともだいぶ長い付き合いになるしね」目を閉じたまま、ナンシーは口の端を歪めて笑った。「ここのところの能力以上のオーバーワーク……今まで騙し騙しやって来た。対処の方法自体は色々あるけど……」「すまぬ。……すまぬ」フジキドは二度繰り返した。
2011-08-14 15:11:03特にここ最近、ナンシーは己のニューロン性能をザゼンドリンクのオーバードーズによって補って来た。飲用者の精神をフラットに澄み渡らせる瞑想用のドラッグ「ザゼン」は、主要マーケットであるザゼンカルトやヨギ達の間のみならず、一部のハッカーにも「裏技」として愛用されている。
2011-08-14 15:18:48ナンシーのザゼン使用の常態化は避け難いものであった。ソウカイヤやヨロシサン、オムラの危険なIRC防衛機構、そしてダイダロスのようなハッカーニンジャを相手取った熾烈な戦いは、彼女に相応の消耗を強いてきたのだ。ゆえにフジキドは詫びた。「……よしてよ」ナンシーは寝返りを打った。
2011-08-14 16:04:20「何度でも言うけど、私はボランティアで貴方を助けたり、ニンジャやヤクザとやり合ってるわけじゃ無い……私には私の事情と理由がある。ワカル?」「……」事情と理由とは?フジキドは問いを飲み込んだ。これまでも繰り返し、浮かんでは消えた問いだ。二人の共闘は長いが、共有する秘密はまるで無い。
2011-08-14 16:13:32ウキヨエ・マツリの全日程終了!お疲れさまでした!ニンジャ・ヘッズとの出会いも実際刺激的でした!!ワッショイ!!#NJSLYR #Comiket
2011-08-14 16:14:21